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要潤、「終幕のロンド」で演じる“悪い男”が話題「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要」 2025/11/17

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要潤、「終幕のロンド」で演じる“悪い男”が話題「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要」 

 フジテレビ系では本日・11月17日に、草彅剛が主演を務めるドラマ「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」(月曜午後10:00=カンテレ制作)の第6話を放送。

 「終幕のロンド」は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーの遺品整理人・鳥飼樹(草彅)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。遺品に隠された真実を知って、思わず心揺さぶられる登場人物たちの様子は必見だ。そんな感動的な人間ドラマの裏では、切ない大人の恋も描かれ、先の展開が気になるオリジナルストーリーとなっている。

要潤、「終幕のロンド」で演じる“悪い男”が話題「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要」 

 第5話では、両親のことを知りたいという御厨真琴(中村ゆり)の願いで、樹と真琴が、鮎川こはる(風吹ジュン)の愛した佐々木俊介(加治将樹)の足跡をたどって伊豆へ。発熱した真琴を旅館の一室で介抱する樹の傍らで真琴のスマートフォンが執拗(しつよう)に鳴り続け、樹が御厨利人(要潤)からの電話に出るという修羅場を予感させる展開に、視聴者から衝撃の声が上がった。さらに、矢作海斗(塩野瑛久)の涙と真っすぐな思いが届き、久米ゆずは(八木莉可子)が母親と決別するシーンにも多くの反響が寄せられた。

 今夜放送の第6話では、妻の電話に出た樹に、静かな怒りをたぎらせ、自分の不倫はさておき、妻の不貞を疑う利人の様子が描かれる。大企業の跡取り息子による愚行という“悪い男”の典型に、視聴者から非難の声と同時に「クソ男っぷりが好き」と賛否両論ある中、「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要です」という利人を演じる要が、役への思いや撮影現場でのエピソードを明かした。

要潤、「終幕のロンド」で演じる“悪い男”が話題「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要」 

――「終幕のロンド」の魅力を教えてください。

「このドラマはさまざまなテーマが入り組んでいます。高齢化社会、企業内ハラスメント、そして大人のラブストーリーなど、あらゆる角度の見方があることで、ストーリーの着地点を回を追うごとに想像させられる、次の話が気になる、ということが魅力だと思います。個人的には悪い利人が会社でのハラスメントを受けるたび、『ざまぁみろ』と思っています」

――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか? 視聴者からは要さんが“悪い男”を演じていることで、“何かある”という期待が寄せられています。

「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要です。ストーリーを際立たせる悪役、敵役の存在感が薄いとドラマに厚みが出ませんから、心して演じるようにしています。視聴者の皆さんの声が多いほど成功なのかな、と感じています」

要潤、「終幕のロンド」で演じる“悪い男”が話題「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要」 

――撮影現場でのエピソードを教えてください。

「御厨家は役の上ではバラバラですが、役を離れるとみんな仲良しで、いつも同じ控室で集まってご飯を食べたりしています。村上(弘明)さんと小柳(ルミ子)さんが率先して会話を展開してくださり、とても話題が豊富なので笑いが絶えません。小柳さんとLINEを交換しました」

――撮影を乗り切るためのリラックス方法を教えてください。

「料理が好きなので、夜帰宅したら黙々と何かを作ります。大変な撮影を終えた日にそれが冷蔵庫にあると思うと、どんなことでも乗り切れます」

――第6話の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします!

「利人は樹と真琴の関係をいよいよ本格的に疑う展開になり、夫婦関係にさらなる亀裂が入ります。一つのボタンの掛け違いが、さらなる展開を呼び寄せることに。物語は中盤に差し掛かりました。これからますます見応えある展開になりますので、引き続きお楽しみください」

要潤、「終幕のロンド」で演じる“悪い男”が話題「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要」 

【番組情報】
「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」
カンテレ・フジテレビ系
月曜 午後10:00~10:54

文/TVガイドWeb編集部

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