ナムグン・ミン＆チョン・ヨビンによる深く切ないラブストーリー「私たちの映画」が配信2025/05/24

　Disney+（ディズニープラス）では、ナムグン・ミンとチョン・ヨビンが共演する「私たちの映画」を、6月13日から独占配信する。

　「私たちの映画」は、巨匠クラスの映画監督の父を持つプレッシャーと戦いながら、映画という夢と真正面から向き合う駆け出しの若き監督であるイ・ジェハの挑戦と、余命宣告を受けた女優の卵のイ・ダウムが、“今”を懸命に生きる究極のラブロマンスだ。

　主人公・ジェハは、デビュー作で華々しい成功を収めた天才若手監督となったが、栄光の裏で次回作が作れないというスランプに陥り、業界からの期待や、映画監督である父親の影に押し潰されそうになっていた。そんな時、一度だけでも主役を演じたいという夢を持った難病の女優・ダウムと出会い、彼は新作映画の制作を決意する。

　命のタイムリミットが迫るダウムと、迷いながらも彼女に懸けたジェハは、限られた時間のなかで撮影に奔走（ほんそう）していく。“次がない”映画監督のジェハと“今日が最後”の女優のダウム。2人は現場で日々を過ごすうちに、少しずつ心を通わせていき、映画制作を通して生きる意味と人生最後の愛を見つけていく。しかし、彼女の難病が世間に明るみになり、映画撮影は中断の危機に。夢と現実、生と愛と死、あらゆる感情が交差する深く切ない物語が展開する。

　主演を務めるのは、圧倒的な演技力と存在感で“韓国で最も信頼される俳優”のナムグン・ミン。「わずか1000ウォンの弁護士」ではコミカルな中にも闇を持つ正義感を持つ弁護士を、「恋人～あの日聞いた花の咲く音～」では時代を超える切ないロマンスを演じ、多彩な役柄を完璧にこなす彼が、今回はスランプに陥る映画監督役に挑む。

　一方、ヒロインに扮（ふん）するのは、確かな演技力と透明感で注目を集めるチョン・ヨビン。「ヴィンチェンツォ」「グリッチ」などで唯一無二の存在感を放ち、“千の顔を持つ“と称される彼女が、不治の病を抱えながらも「映画で主演を演じたい」という夢を諦めない新人女優役を、切なくも強く演じている。

　脚本を手掛けたのは、繊細な心理描写に定評のあるハン・ガウン＆カン・ギョンミン。監督には「調査官ク・ギョンイ」「誰も知らない」でスタイリッシュかつ人間ドラマを巧みに描いたイ・ジュンフムが名を連ねる。限りのある2人の愛を全12話でどのように紡ぎ出すのか期待される。