葵わかな&神尾楓珠W主演作「すべ恋」で藤原丈一郎、本田望結らがリアルでほろ苦い恋模様を体現2025/08/24 05:00

テレビ朝日系で10月12日より放送される、葵わかな&神尾楓珠のダブル主演作「すべての恋が終わるとしても」(日曜午後10:15=ABCテレビ制作)。“忘れられない恋”をテーマに、高校の卒業式に付き合い始めた同級生の男女2人を中心に、彼らを取り巻く人物たちも含めた8人の男女によるラブストーリーが描かれる。

このたび、主人公を演じる葵&神尾とともに、リアルでちょっぴりほろ苦い恋模様を紡ぐ6人のキャストが発表された。
藤原丈一郎(なにわ男子)と本田望結が演じるのは、近すぎて一歩を踏み出せない幼なじみ。

藤原は主人公の羽沢由宇(葵)と大崎真央(神尾)の高校の同級生・西颯(にし・はやて)役。真央とは実家が近く、中学時代からの一番の親友で、仲間思いで、誰とでもフランクに接する人物だ。男女問わず友だちは多いが、一見、恋愛には興味がなさそうではある。そんな颯の幼なじみが、本田が演じる真央の妹・大崎莉津。なかなか素直になれず、言葉遣いがついきつめになってしまう莉津だが、人一倍優しい不器用な女の子。実は幼い頃から颯に恋心を抱いているが、なかなか思いを伝えられずにいて──。誰にでも優しい颯とちょっぴり生意気な莉津の間にあるのは、果たして恋なのか、それとも…!?
藤原は「恋愛にはさまざまな形があり、同じ恋愛は存在しないなと感じると同時に、寂しさや切なさ、さまざまな感情が込み上げてくる印象の作品でした」と作品の印象を語る。また、自身が演じる颯を「真っすぐで真面目な友達思い。ただ恋愛に関しては、その真面目さが考えすぎる方向にいってしまい、前に進めない時も…」と捉える。そして「大切な人や周りにいる人への感謝の気持ち、当たり前が当たり前じゃないことを再認識できる心がグッとくる作品です。ぜひ、楽しみに待っていてください」と本作の持ち味を伝える。

対する本田は、「私の恋愛の教科書の一つが、小説『すべての恋が終わるとしても』です」と告白。それだけに「マネジャーさんからお話を伺った時、『運命の巡り合わせってあるんだなぁ』そう思いました。台本を読んでいる時も、撮影中も、そう感じる瞬間が何度もあります」と、本作への思い入れはひとしお。「皆さんと“共感”という感情で一つになれるよう、一つ一つのシーンを、言葉を、大切に、大崎莉津を生きます」と意気込みを語り、「皆さんがどのシーンに共感してくださるのか、放送を心待ちにしております!」とメッセージを投げかけた。
山下幸輝&大塚萌香は、とある秘密を抱える、特別な関係の高校生に扮(ふん)する。

葵(山下)と沙知(大塚)は、由宇と真央が出会った高校に通う高校1年生。蒼は小説好き男子で、周りとなじむのが苦手。行きつけの喫茶店で一人で本を読んでいる彼にはある秘密があるようで…。沙知は心を閉ざしがちな蒼に興味を持ち近づき、健気に話しかける少しつかみどころのない明るい女の子。2人の関係性が、少しずつ変化していく中で生まれる心の機微に注目したい。
「きっと見ていただける方に共感していただけるものだと思います」と話すのは山下。「変わってしまったことやそれでも変わらないもの、忘れられない恋がまた自分を変える。あの日のまぶしさや今感じる切なさを大切に演じたいなと思いました」と作品に感じた所感を語り、「蒼は、読書が大好きで、ささいなことや当たり前のことに特別を感じるピュアで穏やかな子だと思います。僕自身のあの頃と良く似ていると思います」と演じる役と自分の共通点を明かした。

大塚も「切なくもさまざまな世代の方に共感していただける、そんな作品だと思いました」と、山下と同じく“共感”を口にし、「何かの終わりは何かの始まり。擦れ違いや悲しみを乗り超えて、その時に本当に大切なものが見えてくるのだと考えさせられました」と本作が心に残した印象を語る。そして、演じる役には「私が演じる沙知はとても積極的で活発な女の子なのですが、その裏にある複雑な感情に胸を締め付けられます。それぞれの恋愛模様に苦しくなる瞬間もあると思います」という印象を持っていると教えてくれた。
3組目は白洲迅、市川由衣が演じる、恋の酸いも甘いも知る、アンバランスな社会人。他の3組とは違い、30代の大人が出会う運命の恋を体現する。

ショッピングモールの運営会社で営業企画を担当する“しごでき”サラリーマンの野北駿太郎を演じるのは白洲。同僚からの信頼も厚く、一見、順風満帆そうに見える野北は、実はある女性に届かぬ思いを抱いているようで…。やがて、由宇と出会い、彼の運命が動き始める。そんな野北より少し年上のアパレルショップバイヤー・宮内郁子役は市川が務める。仕事熱心で海外を飛び回る郁子は、自由奔放で気持ちの赴くままに行動する女性。人にも物にも執着がなさそうに見えるが、心の中には忘れられない存在がいる様子だ。
「恋が終わった後はどうなるのでしょう。恋が終わるからといって、その瞬間に縁が切れるわけではないし、恋の終わりから何かが始まることもある」と本作の本質を突く白洲。野北の人柄を「僕が演じる野北は、恋を通じて、たくさんの失敗をして、さまざまな気付きを得ていく人だと思います」と考え「丁寧に演じていきたいと思います」と気を引き締める。また、「すべての恋が終わるとしても…このタイトルの後にどんな言葉が続くのか、皆さんそれぞれの言葉を思い浮かべて、ご覧になっていただけたらうれしいです」とのメッセージを残す。

市川は「140字でつづられた、原作のいくつかのお話がドラマの脚本に落とし込まれているので、一人一人のセリフが印象的に感じました。それぞれの人物の角度から描かれているので、読み進めていくうちに伏線回収されたり思いもよらぬ展開もあり、とても切なく心つかまれる脚本だと思いました」とドラマとして再編される物語に感銘を受けていると言う。そんな物語の中で生きる役柄には「郁子は自由奔放でつかみどころのない女性の印象を持ちましたが、郁子の過去や実際に演じながら向き合っていくうちに、うそがつけない、正直な人だと感じました」という印象を持っていると言い、「皆さんの心の中にある、大切な人との宝物のような記憶に思いをはせながら楽しんでいただけたらと思います」と、本作の楽しみ方を提案してくれた。
今回発表された新キャスト人名を含む出演者が登場する本編映像が初解禁され、TVerで公開された。4組の男女それぞれの、相手への思いが垣間見える映像を見れば、本編への期待が膨らむこと間違いなしだ。
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