スピードスケート・髙木美帆が栄冠へ滑走。髙梨沙羅ら女子ジャンプ陣もメダル目指して飛行する

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 フィギュアスケート団体は、男女のシングルとアイスダンスのフリーが行われ、メダルの行方が決定する。日本は4位でフリー演技への進出を決め、フリー1種目のペアを終えた段階で5位。1位はカナダ、2位OAR、3位アメリカ、4位イタリアとなっている。カナダがOARに6点差をつけて一歩抜け出しているが、2位から5位の差は7点。日本が男女シングルでそろって上位に入ることができれば、メダルが見えてくる。男子は田中刑事、女子は坂本花織が出場。個人種目とは異なるプレッシャーのなかで、自分の持ち味を存分に発揮してほしい。アイスダンスはSPに続き、村元哉中、クリス・リード組が出場する。

 スノーボードは女子スロープスタイルの決勝が行われる。男子同様、予選を突破した12人がそれぞれ3回滑走し、最も高い得点が採用される。メダルに近いのは、前回ソチ大会の金メダリスト、ジェイミー・アンダーソン(アメリカ)。技の難度と演技全体の安定感を合わせ持つ。アンナ・ガッサー(オーストリア)も有力なメダル候補。女子では数人しか成功していないバックサイドダブルコーク1080(縦2回転、横3回転のジャンプ)という武器を持つ。2015年世界選手権優勝、17年3位の鬼塚雅、今季W杯に初参戦し、第1戦4位、第2戦2位と好成績を残した岩渕麗楽らもメダル圏内だ。

 スノーボードはほかに、女子ハーフパイプの予選も行われる。雪面を半円状に掘り下げたコースを滑走し、半円のなかを往復しながらジャンプ、回転などの演技を行い、採点による得点で順位を競う。予選は各選手2回滑り、高い方の得点が採用。上位12人が決勝に進む。日本からは松本遥奈、大江光、今井胡桃、冨田せなが出場する。松本は17年世界選手権2位、大江は同4位の実績を持ち、冨田、今井も調子を上げている。まずは確実に予選を突破したいところだ。

 アルペンスキーは女子の大回転が行われ、2回滑った合計タイムでメダルを争う。メダル候補は、17年世界選手権のチャンピオンであり、昨季W杯種目別総合優勝も果たしたテッサ・ウォルレイ(フランス)、17年世界選手権2位のミカエラ・シフリン(アメリカ)ら。日本からは石川春菜が出場する。日本人選手がこの種目に出場するのは3大会ぶりだ。

 アイスホッケー女子日本代表”スマイルジャパン”は、予選リーグ第2戦でスイスと対戦する。第1戦はスウェーデンに1ー2で惜敗したが、前線からプレッシャーをかけてパックを奪う日本らしいホッケーでチャンスを作った。今回もその戦い方を貫き、勝利を手繰り寄せたい。

 フリースタイルスキーは男子モーグルの予選2回目と決勝が行われ、メダリストが決まる。9日の予選1回目は堀島行真が5位、原大智が6位に入り、決勝に進出。遠藤尚は13位、西信幸は16位となり、予選2回目からの決勝進出を目指す。決勝進出者は20人。1回目の上位12人が2回目に進み、2回目の上位6人が最終3回目で表彰台を争う。予選1回目、当然のように1位に立ったのはW杯6季連続総合優勝のミカエル・キングスベリー(カナダ)。金メダル候補筆頭の“絶対王者”だ。しかしその王者も、17年世界選手権ではタイトルを逃した。優勝したのは堀島。堀島は今季W杯でもキングズベリーの連勝を止めて優勝し、平昌でもその再現を狙っている。高いエアでアピールしつつ、ターンも攻撃的かつミスなくまとめ、王者の焦りを誘いたい、原にも期待。また、予選の得点は決勝に持ち越されないので、遠藤、西も決勝に進めば、上位進出のチャンスは十分ある。

 午後9時過ぎからは、日本人女子の活躍が見られそう。まず、スピードスケート女子1500m決勝。髙木美帆、菊池彩花、小平奈緒が出場する。髙木は今季W杯で4戦全勝し、金メダル候補筆頭の呼び声が高い。マリット・レーンストラ、イレイン・ブスト(ともにオランダ)らライバルに競り勝ち、前評判通りの力を証明するか。菊池の上位進出も期待される。今大会初戦となる小平の滑りも見もの。500、1000mの本命だが、1500mも確かな実力を持つ。

