「そろばん侍」で共演、向井理&寺尾聰は相思相愛!「向井が好きなんだよね」

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 NHK総合で2020年1月3日放送の正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」(午後9:00)の試写会が行われ、主演の向井理と共演の寺尾聰が出席した。

 同作は、2018年に放送され好評を博した土曜時代ドラマ「そろばん侍 風の市兵衛」の続編。武家や商家の家計を預かる主人公で剣の達人・唐木市兵衛(向井理)が、得意のそろばんで武家、大店などさまざまな家を渡り、しなやかな剣で悪を退治していく。今回のスペシャルでは、息子の死の真相を探る老侍・中江半十郎(寺尾聡)とともに、ばく大な借財をめぐる藩ぐるみの陰謀に立ち向かっていく。

 難しいそろばんには相変わらず悩まされたという向井だが、「それを乗り越えることもできましたし、斬新なストーリーや立ち回りもパワーアップしていて、手応えがあります。お正月にふさわしい作品になったと思います」と語り、寺尾も「スタッフのチームワークもよく、最後まで走りきれました。非常に満足しています」とドラマの仕上がりに自信を見せる。

 また、寺尾との共演について向井が「若いころに父親をなくした市兵衛と、息子を亡くした半十郎が、お互いなくしたものを補うように出会う。年齢は違う相棒として、親子のような関係で撮影できたことが思い出に残る作品になりました」と感想を語ると、寺尾は「時代劇をやりたいと思って、うずうずもやもやとしていたんですが、なんでもいいというわけではなくて。仕事だから個人的な感情で決めるのはいけないんでしょうけど、僕は共演者の好き嫌いで、誰が主役かということを重要視して出演作を決めていて。今回は向井くんが演じるということで、出演を決めました。彼と同世代の俳優さんの中で、これだけクールに涼しく、なおかつスマートに侍を演じられる人はいないと思います」と向井を称賛。さらに「向井くんとは2度目の共演なので、相性がいいのは分かっていましたが、こういうのは理屈じゃないと思うんですが、素晴らしい先輩や後輩と向かい合ったからうまくいくとは限らないし、相性っていうのが一番大事なんだと思う。なんだか知らないけど、向井が好きなんだよね」と笑顔を見せる。

 寺尾の称賛に照れた表情を見せる向井も「今回は疑似的な親子のような関係でのお芝居だったので、背中でいろいろ教えてくださる方だなと以前より感じました。言葉で説明するのではなくて、たたずまいで役柄を成立させる。醸し出す雰囲気でその役柄を引き寄せるというのは、僕のキャリアではできないことだから。これまで生きてきた過程であったり、何を見て、何を考えてきたかという人間力が役柄に表れている。今回の役柄も寺尾さんじゃないと存在しない、作品としても成立しなかったと思います」と尊敬の念を口にした。

 劇中で見せる殺陣については「敵50人に囲まれるシーンでは、刀は繊細なものなので、切れ味が悪くなってしまう。なので途中で刀を変えるアイデアを出したりしました。そこのリアリティーは必要ないのかもしれないですが、少なからず知識がある以上、うそはつきたくないなと」とこだわりを語る。すると寺尾は「僕はそのシーンの撮影前に、38人から42人ぐらいは頼むぞって向井くんに言いました(笑)。『向井くんは若いからスピードがあるけど、僕は一人一人確実に切り倒していく感じでいかがでしょうか?』と演出家に提案しました」とエピソードを明かした。

 また、時代劇の魅力について聞かれた寺尾は「時代劇は人間関係にしても、アクションにしても、現代劇より幅を広げることができるので、芝居する方もいろんな形づくりや思いを込めることができたり、そういう意味でも時代劇の魅力はあるし、もっと時代劇の時間があるといいなと思うんですけど…」とコメントし、「頼むよ…」と向井にバトンパス。向井は「現代劇と比較して、一見時代劇には制限が多いように感じられるんですが、僕は真逆で時代劇の方が自由度があると思うんです。携帯電話も防犯カメラもないので、いろいろなトリックも成立しやすいし。コンプライアンスにも縛られずに、なんでも成立させられる力があるから、いろんな可能性があるんじゃないかなと思います。本作も続編があればうれしいです」とアピールしていた。





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