ギャレス・エヴァンス監督「ギャング・オブ・ロンドン シーズン3」の独占配信＆TV初放送が決定2025/08/20 12:00
BS10スターチャンネルEX for Prime Videoでは9月15日より、ギャング同士の抗争と復讐（ふくしゅう）を描いた海外ドラマ「ギャング・オブ・ロンドン シーズン3」（字幕版・吹替版、毎週1話更新、全8話）を独占配信。さらに、10月からは、BS10スターチャンネルにて、TV独占初放送が決定した。
「ギャング・オブ・ロンドン」は、インドネシアのアクションスリラー「ザ・レイド」（2011年～）シリーズの鬼才ギャレス・エヴァンス氏が手がけ、世界中のアクション映画ファンを魅了した犯罪アクション・サスペンス。
第3弾の舞台は、前作から数か月後のロンドン。覆面捜査官から今やロンドンの犯罪組織のトップになったエリオット・カーター（ショペ・ディリス）が密輸したコカインに、合成麻薬のフェンタニルが混入し、数百人の犠牲者が出る事件が発生。エリオットは、事件の鍵を握るプロの殺し屋・ジーク（アンドリュー・コージ）を追うが、事件の黒幕が明らかになるにつれ、驚くべき真実が判明し…。
さまざまな人々の思惑が絡むストーリーに引き込まれ、見る者を飽きさせない本シリーズ。シーズン1では、ギャレス・エヴァンス氏とマット・フラナリー氏のコンビが企画・脚本・監督・撮影を手がけ、シーズン2では「死霊館のシスター」（18年）の監督コリン・ハーディ氏がリード監督を務めたが、今シーズンは「共謀者」（12年）や「オオカミ狩り」（22年）など、バイオレンスアクション映画に定評のある、韓国出身のキム・ホンソン氏がリード監督、ダブリンのギャングを描いた犯罪ドラマ「Kin（原題）」（20年）で注目を集めたピーター・マッケンナ氏がリード脚本家として抜てきされており、ファンを裏切らない作りに仕上がっている。容赦ない暴力描写は今シーズンでも健在。工具や瓶、くぎ、ペン、火かき棒など、奇想天外で痛そうな武器がアクション・シーンで使用される。また、ロンドンの実際の場所をロケ地として使用することで、ドラマの世界観がよりリアルに表現されている。
前作に引き続き、エリオット・カーター役のショペ・ディリス、マリアン・ウォレス役のミシェル・フェアリー、ショーン・ウォレス役のジョー・コールらが続投。新たに加わったリチャード・ドーマーがアイルランド系ギャングのリーダーでマリアンの弟・コーネリアスを、タニア・ミラーはロンドン市長のシモーヌ、アンドリュー・コージが謎の殺し屋ジークを演じる。
シリーズ3作目ながら「これまででベストのシーズン」（イブニング・スタンダード紙）、「シーズン3も質は高いまま」（THE HOLLYWOOD NEWS.com）など、今作を高く評価するメディアも多く、アメリカの映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも、満足度80%と高い数字をたたき出している。
この度解禁された予告映像では、ショーン（ジョー・コール）の母・マリアン（ミシェル・フェアリー）や、ドゥマニ家の家長エド・ドゥマニ（ルシアン・ムサマティ）を囲みギャングたちの集会で意見しているエリオットや、収監されている刑務所で不敵な笑みを浮かべるショーンなど、これまでとは違う立場でストーリーが展開している様子。「ロンドンはギャングの支配下にあるが恐怖の日々は終わりだ」とするロンドン市長のシモーヌ（タニア・ミラー）や、謎の殺し屋ジークなど新キャラクターの登場も。ギャングの抗争は終焉（しゅうえん）を迎えるのか、まだまだ激化する一方か、新たな展開にも注目だ。
あらすじ
合成麻薬のフェンタニルが混入したコカインが原因で、ロンドンで数百人が死亡する事件が発生。潜入捜査官から犯罪組織のトップへと転身したエリオット（ショペ・ディリス）は、コカインを密輸した自分を誰かが陥れようとしているとして犯人を追う。事件をめぐり、ロンドンのギャング同士の抗争が再発する中、監視カメラに映った謎の男ジーク（アンドリュー・コージ）が、妻子の命を奪った事故に関係していることに気付いたエリオットは彼を追うが、過去と現在がつながっていくにつれ、本当の自分が何者であるかに悩む。
一方、犯罪組織撲滅を狙うロンドン市長のシモーヌ（タニア・ミラー）は麻薬取引をライセンス制にして麻薬合法化を進める。ウォレス家、ドゥマニ家、そして、アルバニア系マフィアのリーダー・ルアン（オーリ・シューカ）、武装組織のリーダー・ラーレ（ナルゲス・ラシディ）、麻薬組織のドン・アシフ（アシフ・ラザ・ミル）が率いるそれぞれの犯罪組織が、ロンドンの裏社会での生き残りをかけて駆け引きを繰り返す中、驚くべき真実が明らかになっていく。
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