ロンダリング2025/06/06
番組情報
あらすじ
スターを目指して大阪から上京した、売れない俳優の緋山鋭介（藤原丈一郎）。彼は、非業の死を遂げた霊の声が“聞こえる”という厄介な特殊能力の持ち主が故に、家賃が格安の事故物件に飛びついては死者の悲痛な声に悩まされ、転居を繰り返していた。ある日、その能力を知った不動産会社社長・天海吾郎（大谷亮平）から女性がベランダから飛び降りて自ら命を断ったという高級マンションの一室を紹介された緋山は、この部屋でしばらく暮らし、問題なく住めることを証明して事故物件のイメージをロンダリング（洗浄）するアルバイトを持ちかけられる。その夜、さっそく死者の声を聞くが、自殺したはずの女性がなぜか「私は殺された！」と訴えて…。
キャラクター紹介
- 緋山鋭介（藤原丈一郎）
売れない俳優。仕事は端役ばかりで収入はわずかで、その日暮らしの毎日を過ごしている。霊の声が聞こえる“霊感”ならぬ“霊聴”体質に悩まされるが、とある死者の悲痛な叫びを聞いてから、その無念を晴らしたいという思いが芽生え、“霊”という目に見えない存在と、真正面から真摯に向き合うように。アマミ不動産でロンダリングのアルバイトをしながら、社会の闇に消された人々の“非業の死”の真相に迫る。 - 蒼沢夏凜（菅井友香）
不動産会社・アマミ不動産の社員。緋山同様、霊が“見える”という特殊能力を持っている。だが、霊の姿を視認できるのではなく、その場所や物の危険度を“色”で判別できるという能力に長けている。クールでドライな性格だが、緋山のお世話係兼相棒のような存在。 - 天海吾郎（大谷亮平）
緋山に事故物件のロンダリングを依頼する、アマミ不動産の社長。クライアントは、夜の職業や生活保護受給者、過去に罪を犯した者など。賃貸契約を結びにくいと言われる人々に格安物件を仲介するため、“駆け込み寺”と称される不動産会社を経営。ビジネス・利益最優先の言動を取る冷酷な一面も。
出演者
藤原丈一郎／菅井友香／大谷亮平 ほか
スタッフ・音楽
脚本：古家和尚／演出：髙野有里／演出：西村美保／演出･プロデューサー：木村淳／プロデューサー：中林佳苗／プロデューサー：田端綾子／プロデューサー：中村和宏
藤原丈一郎主演。“死者の声”が聞こえる男が霊に寄り添い奮闘する社会派ミステリー
カンテレ・フジテレビで毎週木曜深夜に放送、そしてFODで配信する、カンテレ×FODドラマ枠第3弾。“死者の声が聞こえる”という、役に立たない特殊能力を持つ主人公・緋山鋭介役で藤原丈一郎が地上波連続ドラマ初単独主演を果たす。嫌々ながらも社会の闇に足を踏み入れた緋山が、非業の死を遂げた人々の人生に寄り添い奮闘する中で、社会から切り捨てられた人間たちの生きざまを描いていく。緋山のお世話係兼相棒の蒼沢夏凜役を、菅井友香が、緋山に事故物件のロンダリングを依頼する不動産会社社長・天海吾郎役を大谷亮平が務める。
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