「プレバト!!」アート査定でしのぎを削る田中道子＆辻元舞を直撃！2025/11/13 13:00

　番組のアート査定で、これまでも切磋琢磨してきた美しきアート系ママの田中道子と辻元舞。そんなお二人が、11月13日放送の「プレバト!!2時間スペシャル」（木曜午後7：00＝MBS制作）で、サンリオとコラボした「消しゴムはんこコンクール」で激突。番組収録を終えた田中と辻元に「TVガイドWeb」が直撃した。「週刊TVガイド」11月14日号（11月5日発売）では、田中と辻元のインタビューを掲載。ロングバージョンをTVガイドWebでも公開する。

辻元　「今回は『消しゴムはんこコンクール』の査定ということで、『プレバト!!』とサンリオのコラボというのをかなり意識しましたね。しかも放送日を見た時に『あ、こういうテーマにしよう』って思い付いて」

田中　「すぐ決まったんですか？」

辻元　「うん！　シンプルに」

田中　「いいな～。私は悩みに悩んで…。コラボレーションならではの難しさを感じました。でも、サンリオのキャラクターで、しかもハローキティって誰もが知っているので生半可なことはできないと思ってチャレンジしました」

辻元　「私、『消しゴムはんこ』はパラパラ漫画の時に優勝させていただいていて、得意分野だと思っているので、かなり意気込んで挑んだんですけど、朝から始めて夜中までかかりました」

田中　「私はそもそも『消しゴムはんこ』がすごく久しぶりで。（出産後の）復帰直後だったのもあり、ずっと子どもを抱っこしてるから腱鞘炎（けんしょうえん）になっちゃって」

辻元　「だって、まだ産後すぐだもんね！　産後なんて私、半年ぐらいまで手がしびれてたし、ペンも握れなかった」

田中　「ホントですか!?　やるべきじゃなかったかも…（笑）」

辻元　「『色鉛筆』もやってたでしょう？　すごいよ～」

田中　「復帰を早くした分、やっぱり負担も大きかったけど、サンリオとのコラボだし、コンクールだし、絶対出たい！　と思って」

辻元　「田中さんは、特に一級建築士試験に合格されてから、建物の描写力が本当にすごい！」

田中　「ありがとうございます。うれしい！」

辻元　「誰も敵わないと思う。あれだけ正確に描こうと思ったら、かなりの根気が必要だと思うから」

田中「辻元さんは私にないものを持っていて。最後まで絶対諦めない。これはもう性格だなと思うんですけど、たまに何個も作品が重なる時があるんですけど、どれも手抜かずに最後まで完璧にされるから、それは絶対に作品に出るし、気持ちのいい作品ができるから、本当に尊敬しています。きっと家事とか育児も、ちゃんとやられているんだろうなぁって。私には…なかなか無理！（笑）」

辻元　「確かに、やるなら完璧に…って思うけど、制作当日は本当に家族の完全協力のおかげで成り立ってる。どうしても家事・育児が後回しになっちゃうから、その分、旦那が頑張ってくれたり、子どもたちがちょっと我慢してくれたり。あとは、子どもたちが寝てる間と学校に行っている間にどれだけ追い込めるか。1日の中でもタイムリミットを決めてやっています」

田中　「うわ～、すごいなぁ。お子さん3人いらっしゃるじゃないですか。みんな協力的ですね！」

辻元　「ありがたいことに。それこそ『プレバト!!』に出始めた頃は、次男がまだ小さくて手がかかったから、描こうと思った時に描けなくてもどかしいことがあって。今はもう、上の子2人は番組も一緒に見てるし、『ママ、頑張ってね！』って理解してくれるようになってきて。田中さんは今年の夏なんだよね？」

田中「逆にまだ何にも分かってないから抱っこしておけば大丈夫なんです。左手を犠牲にしつつ（笑）」

辻元　「いやいや、抱っこしながら描くとか大変すぎるよ！」

田中　「でも、苦労は買ってでもしろって言うし、抱っこしながらっていうのも今だけだから、それを楽しんでやっているというか」

辻元　「素晴らしい！」

田中　「だから、より頑張れますね」

辻元　「そうそう、協力してくれた家族のためにも、って」

田中　「作業中、子どもが私の左腕の中でギューッて狭そうに抱っこされているわけですよ（笑）。こんな狭い思いをさせてるから、絶対にいい評価を取らなきゃ、っていう使命感、プライドみたいなものができたし、『辻元さんはこれを根っこに持っていたんだ…！』って気持ちが分かりました」

辻元　「あははは！」

田中　「人生、『プレバト!!』と共にあり、って感じです」

辻元　「本当にそうだよね！」