菊池風磨「ハムレット」主演にSexy Zoneの反応は?

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 舞台「HAMLET ―ハムレット―」のフォトコールが東京グローブ座で行われ、1幕2場から5場までのシーンが公開された。菊池は2015年9月に上演された「DREAM BOYS」以来、約4年ぶりの舞台にして単独初主演、そして初のストレートプレイに挑む。主要な登場人物が最終的に全員死んでしまうシェイクスピア悲劇の今作で、デンマーク王子であるハムレットを演じた菊池は、堂々たる立ち振る舞いで舞台に立ち、長尺のセリフ回しも滑らか。鬼気迫る芝居でしっかりと存在感を示した。

 終演後は、菊池をはじめ、共演の南沢奈央、大谷亮介、安蘭けい、演出家の森新太郎が囲み取材に出席。稽古場での森の演出について聞かれた菊池は「なんか、昨日言ってたことと180°違う時とかがあるんですよ。昨日言われた通りにやったことでスッゲー怒られたりとかすることもあって。(ジャニーさんと)近いです、ホントに。だから懐かしい感じがしました。(ジャニーズ)Jr.の時に全然理不尽なことで怒られてたことを、(森が)理不尽って言ってるわけじゃないですけど、ちょっと思い出すところはありましたね(笑)。そういう意味で言うと、その場その場で変えるってことには慣れているので、結構楽しくできましたね。変えれば変えるだけ良くなっていってる実感はありました」と笑顔で振り返った。

 さらに、森に対して、「実感として“良かった”と思ったところを“さっきのところは良かった”ってサラッと言われたりすると、抱かれてもいいかなって…(笑)」とまさかの告白。それに応じて、森は「まあ、抱いてもいいですけど(苦笑)。彼は初めてのストレートプレイで、いきなりハムレットで、大変だなと想像していたんですけど、ホントに大変でした。僕のひと夏を返してほしいくらい(笑)。でも逆に言うと上にいくしかないんで」と厳しくも温かいコメントを返した。

「コイツとは絶対に無理だと思った」と菊池に初めて会った時の印象が悪かったことを語った森。菊池は「古典というものにあんまり触れたことがなくて。森さんの(舞台)『プラトーノフ』を見に行かせていただいた時に、あらすじはちゃんと把握して行ったんですけど、全然分からなくて。お客さんが笑っているところでも何で笑っているのか分からなくて、合わせて笑う、みたいな。その時に“これ、俺、ダメだ! ハムレットできないかも!?”って思って、屍(しかばね)のような状態で森さんのところに挨拶に行ったのがそれだったんですけど…」と当時の切羽詰まっていた心情を吐露。森は「全然キラキラしていなくて、ジャニーズか、オマエ!?って(笑)。今やっとキラキラしてきました」とにこやかに語った。

 菊池の役者ぶりについて聞かれた共演者の3人。南沢は「日々変わっていくハムレットが、見ていてドキドキしました。どんどんかっこよくなっていって、難しいセリフもちゃんと心から言っていてさまになっているというか。すごいなぁと思いました!」と。安蘭は「始まった時から母親の心で見ていたんですけど、“いや、大丈夫かな?”“この人はプレッシャーに打ち勝てる精神力があるのかな?”っていう心配があったんですけど、奈央ちゃんが言ったみたいに、どんどん日に日に良くなって。ここまで森さんのおかげなんだから、森さんにちゃんと“ありがとう”って言いなさいよって、母親の心で言いたいです」と母親役らしくコメント。大谷は「差し入れのナシがびっくりするほどおいしくて! あんなにおいしいナシは生まれて初めて!」と、芝居よりも差し入れを大絶賛し、会場が笑いで包まれた。

 劇中にはフェンシングのシーンも。菊池は左利きにもかかわらず、それをスタッフに言わずに右利きでマスターしたことを森に明かされると。「まさか僕の意向で左利き用にしてもらえると思ってなかったんで。言ったらあれかなぁと思って、右でやってみようと思って。でもやってみたらすっごく大変で…(笑)。右手左手ではけっこう葛藤したハムレットです!」と話した。

 また、舞台出演に対するSexy Zoneメンバーの反応を聞かれた菊池は「びっくりしてましたよ! まさか僕がハムレットをやるとは思ってもなかったみたいで、3度聞きくらいされました」とメンバーの様子を楽しそうに説明。「中島(健人)とかは、興奮してましたし、マリウス(葉)は生粋の宝塚ファンなので、僕よりも“安蘭さんと一緒なんだぁ~!”って身震いしてました(笑)。(佐藤)勝利も、同じ時期にドラマや映画を撮っていたりするので、“お互い頑張ろうね”というのはありましたね」とエピソードを披露。中島が観劇する予定であることも明かし、「お互い刺激を与え合えたらと思います!」と準備万端の表情で意気込みを見せた。

 舞台「HAMLET ―ハムレット―」は、東京・グローブ座で10月6日まで、大阪・森ノ宮ピロティホールで10月9~15日まで上演される。

取材・文/依知川亜希子 撮影/野本佳子





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