伊藤健太郎「スカーレット」でヒロインの息子を好演中。「アシガール」への思いも告白

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スカーレット:伊藤健太郎
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 NHK総合で放送中の連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜午前8:00=NHK大阪放送局制作)で、ヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香)の息子・川原武志役を演じる伊藤健太郎。「“朝ドラ”はすごく歴史のあるドラマですので、出演のお話をいただけてとてもうれしかったですし、頑張りたいと思いました。『スカーレット』の制作チームには、僕が以前に出演したNHKドラマ『アシガール』の制作チームにいた方々がいます。僕自身『アシガール』への思い入れが強かったこともあり、『スカーレット』に出演できるのはすごく光栄でした」と出演オファーについてや、自身の代表作の一つとなった作品への思いも明かす。

 ドラマは、滋賀県の焼き物の名産地・信楽を舞台に、戦後の高度経済成長期に男性ばかりの陶芸の世界で、女性陶芸家の草分けとして歩み始める喜美子の姿を描くストーリー。伊藤は、喜美子と八郎(松下洸平)の長男で、母親である喜美子のことを心の中で尊敬し、常に陶芸が身近にあったが、将来進む道については迷っているという役柄。そして、明るく優しい、ひょうきんな一面もある性格だ。

スカーレット:伊藤健太郎

 関西言葉には初挑戦となる伊藤だが、「母方の祖母が三重県の人ということもあり、実は関西の地域の言葉が飛び交う家で育ったので、滋賀のことばにもそんなに違和感はありませんでした。それでもセリフを話すとなると、言葉の持っている印象が変わる感覚があって、驚きでしたね」と語り、「武志という人物は、幼なじみの永山大輔(七瀬公)や宝田学(大江晋平)といる時はワイワイやりつつ、家に帰ると家族のこともしっかり思いやれるようなすてきな子。いつもの武志と、ちょっと大人でいなければいけない瞬間の武志との差は意識して演じています。その差が切なく見えたり、優しいな、いい子だなと思える部分でもあると思うので、大事にしたいと思っています」と武志の多様性を大切にしながら撮影に臨んでいるそう。

 これまでに印象的だったシーンについては「武志が母・喜美子に『(幼い頃に)お父ちゃんが帰ってきたのかと思ったら、テレビが届いた』と話したところです (2月7日放送・第107回) 。両親が離れてしまったことに対する葛藤は、幼い頃から武志の中にずっとあったと思いますが、その気持ちを言わずにいたのかもしれないですね。(母に対して)変な誤解を招きたくないという武志なりの考えがあったからだとも思うし、どういうふうに言葉にしたらいいのか分かるようになり、自分の気持ちをぶつけるというシーンでした。演じながら、すごくいいシーンだなと思います」と振り返る。

 また、陶芸のシーンは吹き替えなしで演じているそうで「武志を演じるにあたって、初めて陶芸を習いました。土はひんやりしていて、気持ちいいですね! 自分の思ったとおりの形になったらうれしいけれど、土はとても繊細なので邪念が入るとうまくいかない。すごく難しいんですけれど、楽しいんです。お稽古の過程で皿をたくさん作りました。その皿でご飯を食べる日が楽しみですね」と陶芸の魅力にハマった様子。

 そして、「今回初めて共演した松下洸平さんが、すごく気さくに接してくださいました。カメラが回ってないところでも、“お父ちゃん”という感じです。相談にのってくれたり、大丈夫?と気遣ってくれたりして、すごく優しいです。セリフでちょっと悩んでいる時も、松下さんが声をかけてくださってうれしかったですね。戸田恵梨香さんも、座長として、“お母ちゃん”として、リードしてくれてありがたいです」と両親役の2人に感謝の言葉を述べる。

「子ども時代の武志から急に僕に変わったので、“武志、でかくなりすぎ!”と思うかもしれない」と心配する伊藤だが、「視聴者の皆さんに違和感を抱かれないように演じていきたいです」と意気込みを語り、「『スカーレット』は陶芸のお話ですが、家族の“幸せの価値観”の違いも描かれていたりするんですよね。川原家を見てほっこりしてもらえたり、せつなくなってもらえたり、元気になってもらえたりしたらとてもうれしいです。大人になった武志の登場が、そのいいスパイスとなっていけたらなと思っています」とメッセージを寄せている。





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