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米倉涼子主演「エンジェルフライト」待望の続編が映画になって2026年2月に配信2025/06/19 06:00

米倉涼子主演「エンジェルフライト」待望の続編が映画になって2026年2月に配信

 Prime Videoは、2026年2月13日にオリジナル映画「エンジェルフライト THE MOVIE」を世界独占配信する。本作は、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子氏の「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(集英社文庫)を原作に、米倉涼子主演で23年3月に独占配信を開始し、今年5月3日~6月7日までNHK総合でも放送され、大きな反響を呼んだドラマシリーズ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」の待望の続編だ。

 前作に続き、米倉が主演を務め、国境を越えて遺体を遺族のもとへ送り届ける国際霊柩送還士の姿を感動的に描き出す。このたび、配信日とともにキービジュアルが公開され、主演の米倉、脚本の古沢良太氏、監督の堀切園健太郎氏のコメントが到着した。

 米倉は「私はもともと原作の『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の大ファンだったので、著者の佐々涼子さんの思いを引き継いで“THE MOVIE”という形で再びこの物語をお届けできることをうれしく思います。この作品には、一つ一つの命にちゃんと物語があって、それぞれに愛や絆がある。どんな命にも意味があるというメッセージが込められています。『エンジェルハース』のメンバーがご遺族や故人の皆さまに誠心誠意向き合う姿を、スタッフ・キャスト一丸となって心を込めて作っていますので、完成した作品を見たら私はきっとまた涙してしまうと思います。皆さんもぜひ大切な人を思いながらご覧いただけるとうれしいです」と意気込みを語った。

 脚本の古沢氏は「皆さんの支持のおかげで、もう一度あの素晴らしい面々が集まってくれます。今回は映画ということで、また新たなチャレンジ。ですが、描くべき芯は変わりません。『死』を描くということは『生』を描くことであり、無限にある誰かの人生はすべて語るべきドラマであると学んだ作品でした。身近な誰かの人生にひと時思いをはせたくなるような作品になればと願っています。佐々涼子さんが残してくださった宝石から生まれたビーズを、また一つ、つなぐことができることに感謝します」とコメント。

 また、監督の堀切園氏は「SNSには、『身近な大切な人に思いをはせ、今の生き方を見つめ直した』という前向きな感想があふれていた。そんな中、幸運にも続編が決定。那美と幸人の話はどうなるのか、ほかのメンバーにも活躍してほしいし、映画版としてスケールアップし、前作を上回るものを作らなければ意味がない。再び古沢さんと脚本作りで格闘する日々が始まった。異国での突然の死によって浮かび上がる愛や絆。この作品は広い意味でのラブストーリーだ。国境をまたいで紡がれる多様な愛の物語をお届けしたい」と本作のテーマについて触れている。

 前作「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」は、配信を開始するやいなやSNS上にも感動の声が続々と投稿され、Amazonカスタマーレビュー平均星4.7(25年6月11日時点、総数1088件)で、日本のAmazon Originalドラマとしてレビュー最高評価を記録し続けている。さらに、配信開始後3週間の国内視聴者数において、23年4月7日当時での日本のAmazon Originalドラマの1位を獲得するなど、非常に大きな話題を呼んだ。

 そして、「エンジェルフライト THE MOVIE」で描くのは、海外で亡くなった日本人の遺体を国内に、あるいは日本で亡くなった外国人を母国に搬送する業務を日々行っている、国際霊柩送還士という知られざるスペシャリストたちの活躍。羽田空港内に事務所を構える小さな会社「エンジェルハース」では、口は悪いが情に厚い敏腕社長・伊沢那美(米倉)を筆頭に、一癖も二癖もある個性豊かな社員たちが時に葛藤し、時にコミカルなチームワークを見せながら日々奮闘している。「大切な人を異国の地で失ったご遺族に、ちゃんと最後のお別れをさせてあげたい」という那美の信念の下、亡くなった人と残された人の間で繰り広げられる、悲しいすれ違いとさまざまな愛の物語を“涙と笑い”を織り交ぜて映し出す感動のエンターテインメント&ヒューマンドラマとなっている。

 映画としてスケールアップして帰ってくる「エンジェルフライト」。来年の配信まで、今後の続報にも期待したい。

【コンテンツ情報】
「エンジェルフライト THE MOVIE」

Prime Video
2026年2月13日から世界独占配信



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