佐藤大樹が「仮面の忍者 赤影」で新時代の“忍者ヒーロー”に!「いろんな世代に届けたい」2025/09/08

佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)が、10月26日よりテレビ朝日にてスタートするヒーロー時代劇「仮面の忍者 赤影」(日曜深夜0:10、関東ローカル)で主演を務めることが決定。FANTASTICSのライブにて、佐藤本人の口から発表され、「子どもの頃ヒーローに憧れた自分が、ようやくヒーローになれました! 皆さん応援よろしくお願いします!!」とアピールすると、会場からは大きな拍手と歓声が巻き起こった。
「仮面の忍者 赤影」は、漫画界の巨人・横山光輝氏が1966年から67年にかけて「週刊少年サンデー」(小学館刊)に連載していた元祖・忍者漫画で、連載開始時のタイトルは「飛騨の赤影」。「赤影」と呼ばれる飛騨の忍者が、「青影」や「白影」と共に織田信長に仕え、奇想天外な忍術を用いて怪獣や悪の忍者集団と激闘を繰り広げる同作は、67年から1年にわたり実写化され、放送されている。原作を“忍術と妖術が飛び交うバトル”“怪獣・UFO・からくり仕掛けの巨像の登場”など大胆なアレンジで、昭和の子どもたちを魅了。この“なんでもありのファンタジー時代劇”は、まさに「仮面ライダー」「スーパー戦隊」など現在の特撮ヒーローシリーズの“元祖”と呼べる伝説の忍者時代劇だ。
原作発表から約60年となる今回、テレビ朝日×東映のタッグで、令和の“ヒーロー時代劇”として制作される「仮面の忍者 赤影」。“世界から注目のクリエーター×今最も輝くキャスト”コラボが実現し、日本映画界が誇る巨匠・三池崇史監督×大注目のJ-POPパフォーマー・佐藤という組み合わせが誕生した。三池氏は、最新のVFXなどを駆使してまったく“新しい忍者の世界”を作り出していく。
天下統一を目指す信長の野望の裏に存在する、決して歴史に記されることはない“忍の軍”。戦国を舞台に、主君に命をささげた忍たちによる、もう一つの戦国史が描かれる本作。VFXで魅せる“怪獣”を相手にしたノンストップ忍者アクション、スタイリッシュかつクールな赤影を筆頭としたキャラクター像、戦国の闇を生きる若き忍たちの青春譚といった見どころが満載で、脚本家・渡辺雄介氏による、巧みに浮かび上がらせる登場人物たちの心の機微や複雑に絡み合ったストーリー展開にも注目だ。
なお、信長の小姓・森蘭丸役は、主演の佐藤が所属するLDH主催のオーディションで決定した。LDHが運営するダンススクール・EXPGで夢に向かって日々奮闘している原石たちに加え、ダンスパフォーマンス集団・RAG POUNDのメンバーが参加。佐藤もオーディションに立ち会い、候補生たちの熱い思いを直接目の当たりにしたほか、審査の中で、候補生と殺陣で対峙(たいじ)する場面も見られた。さらに最終審査には、三池監督も登場し、自ら候補生たちに本気の演技指導を。見事役を勝ち取った未来のスター候補には、鬼才である三池氏も「やっぱり圧倒的に彼でしたね」と舌を巻いている。このオーディションには、同局で放送中のオーディションドキュメンタリー「ゴールデンドリーム」(水曜深夜2:36、関東ローカル)が完全密着し、10月8日からその模様を伝える予定だ。
総監督・三池崇史コメント

――「仮面の忍者 赤影」のドラマ化を聞いた時どう思われましたか?
