ヒロミ&マッチが「八王子魂」で夢の共演! 熱狂のステージで観客を魅了2025/06/17 18:30

八王子市出身のヒロミがスペシャルアンバサダーを務め、八王子市出身のLITTLE(KICK THE CAN CREW)とファンキー加藤(FUNKY MONKEY BΛBY’S)がアンバサダーを担当した「八王子魂 Festival&Carnival2025」が、6月14・15日の2日間、東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子にて開催された。
2021年に発足した「八王子を盛り上げる会」が主催の「八王子魂 Festival & Carnival」は、「八王子で音楽やお笑いを織り交ぜたエンターテインメントフェスを!」をテーマに、ヒロミがアンバサダーを務め、23年11月11・12日に初のイベントを開催。音楽ライブとお笑いのステージが繰り広げられ、2日間で30組以上がステージを飾った大型イベントとなった。
2回目の開催となる今回も、八王子出身のアーティストはもちろん、彼らとゆかりのあるアーティストが集結。初日は、手越祐也がボーカルを務めるT.N.Tが新曲を披露するほか、サプライズゲストとして前田亘輝(TUBE)が登場し、梅田サイファー、LITTLEとのコラボレーションにより新曲を初披露。さらに、松本伊代がニーハイブーツ&ミニスカートで登場し、ギターを演奏する夫・ヒロミとコラボするなど会場を沸かせた。



15日は、午前10:30に、ヒロミがファンキー加藤、LITTLEとともにステージに登場し、「昨日も盛り上がったので、今日もよろしくお願いします!」とあいさつ。この日のオープニングアクトは八王子少年 feat. ファンキー加藤の「ハチオウジサイコウ」。曲名の通り「ハチオウジサイコウ!」のコール&レスポンスからスタートすると大歓声が上がった。


トップバッターは、ローラースケートで颯爽と登場した山本淳一。光GENJIの名曲「パラダイス銀河」を披露すると、会場のボルテージは一気に最高潮に。八王子で生まれ、15歳で光GENJIのメンバーに選ばれた山本が、高校時代の通学電車は常に満員になり「山本車両」と呼ばれたエピソードを紹介すると、ヒロミは「いろいろなアイドルを見てきたけど、一番人気あったのは光GENJI。どのテレビ局へ行っても全員ファンだった」と当時の人気ぶりを紹介した。


2組目に登場したのは、八王子観光PR特使でもあるロックバンド・フラチナリズム。スタートから「単純にイエイ」「あんぽんだんす」などアップテンポな楽曲で畳みかけ、コール&レスポンスやキャッチーな振り付けで会場を盛り上げた。MCでは、ボーカルのモリナオフミが「どうも八王子の手越祐也です!」と1日目の出演アーティストにちなんだボケで観客の笑いを誘った。その後、LITTLEとのコラボ新曲「BAN&ZAI」や自身の人気曲「KAN&PAI」などを披露し、会場全体を巻き込んだ計6曲のパワフルなパフォーマンスを終えた



3組目のステージは、BiSHの元メンバー、セントチヒロ・チッチの音楽プロジェクト・CENT。フラチナリズムからセットチェンジをする間会場の温度を保つのは、メインステージの袖に設置された「カーニバルステージ」に登場するお笑い芸人ら。1組目のレインボーは、“ジャンボ”コールで出演アーティストさながらのコール&レスポンスを行い、観客を盛り上げる。
そして、CENTのステージが開幕。黒Tシャツにビビッドなピンクのシースルートップスをダメージデニムに合わせたキュートでロックな装いで登場したCENTは、「体、にぶっていませんか? タオルか手ぬぐいか手、グリグリしたりゴシゴシしたりして一緒に楽しんでください!」と、「八王子魂」タオルを振り回しながら新曲「Tenugui Galaxy!?」を熱唱。デビュー曲「向日葵」「夜王子と月の姫」「決心」など、合計8曲を披露した。

続いて、「カーニバルステージ」には、鬼越トマホークが長谷川雅紀(錦鯉)のモノマネで「こーんにーちはー!」と登場。次々と八王子出身タレントをいじり観客の笑いを誘った。


