“4代目浅見光彦”平岡祐太。「共通点は旅行好きで、好奇心が旺盛」

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 TBS系で5月21日に、平岡祐太が浅見光彦役を演じる月曜名作劇場「内田康夫サスペンス 新・浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」(月曜午後8:00)を放送する。平岡は「今回は高知の四万十川を舞台にした悲しい事件が描かれますが、事件を通して、故郷に思いを寄せる登場人物たちの深い感情が浮かび上がってきます。誰が悪者だと、単純には言えないストーリーに胸が締め付けられました」と今作への思いを語る。

 ドラマは、今年3月に亡くなった内田康夫氏の人気旅情ミステリー小説を原作に、ルポライターの光彦が全国各地を旅して事件に遭遇する人気シリーズ。今作では、平家の落人伝説が残る四万十川沿いの山里・藤ノ川を舞台に繰り広げられる保険金殺人事件の謎解きと、そこに暮らす人々の人間模様が描かれる。

 過去には辰巳琢郎、沢村一樹、速水もこみちが光彦役を演じ、2017年10月から4代目光彦の大役を担う平岡は、「第1作はものすごい重圧を感じましたが、(第3作となる今回は)光彦というキャラクターと自分自身の中間点がつかめ、自分なりの“平岡光彦”になってきました」と徐々に手応えを感じているよう。裕福な家庭の次男坊で、旅先で出会った人々に寄り添う光彦を演じる上で大切にしているのが“品格”だと明かし、「普段の自分は猫背なのですが、光彦の品を出すために、お芝居では姿勢をよくすることを心掛け、歩き方やご飯を食べる時の所作も気を付けています。ささいなところかもしれないが、そこに彼の心情が現れると思っています」と語る。

 光彦には、旅先の郷土料理に舌鼓を打つ美食家の一面もあるが、「今作では、四万十川のうなぎがすごくおいしかった。実はどんどんグルメになってしまって、第1作の時よりも太ってきたんです。さすがにこれ以上はまずいかも」と苦笑いを浮かべつつ、「僕も旅行好きで、好奇心が旺盛と共通点も多い。回を重ねるごとに、愛される光彦になりたい」と思い入れが深まっている様子。また、今作の撮影中に内田氏の訃報に接したことも明かし、「内田先生が体調を崩されていたため、一度もお会いすることができませんでした。残念でなりません」と故人をしのび、「四万十川を望む高台に立ちながら、先生が書かれた光彦がいなかったら、自分はここにいなかったという思いがこみ上げてきました。これからも大切にしていきたい作品との思いを強くしました」と、追悼の念を込めた作品になったことを訴えている。

 ドラマでは、ルポライターの光彦が取材のため、平家の落人伝説が残る高知へと旅立った。四国行きのフェリーに乗り込んだ光彦は、一人旅中の元刑事・橋本克也(金田明夫)と、新婚旅行で夫の実家に向かっているという稲田教由(窪塚俊介)・萌子(矢田亜希子)夫婦らに出会う。光彦は、悠久の流れを抱く四万十川を臨む山あいにたたずむ平家の隠れ里・藤ノ川へと向かう途中、平家の末裔(まつえい)・稲田佐和(吉川愛)に遭遇。佐和の祖父・広信(篠田三郎)に怪しまれ、光彦は不審者扱いを受けるが、やがて疑いは晴れる。広信は、光彦がフェリーで知り合った教由の父親だった。息子の帰郷を心待ちにしていた広信だが、そこに教由がフェリーから転落し亡くなったという凶報が届く。

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