山田涼介「世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編」初登場&主演に「うれしかった」と喜び2025/10/29

山田涼介(Hey! Say! JUMP)が、フジテレビ系で11月8日に放送する、土曜プレミアム「世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編」(午後9:00)の新作・3作品目「止まらなければ生きられないゲーム」で主演を務めることが分かった。
1990年4月にスタートした「世にも奇妙な物語」は、その後、年に2回の特別編という形で放送を重ねてきた。時代ごとの空気を映すように、さまざまな作家と俳優たちが“奇妙”な世界を形づくってきた歴史あるシリーズだ。おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざない、今年で35周年を迎える。
5月31日に放送した「世にも奇妙な物語35周年SP~伝説の名作 一夜限りの復活編~」では、過去作の中からファンの中でも人気の高い珠玉の5本を放送し、懐かしむ声や復活を喜ぶ声が多く大きな話題となったが、今回は、新作3本と、傑作選1本というスペシャルな構成で送る。
「止まらなければ生きられないゲーム」は、山田扮(ふん)する徳永正夫が、保証人になっていた友人の会社の倒産で逆恨みによる暴行を受け、妻のユノ(柳ゆり菜)からも借金を背負ったままなら別れると言われるところから物語が始まる。そんな徳永(山田)のもとに、差出人不明の“だるまさんが転んだ”ゲームへの招待状が届き、ゲームで最後まで残った者は賞金30億を受け取ることができるというが…。
これまで多くの映像作品でさまざまな役柄を演じてきた山田だが、意外にも「世にも奇妙な物語」への出演は今回が初となる。山田自身も、「監督やプロデューサーから『え? 出たことないの?』と言われました(笑)。幼い頃から見ていた番組ですし、『世にも』の不思議な空気感に飛び込めるというのは、うれしかったです」と話した。また、ユノ役として柳、徳永の友人・稲垣役として渡辺大知と、表現力豊かな俳優が脇を固める。
山田は、「止まらなければ生きられないゲーム」の台本を読んで、「“デスゲーム”っぽい作品はよく見ますし、『世にも』の中でも、ストレートで分かりやすいタイプだと思うので、誰でも楽しめるタイプの作品だと思います」と感想を述べた。
さらに、徳永については、「不憫(ふびん)な男だなぁって(笑)。作品の中で普通の状態の時が少なくて、どこかしら負傷していて…。撮影中、(メークで)傷をつけて、拭いて、足して…ってやっています(笑)」と裏話を明かした。
最後に「こういう作品が短編ドラマとしてできるのは『世にも』ならではですし、今回放送されるほかの新作2本も含めて35周年らしく面白いものになると思いますので、楽しんでご覧いただければと思います」とメッセージを寄せた。
また、本作の脚本は、韓国の制作会社WEMADとの共同開発作品。WEMADが過去に制作した「赤い袖先」は韓国国内で数々の賞を受賞し、話題を呼んだ。日韓共同作品として、新しいスタイルの「世にも奇妙な物語」が誕生する。
あらすじ
徳永正夫(山田)は、保証人になっていた友達の会社が倒産し、逆恨みによる暴行を受けて入院する羽目に。しかも、妻のユノ(柳)からは、借金を背負ったままなら別れると言われてしまう。意気消沈する徳永の元に届いたのが、“だるまさんが転んだ”ゲームへの招待状だった。差出人不明の手紙に書かれたルールは「合図のあと、30秒止まれ。最後まで残った者には賞金30億」。クリアのたびに大金が振り込まれ、徐々にゲームにのめり込んでいく徳永は、友人の稲垣(渡辺)もゲームに参加していると知る。
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