長谷川慎主演「顔のない患者-救うか、裁くか-」主人公の運命を揺さぶる8名のキャストを解禁2025/12/12 13:00
長谷川慎（THE RAMPAGE）が主演を務め、2026年1月8日スタートのカンテレ×FODドラマ第5弾「顔のない患者-救うか、裁くか-」（木曜深夜0：15、関東・関西ローカル＝カンテレ制作、フジテレビでは木曜深夜0：45）の新たなキャストとして、井上想良、樋口日奈、梅舟惟永、さかたりさ、高橋侃、遊井亮子、曽田陵介、飯田基祐の出演が決定した。さらに、本編への期待が高まるティザー映像が公開された。
八代理沙氏と本間おと氏が手がけるオリジナル脚本で届ける本作は、主人公の医師・都築亮（長谷川）が「愛する人を救うために、他人を殺せるか」という究極の命題に直面し、極限まで追い込まれていくノンストップ・ヒューマンサスペンス。突如として“命の天秤”を突き付けられた都築は、タイムリミット、誘拐犯の思惑、警察からの追及の中で極限まで追い込まれていく。誘拐犯の目的は一体何なのか、そして明らかになる、都築の消えない傷とは。
都築の周りにいる人物は果たして“敵”か“味方”か。物語に緊張感をもたらし、都築の運命を揺さぶる、8名のキャストからコメントが到着。
都築が勤務する白都総合病院の院長の息子・夏井冬馬役には、井上が決定。同じ病院で働く、看護師・泉みなみ役を樋口が、看護師長の坂口麻子は遊井、ムードメーカー的存在の看護師・萩田太朗を曽田が担うことも決まり、実力派キャストが顔を並べる。
また、都築に疑いの目を向ける長野県警警視の管理官・高槙倫役を梅舟が、警部補・鷲尾和臣役で飯田が登場。そして、都築が“命の天秤”にかけられる最愛の妻・美保をさかたが、“3年前の爆破事件”の犯人・朝比奈伊織を高橋が担当する。突如として究極の選択に迫られた都築の周りにいる人物は果たして“敵”か“味方”か。
井上は演じる夏井について「合理的で冷静でプライドの高い外科医です。自分の中に自分なりの正義があるからこそいろいろとぶつかってしまうのだと思います。でも根は『病院のため、医療のために』と動いている医者です」と分析。また、「初めて台本を読んだ際は、最後まで展開が読めなくて面白いなと思いました。医者でないと分からない苦悩だったり、場面があって、とても胸が熱くなりました。都築とは真反対の外科医なので、いいギャップを作れるように頑張りました。最初から最後までハラハラ全開で心臓に良くないドラマになっています。最後まで展開を予想しながら、楽しんで見てもらえたらなと思います」と説明した。
続けて樋口は、「私が演じる泉は看護師でありながら、医療に携わるもの、そして1人の人間として、葛藤と闘いながら何かを抱えています。心の中の優先順位に確定要素なんてなく、その時の状況によって変わる、不安定なものなのだと突き付けられる。そんな生々しさがある気がします」と感想を述べ、「目を離せぬ怒涛（どとう）の展開に、食い入るように台本を読み進めている自分がいました。これがドラマとして映像になるなんて…。緊張と期待が入り混じるような高揚感でいっぱいです」と期待を寄せている。
さらに「“生命の選択と順番…”非日常のようで、実は私たちは常にその状況と隣り合わせて生きているのかもしれない、そんなことをこの台本を読んで思いました。物語の終盤にかけてそれぞれの背景が明らかになっていくので、息をつく暇がありません。2026年一発目からすさまじい勢いで進むストーリー。ぜひご覧ください！」とアピールした。
