天海祐希主演「緊急取調室」ファイナルシーズンで、山本耕史が膨大なセリフ量にあぜん!?2025/10/16 06:00
テレビ朝日系で本日・10月16日にスタートする連続ドラマ「緊急取調室」（木曜午後9：00、初回拡大スペシャル）。初回ゲストとして、山本耕史と若村麻由美ら豪華俳優が登場し、大人気シリーズのファイナルシーズンの始まりに華を添える。
12年間、視聴者に愛されてきた「緊急取調室」。連続ドラマファイナルとなる第5シーズンは、天海祐希が演じるたたき上げの取調官・真壁有希子らの専門チーム「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」が久々にして待望の再結成。劇場版「緊急取調室 THE FINAL」（12月26日公開）とも連動するエピソードも交えながら、シリーズ史上最強の被疑者たちに立ち向かっていく。
本日オンエアの初回はまさかの波乱続きで、被疑者が乱立する空前の最難関事件が発生。百戦錬磨のキントリと視聴者を徹底的にかく乱していく。
初回拡大スペシャルでは、政府肝入りの再開発計画が発端となり、国家プロジェクト幹部の命が次々と奪われる連続殺人事件が発生。さらに、正体不明の犯人を番組内で挑発した人気キャスター・倉持真人（山本）も襲撃され、彼の実父・磯貝信吾（竜雷太）が殺害される。その手口は、先の事件と同様だった。捜査は前進するどころか、被害が拡大の一途をたどる最悪の事態へと発展していき、キントリの前には難攻不落の被疑者が多数現れる。
キントリの前に立ちはだかる被疑者には、正義を信じながら再開発工事を担う企業で職務を遂行する広報担当社員・辻本裕太（角田晃広/東京03）をはじめ、倉持家に忠誠を誓うも怪しさが拭えない家政婦・時田史恵（峯村リエ）らの名前が挙がる。さらに、被害者でもある倉持と、別居中の妻・利津子（若村）にも、どうにも看過できない闇がちらつく。実は倉持は、過去に起きた“ある事件”によって、有希子と浅からぬ因縁で結ばれた人物。一方の利津子には捜査を180度覆すような重大な隠し事がある。
“どこまでも侮れない被疑者4人”のうち、キャスターの倉持を演じる山本と、倉持の別居中の妻・利津子役の若村からコメントが届いた。
山本が演じる倉持は、日本初の車いすキャスターとして人気の人物。山本は過去に「ひとつ屋根の下」（1993・97年/フジテレビ系）で車いすの役を長く演じていた経験を持つ。それゆえ「車いすを使いこなすことはできるんです」と言うが、「とはいえ、僕自身もやはり人間。ついつい相手の言葉などに反応し、足も動いてしまう。その動きを抑えるのが意外と大変でした」との苦労もあったと明かす。さらに「『ひとつ屋根の下』の時を思い出しつつ撮影に臨みましたが、体の一部が不自由な中、複雑に絡み合う感情に一本の筋を通す表現方法を探り当てる作業は、やはり難しかったです」と振り返る。
また、苦労といえば、今回の役は「テレビドラマではなかなか巡り合わない」とベテランの山本をもうならせた膨大なセリフ量への挑戦もあった。「特に印象的だったのは、3日間かけて撮影した取調室のシーン。日常会話と違い、個々の思惑と本音が複雑に交錯するので、さじ加減をどう図りながら表現していくか…。その大変さを撮影現場で味わうなか、台本からさらに発展した新発見もありました。キントリや被疑者を演じる皆さんも、毎回大変なご苦労があるのだろうな…と思います」と改めてキントリチームへ敬意を示す。
とはいえ、撮影期間中ずっと緊張しっぱなしだったかといえばそうではなく、過去に共演したことがある役者陣との再会を楽しんでいたと告白。「『緊急取調室』は、撮影合間は楽しくリラックスし、いざ撮影となれば『やる時はやる！』という人たちが集まった現場。オフの時間に、もこちゃん（速水もこみち）と料理の話をしたり、コヒさん（小日向文世）のたあいもない話をずっと聞いたりするのも、楽しかったです！」と笑顔を見せた。
重大な隠し事を持つキーパーソン・利津子役の若村も、撮影現場の空気感を「とても気持ちがよかったです」と表現。「天海さんをはじめ、個性豊かなレギュラー陣とスタッフが集まる現場は、笑い声が絶えず和やか。でも本番直前になると一転、ビシッ！ とされ、空気が張り詰めます」と明かす。