 ジャンプ女子決勝は、髙梨沙羅、伊藤有希、勢藤優花、岩渕香里が出場する。昨季W杯総合優勝の髙梨、同2位の伊藤はメダル候補であり、そろって表彰台に立つ可能性も十分ある。ただし、金メダルの本命とは見られていない。今季W杯で大躍進したマーレン・ルンビ(ノルウェー)がいるからだ。五輪前のW杯10戦で優勝7回、2位3回とその戦績は圧倒的。第2、3戦で連勝したカタリナ・アルトハウス(ドイツ)も好調を維持しており、両者を抑えて表彰台の中央に立つのは容易ではない。とはいえ髙梨は、今季序盤は踏み切りタイミングがわずかに乱れていたが、ベストの感覚を取り戻してきている。現地の公式練習でも3回中2回全体2位の得点をマークし、3回目は飛距離ではトップとなる106mを飛んだ。調子は上向きだ。金メダル間違いなしといわれながら4位に終わったソチから4年。雪辱の大飛行を見せてくれるはず。もちろん伊藤、勢藤、岩渕にも声援を送りたい。

【2月12日 放送スケジュール】
フィギュアスケート「団体」 
BS日テレ 
午前7:00~9:00(録画) 

フリースタイルスキー「女子モーグル・決勝」 
NHK BS1 
午前9:00~10:05(録画) 

フィギュアスケート 
スノーボード 
NHK総合 
午前9:30~9:50(録画) 

スノーボード「女子スロープスタイル・決勝」 
NHK Eテレ 
午前9:50~11:45(生中継) 

フィギュアスケート「団体男子シングル・フリー」 
NHK総合 
午前9:50~11:54(生中継) 

アルペンスキー「女子大回転」 
NHK BS1 
午前10:05~11:55(生中継) 

スノーボード「女子スロープスタイル・決勝」 
NHK BS1 
午後0:05~1:20(録画) 

フィギュアスケート「団体女子シングル・フリー」「団体アイスダンス・フリー」 
NHK総合 
午後0:15~1:25(生中継) 

スノーボード「女子ハーフパイプ・予選」 
NHK BS1 
午後1:20~3:00(生中継) 

スノーボード「女子ハーフパイプ・予選」 
フジテレビ系 
午後1:30~3:05(生中継) 

アルペンスキー「女子大回転」 
NHK総合 
午後1:45~3:35(生中継) 

フィギュアスケート「団体男子シングル・フリー」「団体女子シングル・フリー」「団体アイスダンス・フリー」 
NHK BS1 
午後3:10~5:30(録画) 

スノーボード「女子ハーフパイプ・予選」 
NHK総合 
午後3:35~4:30(録画) 

アイスホッケー女子・予選「日本×スイス」 
NHK総合 
午後4:30~6:45(生中継) 

アイスホッケー女子・予選「日本×スイス」 
テレビ朝日系 
午後4:30~7:00(生中継) 

アルペンスキー「女子大回転」 
NHK BS1 
午後5:40~7:20(録画) 

フリースタイルスキー「男子モーグル」 
NHK BS1 
午後7:20~8:00(生中継) 

フィギュアスケート「団体」 
NHK総合 
午後7:30~8:50(録画) 

スノーボード「女子スロープスタイル・決勝」 
NHK BS1 
午後8:00~8:40(録画) 

フリースタイルスキー「男子モーグル・決勝」 
NHK BS1 
午後8:50~10:40(生中継) 

ジャンプ「女子ノーマルヒル」 
NHK総合 
午後9:30~11:20(生中継) 

スピードスケート「女子1500m」 
テレビ東京系 
午後9:30~11:10(生中継) 

スピードスケート「女子1500m」 
NHK BS1 
午後10:50~深夜0:00(録画) 

アイスホッケー女子・予選「スウェーデン×コリア(韓国・北朝鮮合同チーム)」 
ジャンプ「女子ノーマルヒル」 
NHK BS1 
深夜0:00~3:00(録画)
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