中村倫也、K-POP業界で再起誓う“元天才プロデューサー”に「DREAM STAGE」主演決定2025/10/23 06:00

中村倫也が、TBS系で2026年1月スタートの連続ドラマ「DREAM STAGE」(金曜午後10:00)で主演を務めることが決定した。
ドラマの舞台は、世界の音楽シーンを席巻するK-POP業界。かつて問題を起こし、業界を追放された日本人プロデューサーと、韓国の弱小芸能事務所に所属する落ちこぼれ練習生7人が、世代や国籍を超えて共に夢を目指す熱い絆の物語で、まさに、K-POP版“スポ根”ドラマだ。
劇中に登場する7人組ボーイズグループ「NAZE」(ネイズ)に選ばれたのは、韓国出身のユンギ、アト、キムゴン、ドヒョク、タイ出身のターン、そして日本出身のカイセイとユウヤ。まだデビュー前の彼らだが、今後はドラマ出演だけでなく楽曲配信やライブやイベント、コンテンツ配信など、さまざまな活動を行なっていく。
中村が演じる元音楽プロデューサーの吾妻潤は、メンバー個々の素質や個性を生かしながら、型破りな方法で人気アーティストをプロデュースし、過去には「天才」と呼ばれた。しかし、とある事件によって業界から放逐され、追い求めてきた「夢」を捨てた。
そんな経験から「夢を追うこと」の無謀さを実感している吾妻は、音楽シーンの頂点を目指すボーイズグループ・NAZEに、初対面から「食っていけるのは10万人に1人。かなわない夢を追うのは人生の無駄だ」などと冷たい言葉を突き付ける。しかし、懸命に「夢」を追うNAZEの姿に、まぶしさを感じ始め…。彼の独創的なアイデアと、内に秘めた深い愛情に支えられ、NAZEのメンバーは立ちはだかる試練や挫折をなんとか乗り越えていく。そして吾妻自身も、NAZEとの絆を深めるなかで、もう一度「大きな夢」に挑む決意をする。
金曜ドラマ単独主演は初となる中村は、K-POP業界を舞台とする本作で、韓国語のセリフにもチャレンジ。シリアスからコミカルまで、縦横無尽・変幻自在にさまざまな役を演じてきた中村が、皮肉屋に見えるが誰より熱い情熱を秘めたキャラクターをどう表現するのだろうか。
挫折を経験しながらも、夢を追うことの大切さに再び気付いていく吾妻と、彼を信じて夢に真っすぐ挑んでいくイケメンたちのキラキラした瞳。そして、泥臭くも前向きに突き進む彼らが巻き起こす「奇跡」。仕事や学業、育児や家事に追われる毎日で冷たく固まってしまった心に、ポッと温かな灯がともる、「週末のご褒美」として、笑って泣いて気持ちも新たに「来週も頑張ろう!」と思える、そんな仲間との熱い絆が一歩踏み出す勇気をくれる、爽快な「ヒューマン・サクセスストーリー」が展開される。
中村は、「この作品の展開を聞いた時、視聴者の方が登場人物に寄り添い、応援したくなるような作品になるんじゃないかなと思いました。そして脚本を読み、より熱い思いや空気を感じたのを覚えています。夢を追った経験のあるすべての人の心に刺さるドラマになればいいですね」と本作への思いを語る。
吾妻については、「無愛想に見られがちですが、胸には燻(くすぶ)った炎を秘めている元音楽プロデューサー。天才と呼ばれていた彼は過去の挫折をきっかけに夢を追うことを諦めましたが、ボーイズグループ・NAZEと出会い、再び夢に向かい歩き始めます。無駄が嫌いで大抵のことには動じない男に見えますね」と役柄を説明。
NAZEに関しては、「この作品を通してたくさんの初めてに挑戦するということで、何をするにもとにかく一生懸命な姿がすごく初々しく、キラキラしています。彼らがこの作品を通して成長していく姿を見守って、応援してほしいです。皆さんと一緒にNAZEを育んでいけるのではないでしょうか」とメンバーへエール。加えて、「演技には正解がないからこそ、彼らにはやりたい表現にどんどん挑戦してほしい。萎縮したり、正解を求めて、こぢんまりしてしまうのは一番よくないので、思い切って好きなようにやってほしい。そこで得た悔しさや喜び全てが経験だと思うので。彼らから生まれるアクションが楽しみです」と、共演者への期待を述べた。
韓国語での演技について尋ねると、「実は、小学生の頃にラジオの韓国語講座を少しだけ聞いていたことがあって…そこで覚えた韓国語は『トイレどこですか?』を意味する『화장실은 어디예요?(ファジャンシルン オディエヨ?)』(笑)。今後、韓国ロケもあるということなので、到着したら空港でまずは聞いてみようかなと思っています(笑)」とユーモアを交えて打ち明ける。
最後に、「放送は真冬ですが、熱い青春の日々をお届けしますので、彼らを見守り、一緒に盛り上げていただけるとうれしいです! ぜひお楽しみに!」と視聴者へメッセージを寄せた。
企画プロデュースを務める高橋正尚氏は、「このドラマの主人公は、夢を追うことを忘れチャレンジすることを諦めた男です。熱くなるなんて時間の無駄。頑張ったって結果はたかが知れている。でも、心の片隅にくすぶる『このまま諦めていいのか?』という葛藤。吾妻と同じように、揺れる思いを抱えて日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか? そんな皆さんが、『照れるけど、本気になれるってすてきだな…』と思えるような。『ずっと迷っていたけど、もう少しだけ頑張ってみようかな…』と思えるような。そんな時間をご提供できれば、という思いで企画しました」と企画意図を説明。
中村の起用については、「先日、台本の読み合わせで中村倫也さんのセリフを聞かせていただきましたが、私はまんまとグッと来て、『もっと頑張ろう』と思ってしまいました。狙い通りです」と手応えを述べ、「『スクール☆ウォーズ』『ROOKIES』などの名作ドラマはもちろん、最近では『timelesz project -AUDITION-』で胸を熱くした方も多いと聞きます。失敗や挫折を乗り越え、夢を目指して支えあう人々の熱い思いは、いつの時代も私たちに爽快な感動を与えてくれます」とし、「週末の夜、見てくださる方々の心に、温かな灯がともるようなドラマを目指して。倫也さんやNAZEのみんなと一緒に、もっともっと頑張ります。ぜひご覧ください」と意気込んだ。
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