ディーン・フジオカが「ちょっとだけエスパー」で平成ギャル男の“花咲か系エスパー”に!?2025/09/09

10月21日にスタートする、大泉洋が主演を務めるテレビ朝日系の連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(火曜午後9:00)。民放連続ドラマへの出演が13年ぶりとなる宮﨑あおいの出演が発表されて話題となっている本作に、ディーン・フジオカが出演することが決まった。
本作は、野木亜紀子氏がオリジナルで脚本を書き下ろすSFラブロマンス。大泉が演じる主人公・文太は、会社をクビになり、人生詰んだどん底サラリーマン。妻と離婚し、財産分与と慰謝料で貯金が底を尽き、ネットカフェを泊まり歩く日々を送っている。そんなある日「ノナマーレ」という会社の最終面接に合格した文太は、社長から思わぬ言葉をかけられる。それは、「君には今日から、ちょっとだけエスパーになって、世界を救ってもらいます」という業務命令だった。そんな文太に課せられたミッションは“世界を救う”こと。さらに“人を愛してはいけない”という実に不条理で不可解なルールまで与えられた上、用意された社宅で見知らぬ女性・四季(宮﨑)といきなり夫婦生活を始めることになる。
宮﨑の出演が発表された時、SNSには「良い! 良すぎる!」「宮﨑あおいちゃん来たー! ワクワクが止まらない!」「傑作間違いなしです!」「これからの情報解禁がますます楽しみ!」といった大きな期待が寄せられている。
そんな注目度の高い本作に出演が決まったディーンが演じるのは、「ノナマーレ」の社員で文太の仲間となる人物・桜介。普段は花屋としての顔を持つ桜介は、“花を咲かせる”能力の持ち主。つぼみの状態の花を桜介がなで回すと花が咲く“花咲か系エスパー”だが、咲かせたところで役に立たない、自他共に認めるミソっかすメンバーだ。
ディーンが本作のオファーを受けたのは「確か1年前…ちょうど映画『ラストマイル』が公開された後くらいだったと思います」とのこと。「野木さんの脚本でまたお芝居ができるんだと、すごくワクワクしました」と言い、最初に脚本を読んだ時は「すごく景色が浮かんでくるし、まるで小説を読んでいるみたいだなと思いました。とにかく次が楽しみで、読み応えがあるんです。自分が桜介というキャラクターを演じるという目線以前に、『ちょっとだけエスパー』の世界に引き込まれました」と野木氏の完全オリジナル脚本のとりこになったという。
そして、「みんな日常を生きていく中で仕事をしているじゃないですか。自分がやりたいことじゃないと続かないし、『ありがとう』って言ってもらえるから頑張れる部分もあると思うんです。仕事って人生においてすごく絶妙なバランスで存在するものだと思うんですが、この作品では、そんな仕事として“ヒーロー”をやる…その落とし込み方がすごく絶妙だなと思って、楽しく読ませていただきました」と物語の魅力に引き込まれた理由を述べた。
そんな物語の中でディーンが演じるのは、「『とりあえず花、咲かせとく?』がキメゼリフの“花咲か系エスパー”桜介。「(その能力を)最初に知った時は、景気がいいなと思いました(笑)。桜介は軽口をたたきまくるキャラクターです。でもアホなことをたくさん言いながらも、大事なことは背中で語る、その姿勢で生きざままで見せる…そのバランスが魅力的なんです」とディーンは説明するが、それは、「花ってキレイじゃないですか。でもそれだけではなく、花束を人に贈るとか、花言葉というものが存在したり…象徴的で詩的な意味合いも持っているんですよね。桜介はそんなポエトリーな花というものの命をちょっとだけ操る役柄でもある。すごく風流だなと思いました」との考えを明かす。
キャラクターがぶっ飛んでいる桜介だけに、役作りも独特のようで、「プロデューサーからとりあえず鍛えてこいと、そして日焼けしてこい』と指示を受けた」と明かすディーン。その司令に「とりあえず日焼けサロンの会員になりました。“平成ギャルコース”というプランに通っています」と笑い、「昭和と令和をつなぐ“平成ギャル男・桜介”を目指しています(笑)」と役作りの先にある“桜介像”を語る。
そんな桜介として生きる“ちょっとだけエスパーワールド”は、「もうとんでもないですよ!」と目を細める。「日々、撮影現場は爆笑の渦です。大泉さんを筆頭に、全然違うタイプの魅力的なキャストがそろっているなと実感しています。みんな本当に面白いんですよ。先日、泊まりのロケがあったんですが、みんなで食事しながらたくさんお話したんです。お酒も入ってしょうもない話で盛り上がりました。僕は大泉さんをリスペクトしているので『三代目 洋SOUL BROTHERSを襲名させてほしい』とお願いしたら、二代目は誰なんだという話になりました(笑)」というエピソードも飛び出し、いかに現場が面白いかを力説。
この現場から生まれる「ちょっとだけエスパー」をディーンは、「チームみんなの熱意と創意工夫の込められたこの作品を通して、皆さんにとって人生のちょっとした息抜きになったり、新しいことを始めようという“気付き”をもっていただけたら…。“もしちょっとだけエスパーになれたらどんな能力が欲しいかな?”と自分に問いかけながらこの作品を見ていただき、あなただけの色の花を咲かせてください」と自身の役柄にかけてアピールする。
ちなみにディーンは、“エスパー”になれるとしたら「“時間を操る”力」に興味津々。「動画を見る時に、2倍速だと何を言っているか分からないから1.5倍速にする、というスピード感に慣れてしまっている人たちに合わせて、ドラマのセリフ回しも『0.8倍速でお願いします』とか(笑)」と役者ならではの願望と明かしつつ「時間を巻き戻してみたいし、早送りもしてみたい。スローモーションにしたら、やたらとドラマチックに見えるミュージックビデオみたいに感じられるのかな…とか、時を操れたら、いろんな楽しみ方ができそうですよね」という特殊能力に思いをはせた。
ディーンに続き、次に解禁されるキャストは一体…? 桜介に負けずとも劣らない強力キャラクターの出演に期待しよう。

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