続けて「ある日のロケ現場では、さっそうと現れた速水さんと鈴木（浩介）さんが、天海親分を見つけるやいなや駆け寄り、90度のお辞儀であいさつする姿を目撃！ その後すぐに笑い声が沸き起こるなど、どんな時も緩急の効いた素晴らしい現場でした」と和気あいあいとした現場の様子を語る。そして、「私も大ファンだった『緊急取調室』の現場で、天海さんの圧倒的なリーダーシップと思いやりを味わうことができて、うれしかったです」と作品に加われたことを感謝した。
見どころ満載の初回スペシャルでは、劇場版の最新特報映像も公開される。最強の敵・内閣総理大臣を取調べるという前代未聞の事態を始め、キントリメンバーに立ちはだかる壁、日本を揺るがす大規模災害が次々と起こる劇場版。壮大なスケールで描かれるシリーズ完結編、これにふさわしい展開を予感させる映像となっている。映像の冒頭とラストには、有希子が鬼気迫る表情で総理大臣と相対する“最後の迫真取調べシーン”も映し出されるとあって、話題になること間違いない。
第1話あらすじ（10月16日放送）
都心の地下に大規模蓄電施設を作る“政府肝いりの再開発計画”をめぐって、世間からは反対の声が多発。そんななか、工事の中心を担う関係者2人が、ペンチで撲殺される事件が連続で発生。反対派の人間による犯行では…との見方が強まるも、犯人はいまだ不明。現在は警視庁・特殊犯捜査係に所属する真壁有希子（天海）と捜査一課の管理官・梶山勝利（田中哲司）も、工事を請け負う企業の広報担当社員・辻本裕太（角田）から話を聞くが、犯人の特定には至らない。
ちょうどその頃、日本初の車いすキャスターとして人気を博す倉持真人（山本）は、自身の報道番組でこの連続殺人事件を取り上げ、政府を糾弾。上から目線の論調に視聴者から批判が殺到するが意に介さず、カメラの前で犯人を挑発する発言まで繰り出す。
その矢先、倉持は炎上キャスターから一転、悲劇のキャスターとして世間の同情を集めることになる。倉持と同居していた実父・磯貝信吾（竜）が自宅で殺害され、第一発見者の倉持自身も襲撃される事件が発生。しかも、凶器はまたしてもペンチで見つかる。
先の事件と同一犯の可能性も浮上するなか、警視庁は取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」の臨時運用を正式決定。有希子、梶山、玉垣松夫（塚地武雅/ドランクドラゴン）、菱本進（でんでん）、小石川春夫（小日向）ら、新天地に赴いていたキントリメンバーが再結集。
捜査を始めた有希子は、倉持家の家政婦・時田史恵（峯村）から得た“寝耳に水の証言”も相まって、被害者である倉持に対しても疑惑の目を向け始める。その後、倉持と別居中の妻・利津子（若村）の元へ向かった有希子は、事件のことは何も分からないという利津子の“ささいな言動”に違和感を覚える。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド（最新シーズン）Drama Guide Season
【2026年冬】TVドラマガイド
2026年の1月・2月・3月に放送がスタートする冬ドラマを曜日別でまとめて掲載！
仲野太賀主演の大河ドラマ「豊臣兄弟！」や北山宏光主演「AKIBA LOST」といった地上波放送ドラマのほか、中島裕翔のWOWOWオリジナルドラマ初主演作「シリウスの反証」など、BS放送＆WOWOW放送の新ドラマを含め、来年の新ドラマの出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどを随時更新中！
【2025年秋】TVドラマガイド
2025年の秋ドラマ（10月・11月・12月スタート）を曜日別の一覧で見やすく紹介！
髙石あかり主演の朝ドラ「ばけばけ」、妻夫木聡主演の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」や葵わかな＆神尾楓珠「すべての恋が終わるとしても」、駒木根葵汰＆新原泰佑W主演「25時、赤坂で Season2」、岩本照×白石麻衣「恋する警護24時 season2」などの深夜ドラマの続編作やBS放送の新ドラマを含め、出演キャスト、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時追加＆更新中☆
