東山紀之、松岡昌宏、知念侑李が江戸の悪を裁く!! 必殺シリーズ復活10周年スペシャルドラマ「必殺仕事人」

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 東山紀之を主演にすえて「必殺仕事人2007」として復活してから10周年。必殺シリーズの記念すべきスペシャルドラマが、テレビ朝日系で2018年新春に放送されることが明らかになった(日時未定=朝日放送制作)。今回は、東山、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、遠藤憲一の仕事人に加え、黒木瞳、間宮祥太朗、奥田瑛二といった豪華ゲストを迎え、さらに重厚な物語が展開される。東山は「どんな仕事でも『常にベストを尽くして今が一番いい』ことを目指しています。今回の作品もこの10年の中で一番いい。必殺シリーズ最高傑作です」と自信をのぞかせている。

 東山演じる同心・渡辺小五郎の前に出現する因縁の宿敵、同シリーズでもまれに見る愚劣な悪人・壬生の幻楼(みぶのげんろう)を奥田が、その手先で華麗に舞う白狐のような妖艶さで暗躍する雀蓮(じゃくれん)を間宮が演じる。そして、恵まれない子どもたちの世話をする優しい私塾の先生・すずらんを演じるのが黒木。慈母のようなまなざしで子どもたちを見守るすずらんだが、その本性は…。表と裏で豹変(ひょうへん)する黒木の演技に注目だ。

 娘を殺された父親の依頼を受けた仕事人たちだが、リュウ(知念)が仕置の現場で頼み人に顔を見られてしまう。仕事人の掟通り、小五郎(東山)は頼み人を切り捨てるが、リュウは小五郎に反発して姿を消してしまう。その夜、江戸の遊郭街で焙烙玉(ほうろくだま)を抱えた男が自爆して大勢の死人とけが人を出す事件が発生し、その後も無差別な自爆や大勢を巻き込んで自殺するといった騒動が多発。その事件の背景に潜むのは果たして…?

 シリーズ復活10周年の本作では、若者への組織的洗脳、恨みを持つ相手に自ら手を下す私刑、無差別に見知らぬ人間を巻き込む自爆攻撃といった、必殺シリーズお得意の時事ネタをふんだんに反映し、いつの時代も変わらない人間の醜さをあぶり出していく。それらの悪を成敗するのが仕事人だが、私怨(しえん)や怒りに任せて手にかければ、それはただの人殺しで、仕事人の掟に背くことになる。苦悩する小五郎が下す決断とは!?

 小五郎の宿敵の出現に加えて、今作の物語でもう一つの大きなエピソードとなるのが、知念演じるリュウの失踪だ。仕事人という稼業に未だ葛藤を抱く心優しいリュウが行方知れずになり、松岡演じる兄貴肌の涼次は心配を募らせる。その後、再会を果たしたリュウは過去の記憶を失い、何かに支配されているように涼次と陣八郎(遠藤)に刃を向け襲いかかる。

 東山は「今の時代、10年も同じシリーズが続けられたのは奇跡に近いこと。藤田まことさんから引き継がせてもらった大切な作品です。10年前はとにかく1本を撮ることに集中していました。常に『全力投球でやろう!』と取り組んできたものが10周年を迎えられ、何事も一つずつきっちりやってこそ次につながるのだなと感じています」と感無量の様子。

 また、見どころが満載の新作だが、07年から東山演じる小五郎の義母・こうを演じてきた野際陽子が今年6月に他界したため、野際が出演する最後の必殺シリーズとなることも忘れてはならない。東山は「今年、野際さんが亡くなってしまいましたが、そうした先輩方と京都で、しかも時代劇作品でご一緒してきたことが、今の僕を培ってくれています。野際さんと最初にお会いしたのは僕が10代の頃で、他の作品でも母親役をやってくださったこともあり、普段から本当の息子のように接してくださいました。今回は、京都には来られないかもしれないという中、体力を振り絞って京都での撮影に参加してくださった。『良くなったらまた食事に行きましょうね』と話したのが最後になってしまいましたが、撮影中は苦しさを微塵も見せず、プロ根性、女優魂を見せてくださいました。そういう姿勢も僕は引き継いでいかなければと思います」と語っている。

 小五郎の妻でこうの娘・ふく(中越典子)との3人による掛け合いも見納めとなってしまうのは寂しいが、仕事人に降りかかる事件、因縁の宿敵との対峙(たいじ)、この世にはびこる悪を痛快に懲らしめ成敗する仕事人の活躍でスカッと晴れやかに新しい年を迎えたい。

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