NHK北九州放送局が初の地域ドラマ
映画の街を舞台にしたコメディー

博多ニュース

 2016年12月20日、NHK北九州放送局は同局として初めて地域発ドラマを制作することを発表した。放送は2017年10月の予定。映画やドラマなど撮影の窓口となる“フィルムコミッション”を一つの柱とした、心温まるコメディー作品となりそうだ。
 2017年1月にシナリオが確定し、5月の連休明けごろからの撮影開始が計画されている。タイトルや配役などは同局のHP(http://www.nhk.or.jp/kitakyushu/drama/)でも随時発表。毎年、地域発ドラマを制作し、ノウハウを持つ同県内の福岡局も協力する。

●NHK北九州放送局の上田早苗局長

 12月21日で開局85周年を迎えます。九州・沖縄ブロックでは熊本、福岡に次いで3番目。全国でも14番目にできた放送局です。地域の方に支えられてきた局ですので、地域の方と何かできないかと考えまして、局として初めて手掛ける地域発ドラマを決定しました。
 「北九州の今」をたっぷりと全国のみなさんへアピールできるドラマを目指します。放送はBSプレミアムで来年(2017年)10月を予定しています。
 みなさんが(抱く)北九州へのイメージはどんなものか。私、(同市)出身者でもあるんですが、鉄の街、公害を克服した街、政令指定都市で1番高齢化率が進んでいる街など、いろいろあるんですが、実は映画やドラマの制作者からは「ロケでどんな無理を言っても絶対にできないと言わないでいてくれる街」として知られています。例えば街中で爆破シーンが撮られたり、昼日中に大通りを12時間封鎖したり、さまざまなロケができているのも、北九州フィルムコミッション(の存在)と、エキストラを含めて地域の人々の協力があってこそのことなんですね。
 ただ、多く(の作品で登場する場合)は銀座(として)だったり、大正時代の(別の)街角だったりして、北九州としては前面に出ません。ということで、今回の地域発ドラマでは北九州の街そのものが舞台になります。地域の方々と一緒になって「北九州はこんなにいい街なんだ」とイメージアップを図るためにも、街のエネルギーをドラマに載せて全国にお届けしたいと考えています。
 地域発ドラマの制作は大変なチャレンジなんですね。100人前後の小規模な局ですが、全局員が燃えております。

・上田早苗局長
福岡・北九州出身。1986年、NHKにアナウンサーとして入局。連続テレビ小説「ふたりっ子」、「甘辛しゃん」のナレーションも務めた。2015年より現職。

●制作を担当する同局放送部の後藤秀樹副部長

すでにドラマ作りを進めております。先日、北九州市で初めてハリウッド映画のロケが行われまして、現場を訪ねたところ、そのすぐ横でタイのドラマのロケも同時並行で(撮影が)行われておりました。エキストラの方々やフィルムコミッションの職員らが右往左往しているという、まさに映画の街なんだなというのを、あらためて実感した次第です。そんな熱気を(今回の地域発)ドラマの方に取り込みまして、全国のみなさんへお届けしたいと思っております。

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