橋本愛&瀬戸康史が「にこたま」でW主演! 渡辺ペコの人気コミックが実写ドラマ化2025/11/26 05:00

FODとPrime Videoでは、12月26日午後8:00から、FODオリジナルドラマ「にこたま」を配信することが決定した。
FODオリジナルドラマ「にこたま」は、渡辺ペコ氏原作の同名コミックを実写ドラマ化。2010年に連載が開始され、恋愛観、結婚観、家族観といった身近なテーマで多様な在り方を描き、多くの支持を集めた作品を、ドラマでは、恋人、結婚、家族の“当たり前”を根底から揺さぶり、“正解のない愛”に徹底的に向き合う、令和の今こそ必要な挑戦的なラブストーリーとして映し出す。

本作で主演を務めるのは、映画「熱のあとに」(2024年)やドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)など数々のヒット作に出演し、ジャンルを問わず幅広い役柄をこなす橋本愛。下町の弁当店で働きながら、周囲に流されることなく自分らしく生きたいと願う女性・浅尾温子を演じる。そして、大学時代からの温子の恋人で、弁理士事務所に勤める岩城晃平を、映画「愛なのに」(22年)やドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系)、舞台「A Number―数」ほか多数の作品に出演し、幅広い活躍を見せる瀬戸康史がダブル主演で担う。優柔不断ながらも、誰に対しても分け隔てなく接する素直な性格の晃平は、人生の選択を迫られる中で、愛と責任の間で揺れ動いていく。


晃平の同僚で、どんな難しい案件もこなし、その仕事ぶりが評価される半面、近づき難い印象の高野ゆう子役には、モデルとしてデビューした後、清楚で心(しん)のある演技が魅力の俳優として、ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(フジテレビ系)、「放送局占拠」(日本テレビ系)などテレビ、映画、舞台と多方面で活躍中の比嘉愛未。物語の鍵を握る存在として、複雑に絡み合う関係性を見せていく。監督は、映画「PARKS パークス」(17年)、「ジオラマボーイ・パノラマガール」(20年)、「違国日記」(24年)などを手掛けてきた瀬田なつき氏。日常に隠れた感情や人間関係を繊細に表現し、丁寧に物語を紡ぐ。

「にこたま」で、登場人物の感情や関係性を象徴する重要なモチーフとして随所に登場するのは「食」。温子と晃平の日常に並ぶ料理は、言葉にできない気持ちをそっと映し出し、「食」を通して人生の喜怒哀楽が丁寧に描かれていく。
東京・谷中にある弁当店「よねすけ」で働く温子。特許などに関する手続きをクライアントに代わって行う弁理士の晃平。2人は大学時代に出会って12年、長年同棲中で仲が良く、日々共に食卓を囲み、互いの小さな変化にも気付ける今の関係に満足した毎日を送っていた。そんな中、晃平は同僚で弁理士のゆう子と、たった一度関係を持ってしまう。
3人の葛藤を日常の風景や季節の移ろいの中で、ポップでありながら深く繊細につづる本作。“何が正解か?”よりも“どう生きたいか?”静かな余韻とともに、切なさと共感を視聴者の心に深く訴えかける物語だ。それぞれの人生が交差する瞬間、3人が選ぶ道の先に、どんな「家族のかたち」が待っているのか……!?

コメント
■橋本愛(浅尾温子 役)

「普段から渡辺ペコさんの漫画を愛読していて、まさか自分が演じることがかなうなんて、夢にも思っていませんでした。あっちゃん(温子)は、恋愛観、結婚観、子どもについての価値観など、世間との違和をずっと感じてきた人ではないかと思います。原作のあっちゃんと今の私は、同い年。共感も共鳴も余りあるほどでした。あっちゃんは、自分にとっての“家族”がどんなものなのか、降り積もった砂をかき分けるように見つめていきます。あっちゃんの選択は、この世に確かに存在する一つの道筋。晃平との、恋でもなく愛でもない、名前がまだない関係についても、見守ってくれたらうれしいです」
■瀬戸康史(岩城晃平 役)

「原作を読んだ時、もし自分が同じ立場だったら何度も気絶しているくらいとんでもなく最悪の事態が起きているのに、読み終わった後は変な感情を引きずることなく、ある意味スッキリした感覚がありました。晃平を演じる上で、原作者の渡辺ペコさんが作り出す“軽さ”みたいなものを大切に、そして起きた事に対して誠実であることをテーマに演じました。愛や家族のかたちについて向き合えた作品でした。ぜひご覧ください」
■比嘉愛未(高野ゆう子 役)

「今回、高野ゆう子役として出演が決まってから、原作を読み進めていくうちに、仕事ではキャリアを築き、精神的にも自立しながら、どこかにもろさや素直になれない強さを抱えて生きる彼女の姿に強く共感しました。そんな彼女を演じられることを、とても楽しみにしていました。“オトナ”とは何か、人と関わり合うことの楽しさと難しさ。優しい空気感の中で、そのテーマが描かれています。ゆっくりと味わうようにご覧いただけたらうれしいです」
■渡辺ペコ(原作)
「原作漫画の『にこたま』は十数年前の作品です。漫画家として今よりさらに経験も自信もなく、試行錯誤しては落ち込み……の日々でした。そのような原作を、こんなに華やかで実力のある俳優さんたちと誠実なスタッフさんたちが、今新たに形にしてくださる機会に感謝しています。十年以上経ってこんな幸運をいただけるとは。原作を読んでくださった方も、全く知らない方も、新しい『にこたま』の世界を楽しんでいただけたらうれしいです」
■瀬田なつき(監督)
「渡辺ペコさんの描く、唯一無二の世界を、素晴らしいキャスト・スタッフと共に映像化できたこと、とても幸運に思います。ありがとうございます。ワクワクしながら、ヒリヒリして、くすくすしながら、ゾクっとして、言葉にできない混沌複雑な感情たちが、役者たちと共に、連なり重なり、画面の隅々まで満ちています。見るたびにさまざまな発見のある、ちょっとおなかがすくドラマになっていると思います」
【コンテンツ情報】
「にこたま」(全8話)
FOD、Prime Video
12月26日午後8:00から第1・2話配信(以降、金曜午後8:00に最新話を配信)
※配信日時は予告なく変更になる場合あり。
※FODでは1話無料。
※Prime Videoでの視聴には会員登録が必要。
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