髙石あかり主演朝ドラ「ばけばけ」ポスタービジュアル完成！ スタート日は9月29日に決定2025/07/30
NHK総合ほかで2025年度後期に放送される連続テレビ小説「ばけばけ」（月～土曜午前8：00ほか）。このたび、ポスタービジュアルが完成し、初回放送日が9月29日になると発表された。
髙石あかりが主演を務める「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン（小泉八雲）と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名もなき人々の心の物語に光を当て、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語が描かれる。実在の人物をモデルにしているが、ふじきみつ彦氏の脚本による大胆な再構成で、登場人物名や団体名などを一部改称してフィクションとして制作される。髙石演じる松野トキの夫・ヘブン役でトミー・バストウが共演する。
ポスタービジュアルを撮影した写真家・川島小鳥氏は、「今回、2人の思い出の場所、松江で撮影させてもらいました」という当日について、「松江城（宇賀橋）、小泉八雲旧居、宍道湖、城山稲荷神社、月照寺…。髙石さん演じるトキさん、トミーさん演じるヘブンさんとそれらを巡り、撮影していると、本当にタイムスリップして2人の愛の世界に連れて行ってもらったようで、すごく胸がいっぱいになる時間でした」と回顧。また、川島氏は「撮影の時はまだドラマの撮影が始まったばかりの初々しい関係のお二人でしたが、これから2人の絆が生まれ、どのように世の中で愛を表現していくのか、とても楽しみにしています」と2人への期待を口にしている。
デザインを手がけたのは、西澤和樹氏。「日々の暮らしにふと現れる、夫婦の穏やかな時間。その一瞬を切り取ったような写真の世界観に寄り添いながら、ポスター全体が一つの物語として立ち上がるよう、デザインには抑制を効かせ、静かな構成を心がけました」とデザインに込めた思いを紹介し、「見る人の心に柔らかな余韻を残すものであればうれしく思います」と完成品への願いを打ち明けている。
あらすじ
明治時代の松江に暮らす松野トキ（髙石）は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子だ。上級士族の家系である松野家は、武士の時代が終わると、父が乗り出した事業が失敗し、とても貧しい暮らしをすることになってしまう。激動の世の中で、時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ったトキは、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごしている。
ある日、極貧の生活が続き、トキが途方に暮れていると、松江に新しくやって来た外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事の話が舞い込んでくる。トキは、外国人が珍しい時代にあって、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で引き受けることに。
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