「懐かしいな、でも、やれるのかな?」と。子どもの頃に一番見ていた作品でした。ヒーローものの先駆けで、“赤影”という忍者がわれわれの暮らしの中に急に入り込んできて、エンターテインメントとして心を射抜かれました。テーマソングを歌いながら学校に通った世代なので、この歳になって『仮面の忍者 赤影』ができるのはうれしいですね」
――主演の佐藤大樹さんの印象をお教えください。
「いいですよね、優しい男だと思うんですよ。忍者って、殺しや諜報活動をなりわいにしていますが、その中で“情”というものをしっかり持っているんです。でも、普通は忍者ってそういうのを押し殺しているタイプが多いと思うんですが、彼は友達になれそうな赤影ですよね。友達になったらすごい頼りになるんだろうなと。それでいて、上から目線でもなく、等身大で、飲み仲間にいると心強いみたいな(笑)。優しさというのは、作って出るものじゃないんで、彼のいいところがそのまま『赤影』そのものを作っていく。そういう力と魅力を感じます。演技力や存在感もマッチしていて、今まで見ていた忍者像とはかなり違う、でも確かに忍者なんだといった、そういう存在を見事に演じています」
――「仮面の忍者 赤影」の一番の注目ポイントは?
「単純な勧善懲悪ものじゃないというところでしょうか。善悪という単純な色分けではなくて、戦国時代ですので、勝者が善になるわけです。そして、忍者として誰に仕えて何を成すべきかという葛藤の中で、チームワークができていって、チームワークの中では現代と変わらないような友だち関係だったり、バカ話になっちゃったり(笑)。そういった部分もしっかり描きたい。また、時代劇というフォーマットは、目上の人に対する“建前”のシーンの後には、“本音”のシーンがあるっていう、“本音と建前”が分かれているのですが、今回もそうですね。そのあたりは、忍者ものとしては特殊かなと思います。あとは忍術とか、立ち回りとかアクション、そして、敵のキャラクター! 『金目教』という恐ろしい集団ですが、バラエティーに富んでいます。やっぱり、敵側に魅力がないと、正義も光らないんですよね。『こんなやついないだろ!』っていうのが、いいんですよ」
――意気込みを聞かせてください。
「あまり自分の中に持っている『赤影』を押し付けたり、少年の頃の憧れの『赤影はこうでなければならない』とかではなく、巡り巡って今、『赤影』をよみがえらせて、若いキャストで作っていく気持ちでいます。少し前の赤影を知っているものとして、“参加する”、“一部になっていく”…そういう気持ちです。あとは見る人に楽しんでもらう! 来週楽しみだなって思ってもらいたいですね。われわれ世代のテレビの見方だけど、『1週間が待ちきれない』、『次が見たいな』、『どうなるんだろう』…そういう感情を復活できるといいですね」
―――視聴者へのメッセージ をお願いします。
「若いキャスト、スタッフたちのフレッシュな魅力で、われわれにとって宝物のような『赤影』が生まれ変わります。かつての『赤影』がそうであったように、今を生きている若い人たちにも、20年後、30年後に記憶に残っていて語り合うことができる、そんなドラマにしようと思っています。ご家族みんなで見られる作品です。笑えるところも、泣けるところもあるので、楽しみにお待ちください」
赤影役・佐藤大樹コメント
――オファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「60年前からある作品で、ある程度いろんな世代の方に周知されていて、何度も映像化されていてそれをやる、しかも赤影をやるというプレッシャーはもちろんありましたけども、喜びとかワクワクの方が圧倒的に強くて、『自分じゃないとこの赤影にならないぞ』というキャラクターにしたいなとまず思いましたね。自分がやるからこそ表現できる二面性のある赤影をやりたいなと思いました」
――忍者を演じるにあたって意識していることは?
「忍(しのび)なので、これまで自分が経験したことのない立ち姿だったり、アクションシーン・殺陣だったり、どこから切り取っても格好よく見えるように意識はしています。忍者は日本が世界に誇れる文化だと思うので、海外の人が見ても『なんだこれ! 見たことないな! 格好いいな、美しいな!』と思ってもらえるようにしたいですね!」
――アクションに向けて何か備えていることはありますか?
