岩田剛典が「DOCTOR PRICE」で人と金を操るダークヒーローに！ バディを組むのは蒔田彩珠2025/05/29
岩田剛典（EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS）が、7月にスタートする日本テレビ系日曜ドラマ「DOCTOR PRICE」（日曜午後10：30＝読売テレビ制作、開始日未定）で主演を務めることが決定し、蒔田彩珠が共演することもあわせて発表された。
本作は、原作・逆津ツカサ氏、作画・有柚たまき氏による同名漫画シリーズに、ドラマオリジナルのサスペンス展開や、原作者を交えて練り上げた新規エピソードを盛り込み、“痛快×医療サスペンス”に仕上げる。
岩田が演じるのは、3年前に父を自殺へと追い込んだ医療業界の闇を暴くために立ち向かう、通称：医師専門転職エージェント・鳴木金成。元極東大学病院の小児科医で、転職エージェント会社「Dr.コネクション」社長として、年間億超えの売り上げを誇る。好きなものは紅茶と金という鳴木は、元医師としての知識や情報量、交渉力を駆使し、全てを思惑通りに進行。転職したい医師の依頼をかなえる。自信に満ちあふれた態度と歯に衣着せぬ発言で依頼人の医師や病院を手玉に取り、圧倒する“ダークヒーロー”だ。
岩田は、本作の印象を「『医療ドラマ』なのですが、オペのシーンはほぼなく、病院を舞台にしつつもしっかりとした『サスペンス要素』がある『痛快×医療サスペンス』です。新しい視点で医療業界の闇に切り込んでいくので、とてもニュータイプなドラマになりそうだと感じています」と語る。
また、「私が演じる主人公の鳴木金成は、“ダークヒーロー”のような人物で、口も態度も良くないし、人使いも荒い（笑）。ただ、自分の中に目的意識をしっかりと持っていて、その目的に向かって『使えるものは何でも使う』といった印象です。そのような冷徹さもあるけれど、一方で蒔田さん演じる夜長亜季とバディを組むような側面もあるキャラクターです」と、演じる役柄について言及。
そして、「そんな鳴木が迫っていく、ドラマ全体通じてのサスペンス軸がありながら、各話ごとにゲスト出演者がいて、それぞれの人生やエピソードを切り取っていくようなストーリー展開もあり、その両軸で物語が進んでいきます」と見どころについて表現する岩田は、「日曜の夜に、スカッとした気持ちで終われる痛快ドラマとなるようにみんなで力を合わせて作ってぜひ楽しみにしていてください!!」と、視聴者へメッセージを寄せている。
一方、岩田と初共演の蒔田が扮（ふん）するのは、「Dr.コネクション」の事務スタッフとして鳴木の下で働き、行動を共にする夜長亜季。計算能力・資料作成力に長けている反面、マイペースで一見天然のような側面を持つ。思ったことを口にせずにはいられない性格で、たびたび核心を突く発言で依頼人を傷つけることも。また、好奇心が強く、潜入調査なども自ら進んで引き受けるが、特別報酬に釣られて危険な業務も受諾するなど現金な一面もあり、鳴木と同じくお金への執着心は強い。鳴木について行くと決めているものの、彼が善なのか悪なのか、その本性をつかみかねている役どころだ。
蒔田は、「台本の前に原作を全て読ませていただいたのですが、本当に面白くて『次の巻、次の巻…』という感じでどんどん読み進められる作品だったので、夜長亜季役が決まった時は、今までに演じたことがないような『毒舌』＆『それを笑顔でごまかす』までがワンセットのようなキャラクターをどのように表現していこうか…、というのが楽しみな反面、緊張も感じました」と、今作への出演が決まった心境を明かす。
また、撮影を「でも、そんな夜長が仕事を終えた時に鳴木と報酬の交渉をするのですが、そのやりとりがすごくかわいくて癒やしのポイントでもあるので、その撮影が楽しみです（笑）」と心待ちにしている様子で、「そして、“医師の転職”の話を扱うこともあり、長いセリフだったり、用語の説明が多かったりするので、見ている人にそれがしっかりと伝わるように表現していきたいです」と気を引き締める。さらに蒔田は、「日曜日の夜に見て、最後はすっきりして、『明日から仕事頑張ろう！』『学校頑張ろう！』って思えるような、そんなドラマにしていけたらと思っています。頑張ります!!」と宣言している。
プロデューサーの多鹿雄策氏は、原作を読んだ際に「“医療シーンのない医療漫画”という矛盾に強くひかれました」と意表を突かれたようで、お金にまつわる専門用語と医師専門転職エージェントを扱いながらも、「根っこには『人を救う医師を、救う』という物語があります」と紹介。「この作品を通して、『医師も、労働環境や家庭環境に悩み苦しむ、一人の人間なんだ』ということを感じ、そんな彼らを特別視せず、彼らの人生に選択肢を提示していく主人公の姿にひかれました」と魅力を語る。そして作品のドラマ化を、「“医療と金”をテーマに、私たちが日常で訪れる病院の構造を学び、悪を罰する“痛快劇”にスカッとし、隠された医療過誤の真相に迫る“サスペンス”にドキドキハラハラしながら、お楽しみください！」とアピール。
また、主演の岩田について、「個人的に拝見してきた俳優業・アーティスト活動・バラエティ番組での姿では、”温かさと優しさ”の印象が強かったのですが、ある作品での”殺人犯”を見て、『いつか、ご一緒してみたい！』と感じ、今作のダークヒーローでご一緒できることがかないました」と新たな一面を見せてくれることを期待しているようで、バディを組む蒔田については「今作のシリアスな世界観に、明るい光を射し込んでくれる存在に、蒔田さんが夜長を育ててくれていて、『今日の撮影では、どんな夜長が見られるのだろう！』とスタッフ一同、楽しい日々を過ごしています」と称賛する。
さらに、原作者の逆津氏はドラマオリジナルの部分について、「素晴らしい出来だと感じています。原作でも使えれば良かったのに！ と悔しくなるほどでした」と絶賛し、「一部新規エピソードにも関わらせてもらい、一緒に作り上げているという感覚を覚え、充実した楽しい期間でした。早く皆さまの元にお届けしたい気持ちでいっぱいです」と喜びを表現。
そして、「うれしさと驚きでいまだに夢見心地です」という作画担当の有柚氏は、「これも読者の方々のご声援、関係各位のご尽力あってかなったことです。本当にありがとうございます！」と感謝の意を示し、「プロットや脚本も毎回楽しく拝読させていただいておりました。漫画と違った展開を楽しんでいただけると思います。作画のエッセンスも演出に加えていただいており、放送を大変楽しみにしております！」と期待に胸を膨らませている。
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