その間、次のセットチェンジが完了すると、観客から「かっ飛ばせ、遊助」のコールが沸き起こる。すると、パッヘルベルの「カノン」をオマージュした「いちょう」のイントロがかかり、遊助(上地雄輔)が登場。前回23年に引き続き2度目の出演となる遊助が「帰って来たよー、八王子!」とあおると、観客から「おかえりー!」と迎えられ「ただいまー!」と応えつつ、「僕、横須賀出身なんですけどね」とツッコミを入れる場面も。遊助のデビューシングル「ひまわり」では、観客にペンライトやスマホライトを促し、温かい光に包まれて歌い上げた。さらに、アニメ「ポケットモンスターXY」(13年/テレ東系) の主題歌として、遊助が書き下ろした「V(ボルト)」をパワフルに披露した。

その後、カーニバルステージに登場するや否や、観客により大きな歓声と拍手をリクエストし、万雷の拍手に迎えられて登場し直したのは、お笑い芸人のくまだまさし。八王子の観客の温かい歓迎に、「逆に温かすぎてやりにくい」とヒロミにこぼしつつ、やり遂げた。


5組目に登場した氣志團は、ドラムソロからスタートし、電飾で彩られた“族車”で乗り付けた綾小路翔の”コール”(エンジン音)とのセッションから、「喧嘩上等」で会場を盛り上げ、新曲「汚れなきクソ野郎ども」や氣志團の代名詞ともいえる「One Night Carnival」など全9曲を披露。実は、千葉県民の日である今日、千葉県と決別して来たと明かした“翔やん”が、「前回の八王子魂はめちゃくちゃうらやましく思っていました。念願かなってお招きいただきありがとう」とあいさつ。加えて「八王子は憧れの町。俺たちは千葉県木更津から来ました。なんか街が似てるね。木更津と違うのは、先輩たちが出世してるところ」と自虐で会場の笑いを誘い、帰りも族車で袖にはけた。

「ナナナナー」で登場したジョイマンは、得意の“ラップコント”を披露。会場が笑いの渦に包まれ「今年一番受けた!」とご満悦。その後、ヒロミが「ナナナナー」で登場し、八王子の観客は反応が良く、今日出演したお笑い芸人は誰も滑っていないと語ると、ジョイマンは、「八王子だからナナナナーをハチハチーに変えたけど、(その部分は)あまり反応よくなかった」と苦笑した。


ネクストステージは、歌手生活45年を迎えた近藤真彦。会場から「マッチ」コールが自然発生すると、スパンコールをちりばめたきらびやかなジャケットをまとって登場。自身が出演しているACのコマーシャルを再現し「盛り上がってますかー?」と問いかける。1曲目の「ハイティーン・ブギ」からステージを駆け、会場のボルテージはMAXに。「僕、大和市で生まれたんですけど、(八王子は大和市と)同じ匂いがしますね。八王子の団結力すごいね」と会場を盛り上げ、「スニーカーぶる~す」や「ミッドナイト・シャッフル」「ギンギラギンにさりげなく」など、大ヒット曲を含む7曲を歌い上げた。

曲の合間に、22歳で「愚か者」の話をもらい、全く意味が分からないまま歌っていたというエピソードを披露したマッチ。歌い続ければ歌詞の奥のそのまた裏の意味が分かると言われて歌い続けていると話し、そのまま歌唱するのかと期待が高まる中「今日は歌いません!」と断言。続けて「愚か者が聞きたい人は、来月ツアーで歌うのでお越しください」とアピールした。そして、マッチファンを公言している松本とヒロミ夫婦に触れて、「めっちゃ仲良くていいよね」と笑顔で語った。そう言われたヒロミが「ふられてBANZAI」で、袖のステージに立ち一緒に振り付けを披露する場面が印象的だった。

テツandトモは、ギターを抱えて「どうも~、どぶろっくです」と登場し、「もしかしてだけど」を一節歌って会場を盛り上げた。続けて、自身の歌ネタ「なんでだろう」を披露し、会場全体が彼らの有名な手の動きを真似して一体感が生まれた。ヒロミが登場すると、かつてテレビ番組の収録でヒロミと初めて会った時に「ジャージを脱ぐなよ」というアドバイスを受けてからジャージを脱ぐきっかけを失ったと、クレームにも近いエピソードを打ち明けた。


