ドラマ初主演の奥山葵「スクープのたまご」で“ゴシップの現場”に飛び込む新米記者役2025/08/14 12:00
奥山葵が、TBS系で10月7日にスタートするドラマストリーム「スクープのたまご」（火曜深夜0：58、放送日によって時間変更の場合あり。一部地域を除く）でドラマ初主演を務めることが分かった。
「スクープのたまご」の原作は、大崎梢氏による同名小説。大手出版社・千石社の週刊誌「週刊千石」を舞台に、入社2年目の信田日向子（奥山）が最も関わりたくない週刊誌に異動を命じられ、芸能ネタや横領、そして不審死事件など、さまざまなスクープと向き合っていく物語だ。週刊誌の存在意義とは何なのか、仕事を通して日向子は自分なりの答えを見いだすことができるのか。週刊誌の裏側ものぞけるリアリティー満載のお仕事奮闘ドラマとなっている。
日向子は、千石社でPR誌を担当する編集者として充実した日々を送っていたが、入社2年目にして最も異動したくなかった週刊誌「週刊千石」に配属されることに。憧れの出版社でまさかゴシップネタを探す日々を送ることになるとは思ってもみなかった日向子だが、ネタ出し、裏取り、張り込みと全く知らない週刊誌の仕事に奔走し、壁にぶつかりながらもやりがいを探して懸命に仕事に向き合い、次第に記者として成長していく。
国内外で新進気鋭の俳優として話題の奥山は、デビュー作はオーディションでつかみ取った英・NetflixとBBC制作のドラマ「Giri/Haji」（2019年）、「パリピ孔明」（23年/フジテレビ系）、「しあわせは食べて寝て待て」（25年/NHK総合）、フィリピンと日本の共同制作映画「クロスポイント」（25年）などグローバルに活躍中。本作では、撮影前に自ら週刊誌の記者に会って徹底取材し、役作りに挑んだ。
奥山は、「私が演じる信田日向子は、『週刊千石』の新米記者です。皆さんにとって週刊誌ってどんな存在ですか？ あまりすてきじゃない印象を持ってる方も多いのではないでしょうか。私も本を読み始めた時は同じように感じていました。でも気が付くと日向子を応援している自分がいて驚きました。初めはマイナスで大丈夫です。そこから私と一緒に『週刊千石』にもまれてみる…そんな楽しみ方もアリだと思います！ どんなスクープをゲットできるのか、お楽しみに！」と役への思いを語る。
原作者の大崎氏は「週刊誌ってなんだろう。『スクープのたまご』を書き始める前から考え、今も課題のように自分の中にあります。この度の映像化にあたって、『なんだろう』という疑問の先にあるものを、ドラマなりの盛り上がりや緊迫感とともに見せてくれるのではと期待しています。すでに、ただならぬ意気込みは感じ取っています。ドラマチーム、頼もしい！ 放送を楽しみにしています」と映像化への期待を伝える。
作品を手がける山田勇人プロデューサーは、「『運命の赤い糸』を可視化した時、それは『スクープのたまご』にたどり着いた赤い糸でした。今作のメインテーマである『週刊誌の存在意義』を改めて考えさせられ、エンターテインメント業界を生業にするわれわれとの共通点も多く、実に興味深い原作でした。この作品を通して、仕事をする喜びや苦しみ、ゼロイチで物を生み出す大変さを感じとってもらえれば幸いです。主演の奥山葵さんはじめ、個性的な週刊千石チームのコミカルな侃々諤々（けんけんがくがく）模様をどうぞお楽しみください！」と作品への思いを語っている。
なお、地上波放送後には、TVer、TBS FREEで見逃し配信も行われる。
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