梅舟は「高槙は、自信にあふれた切れ者で、恐れ知らずで、現場に突っ込んでいく刑事です。自分と真逆なので演じる上で気合いが必要だなと思いましたが、チャーミングな部分や、生意気な部分も挟みつつ、楽しんで演じたいと思います！」と笑顔。加えて「台本を読みながら、手に汗を握る展開が続き、ハラハラしてページをめくる手が止まりませんでした。登場人物がそれぞれ切実な思いを抱えていて、それが交差して想像できない状況に追い込まれていくさまがとてもスリリングだと感じました。それぞれの登場人物の心情の変化に注目して見ていただきたいです」と呼びかけた。そして、「もしこの状況に置かれたらどうするだろうか、自分にとっての正義とは何なのか。答えの出しがたい問いについて、一緒に想像して考えていただけたらうれしいです」と発言している。
さかたは演じる美保について、「3年前に爆破事件に巻き込まれ、けがを負い後遺症を抱えながらも、それに負けず前向きに生きる女性です。今回また事件に巻き込まれて誘拐されてしまいます。その中で揺れる美保の感情を丁寧に演じたいです」と語り、「台本を読み進めるうちに、自分の役柄を忘れてしまうほど物語に没頭していました。緊迫した展開が続き、先の展開が気になり、一気に読み進めました。先の読めないドキドキハラハラの展開が続くサスペンス作品です。その中で“命”について考えさせられる瞬間もあり、見応えのある物語になっています。ぜひご覧ください！」と、興奮気味に話した。
また、高橋は「朝比奈伊織役を演じます高橋侃と申します」とあいさつし、「台本をいただいて読んだ時、自分のシーンから始まることにこのドラマの責任を感じました。ですが、ともに気合が入ったのを覚えています。僕が演じさせていただく役は3年前に起きた爆破事件の犯人です。言えないことも多いのですが、彼の葛藤を繊細に演じさせていただきたいと思っております。ぜひお楽しみに」とコメント。
そして、遊井は扮（ふん）する役柄に関して「坂口は医療従事者として、とても責任感があり仲間思いの優しい看護師長です」と伝え、「台本はスピード感のあるスリルとサスペンスで、続きが気になるストーリーでした。“誰かの命を奪った人の命を助ける”“被害者の方は亡くなっているのに、加害者の命を救う”“医療従事者としての責任感、ただの人としての感情…”そこをお伝えできればと思います」と思いを告げた。
萩田役の曽田は「今回僕が演じさせていただく萩田太朗という役はムードメーカー的な立ち位置で、ひょうきんなところもあるのですが、空気が読めず上司に怒られてしまうところもあります。憎めない奴として見ていただけるとうれしいです（笑）」とメッセージを寄せ、「完全オリジナルということで、主に1日の話なのですが、次の展開が予想できず面白く台本を読ませていただきました。また、テーマに“命の選択”というものがありキャラクターそれぞれが考える“命”というものが印象的でした。すてきなキャスト、スタッフの皆さまと誠心誠意この作品に向き合って撮影してまいります。放送までお楽しみに！」とアピールしている。
最後に飯田が「私が演じる長野県警の鷲尾は、ある事故が原因で第一線を退いた刑事です。そこに、管理官・高槙（梅舟）が現れて、再び捜査に引きずり戻されます。バディとなった高槙と衝突しながら、そして足りないものを補いながら事件解決に向けて捜査を進めていきます。それぞれの登場人物のバックボーンがしっかりと描かれていて、無駄がなく隙がない、本当によく練られた台本だと思いました」と思いを打ち明けた。
そして「この物語の主人公は、迫り来る制限時間の中で究極の決断を下さなくてはいけません。一瞬たりとも目が離せない展開に、ハラハラドキドキの連続になると思います。ぜひリアルタイムで見ていただいて、次回が待ちきれなくなるような、そんな時間も含めて楽しんでいただけたら、こんなうれしいことはありません」と話している。
なお、ドラマ公式SNSでは、都築の“揺れる覚悟”を映し出した感情の振幅が伝わるティザー映像を公開中。誰かを救うために、誰かを犠牲にするのか。究極の選択に葛藤する都築の姿が、静かな余韻と強烈な引力を放つ、印象的な映像は必見だ。
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