アーティスト最後のステージは、ファンキー加藤が所属するFUNKY MONKEY BΛBY’S。人気曲「ちっぽけな勇気」で登場すると、1曲目からステージ上を駆け抜けながらパワフルに歌い上げ、観客のボルテージを一気に高める。父の日にちなんで、すべてのお父さんに向けた応援歌「ヒーロー」や、一昨日に先行配信を開始したばかりの新曲「音楽を鳴らそう」を含む計9曲を全力で披露。途中、何度も苦しそうになりながらも、ファンに全てを捧げる加藤の熱意に感動するファンから、「最高~!」「ありがとうー!」と、たくさん感謝の声が掛けられる。

何度も観客に投げかける「八王子ー!」というコールや背中に八王子と書かれたはっぴなど、”八王子愛”をストレートに表現した熱いパフォーマンスを見せたファンモン。クライマックスには、加藤がステージを降りてアリーナのファンの側まで行ってタオルを振り回して会場をより一層盛り上げた。

ヒット曲「佐賀県」を披露したはなわは、「埼玉県の人は怒らないで聞いてください」と映画「翔んで埼玉」(19年)の主題歌「埼玉県の歌」と、続編となる「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」(23年)の主題歌「ニュー咲きほこれ埼玉」を披露。その後、ヒロミが登場し、はなわが「八王子のうた」を作ってくれたことを感謝した。


フィナーレは、ヒロミを中心にこの日の出演者およそ30人のアーティストとお笑い芸人が集結し、全12曲を披露。まず、「ミュージックステーション」のテーマ曲「#1090 ~Thousand Dreams~」に合わせてタモリのモノマネ姿のジョニー志村が登場。ヒロミ、FUNKY MONKEY BΛBY’S、LITTLE、はなわが登場し、「太陽おどり~新八王子音頭~」を観客とともに熱唱し会場と一体になると、1日目に出演したATSUSHI(ニューロティカ)が↑THE HIGH-LOWS↓の「日曜日よりの使者」を力強く歌唱。ヒロミは、今回アーティストやお笑い芸人を向かい入れる裏方としても奮闘(ふんとう)した加藤とLITTLEを労いつつ、ファンモンのステージ後、力尽きてスタッフに抱えられて退場した加藤をまねてからかう場面も。
続いてヒロミが、実はマッチのステージを見た松本から「パパ、今日もう疲れたから歌えないかも」と告白されたと話し、松本の意欲を駆り立てるため、観客に応援を求める。


「心を込めてかわいいと言ってね。ベテランだから(心がこもっていないと)バレるから」と会場に、心のこもった「かわいい」コールをお願いし、赤いミニスカートにニーハイブーツという装いの松本をステージに招き入れる。「ビリーヴ」ではギターを弾きながら松本と背中合わせで密着したり、一緒にジャンプしたりするなど、昨日同樣、仲良し夫婦を見せつけ、最大のヒット曲「センチメンタル・ジャーニー」へ。親衛隊の野太い「伊代ちゃ~ん」コールに背中を押され、キュートに歌い上げた。山本は、曲の途中にローラースケートをはいたまま登場してくるくる周り、綾小路は「かわいい」を連呼するなど、永遠のアイドル松本が大人気。自身のステージが成功した後、はなわらと共に松本がみんなの曲でコーラスを担当して華を添えた。

その後、ヒロミが活動していたお笑いトリオ・B21スペシャルのデビット伊東とミスターちんが登場し、吉田拓郎の名曲「たどりついたらいつも雨降り」を熱唱。ヒロミが「そのうちコント大会をやろうかなと思う」と話すと会場からは歓声が上がった。


ラストは、はなわが作曲し、ヒロミと共作で作詞した「神様との約束」と「八王子のうた」を全員で熱唱。松本への感謝を込めたロック調のラブソング「神様との約束」では、長男で俳優の小園凌央と、次男の隼輝氏が登場し、家族のコーラスに支えられて最後まで歌唱したヒロミ。こうして、2日間にわたって行われた「八王子魂 Festival & Carnival 2025」は、歓声と熱気に包まれながら幕を閉じ、ヒロミたちは深々と頭を下げて、会場に駆け付けたファンおよび、関わった全ての人たちに感謝を表した。
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