田村正和が“かつての娘”広末涼子、水川あさみと共演。「2人の成長と自分の後退を感じた」

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 テレビ朝日系では、松本清張の不朽の名作を田村正和主演で映像化したスペシャルドラマ「地方紙を買う女~作家・杉本隆治の推理」を2016年内に放送する(日時未定)。かつて田村と父娘役で共演した広末涼子と水川あさみが物語のキーパーソンとして登場するなど、豪華キャストが“競演”する極上のサスペンスとなりそうだ。

 原作は、清張が1957年に発表した短編小説「地方紙を買う女」。自らが関わった事件の捜査状況を知るため「連載小説が面白いから」と理由を付け、東京から地方紙の購読を依頼する女性のもくろみを巧みにつづった佳作で、過去に何度も映像化されている。

 今回のドラマでは、小説家を主人公とするなど新たな視点で同作をアレンジ。石川県の地方紙「金沢日々新聞」に推理小説を連載している作家・杉本隆治(田村)が、“地方紙を買う女”に疑念を抱き、心理戦を繰り広げながら追い詰めていくさまが描かれる。

 田村は「小説家の役でしたが、特に気をつけたことはなかったです。イメージとしては(ピースの)又吉さん(笑)」と冗談めかしながらも、「今回のドラマは、最後の謎解きのシーンが刑事ドラマっぽくない。小説家らしく自分の物語を語ることによって相手を追い詰めていくところが特徴ではないかと思います」と見どころをアピールしている。

 ある思惑を秘め、金沢日々新聞の購読を申し込む東京の女性・潮田芳子を広末、杉本のアシスタントで、彼と行動を共にする田坂ふじ子を水川が演じるほか、北村有起哉、片瀬那奈、西田尚美、佐野史郎、寺島進、佐々木すみ江、大杉漣、橋爪功ら脇を固める演技派たちの重厚な演技も大きな見どころの一つ。

 その中でも田村はそれぞれ10数年ぶりの共演となった2人の“娘”との芝居が印象深かったようで、「涼子ちゃんは2回も娘役をやってもらいましたが、大きな女優さんになられて。あさみちゃんは見ていてかわいくて滑稽で、すごくいい作家の卵を演じていただいたと思いました。あの涼子ちゃんが、あのあさみちゃんが、こんなことができるんだと、2人の成長も感じたし、自分の後退も感じました(笑)。『辞め時模索中の老俳優・田村』としましては、とてもうれしかったですね」と感慨深げに語っている。

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