「日頃からアクション映画やアニメーションを見るのは好きですが、いざ稽古をしてみると刀の扱い方が難しくて。順手と逆手の両方をやってみたり、二刀流で戦ったり…今回の『赤影』ならではの殺陣の稽古は苦労しています。でも、事前に作品の中で生かせそうな動きを、殺陣の先生に習えたのはありがたかったです。日頃からトレーニングは欠かさずやっていますが、役のために6kg増量して、トレーニングも一生懸命に励みました。忍者って室町時代とか戦国時代に誕生したって言われていますけど、もちろん本当に見たことはないので…ある意味“幻”の存在なので、非現実的で、人間っぽくないのが忍の美しさなのかなと思い、できるだけ人間っぽさを消して、まるでアニメーションを見ているみたいな感覚で見てもらえるように意識しています」
――今回、怪獣とのバトルもありますがいかがですか?
「子どもの頃からずっとヒーローになりたいという夢があって、しかも赤色がすごく好きなんです! 正義の味方として悪と戦ったり、怪獣と戦ったりっていうのは幼少期から思い描いていた夢だったので、撮影はすごく楽しいですね。毎回いろんな敵や怪獣が出てきますが、今回出てくる怪獣は、どことなくかわいらしさとか、いとおしさがあって…温かい気持ちも残しつつ、これを見た子どもたちが『赤影いけ! もう少しだ! 頑張れ!』って言ってもらえるように意識しています。この世界観じゃないと味わえない敵との戦闘シーンもあって、毎回楽しみにしています」
――佐藤さんから見て赤影はどういうキャラクターですか?
「過去に映像化された赤影も、作品によってキャラクターが少しずつ違った描かれ方をしていますが、どれも正義感がとても強くて、鍛錬や自分の目標を達成するための努力を惜しまない人物かなと思っています。家族のことを思っていて、どこか影がある。そして、一族を率いるリーダー的存在で、この人のために周囲がついていきたくなるような、兄貴分的な魅力があると思います」
――三池監督はどんな印象でしょうか?
「実はずっとご一緒したかった監督なんです! 監督が今まで手がけてきた作品をずっと見てきたいちファンとして、監督が作る世界観に自分が参加できるのはとても光栄ですし、いざ撮影してみると、本当に楽しくて自分が思い描いていた三池崇史像が一気にいい意味で崩れました。すごくフランクで、すごくこちらを楽しませてくれるし、スタッフの皆さんも『三池さんのためならやるぞ!』という一致団結感もあって、今回ご一緒できてよかったなと心から思います。演出面については、一言で言うと、どこにも無駄がなくて、撮影する前から“自分はこういう画が撮りたくて、つながったらこうなる”っていうのを一つ一つ丁寧に細かく説明してくださるし、すごく格好よく撮ってくださります。とても俳優思いの監督さんで、男が憧れる“漢”という感じです」
――「仮面の忍者 赤影」で一番注目してほしいポイントを教えてください。
「それぞれのキャラクターと戦闘スタイルの違い、毎回登場する敵や怪獣の豊富さとキャラクターの面白さ、話が進むにつれていろんな忍法が出てくるのが見どころです」
――視聴者へのメッセージをお願いします。
「国内外を問わず、いろんな世代の方にこの『赤影』を届けたいと思っています。当時放送されていたドラマを見ていた方々もきっと楽しんでいただける作品だと思います。個性豊かな怪獣はもちろんですが、何より豪華なキャストの方々に出演していただいているという、令和版『赤影』でしかできない表現がたくさん詰まっています。日曜日の放送の翌日、学校や会社で必ず話題になるような作品にしていきますので、楽しみにしていてください!」
キーワード
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年秋】TVドラマガイド

2025年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
髙石あかり主演の朝ドラ「ばけばけ」、夜ドラ「いつか、無重力の宙で」、妻夫木聡主演の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」、駒木根葵汰&新原泰佑W主演でおくる深夜ドラマの続編「25時、赤坂で Season2」やBS放送の新ドラマを含め、出演キャスト、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時追加&更新します☆
【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月スタートの夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、木村文乃×ラウール「愛の、がっこう。」、「僕達はまだその星の校則を知らない」のほか、戸塚祥太×紺野彩夏「極道上司に愛されたら」、風間俊介主演「40までにしたい10のこと」などの話題の深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