瑛太と奥田瑛二が父と子を演じるドラマ
ロケ地の佐賀県唐津市で会見を開催

博多ニュース

 NHK BSプレミアムで’15年3月29日の午後10:00から放送する単発ドラマ「私は父が嫌いです」。制作を担当するNHK福岡放送局が2月26日に、ロケ地の一つである佐賀県唐津市で出演者会見を行い、瑛太と奥田瑛二が出席した。

 女好きで金儲けや嘘がうまい吉田寛治(奥田瑛二、“40歳時:瑛太”)は、多額の借金を残したまま行方をくらましていた。そんな父を嫌う息子・秀一(瑛太二役)だが、年を重ねるにつれて寛治に似ていく自分にいら立つ。父を探そうと旅立った秀一は、22年ぶりに思いがけない形で再会することに…。

 演出はドキュメンタリー番組を多く手掛けるNHK福岡放送局の木寺一孝チーフディレクター。入念にリハーサルを重ねる従来の“ドラマ的”手法のほかに、いきなり本番に臨んで役者の反応を引き出し、緊迫感あふれる中でカメラがその様子を追いかけるなど、“ドキュメンタリー的”な撮影方法も随所に取り入れた。

 瑛太は「こんにちは、瑛太です。自分も30歳を超えて、子どもも2人いまして、父と子という部分では考えることもたくさんありました。実験的な撮影ということもあり、ある意味で自分を深く見つめる機会にもなりそうです」と語った。

 続いてマイクを渡された奥田は「瑛二です」と発し、いきなり会見場の笑いを誘う。「私は今日(撮影)初日だったんですね。最近(演技の)ターボエンジンを入れてなかったんですが、入りましたね、今日は。やはり(走り出すと)気持ちがいいです」と表現した。

 演じる個性的な父親については「思いのままに生きるという自分にも似たところも。反省しながら演じております。また、ドキュメンタリー的な撮影で自分をさらけ出していきたいです」と奥田。それに対して瑛太は「(この父親と)向き合う場面の撮影が明日なんですが、どういう感情が生まれるか、楽しみにしています」と話した。

 撮影は福岡市と佐賀県唐津市を舞台に13日間で行われる予定。今回初めて唐津市を訪れた瑛太は「昼食で入った店で『麦とろ定食』を頼んだらマーボー豆腐とアジフライまで付いていて大満足しました。それから、海岸沿いを散歩していたら、女性の方が遠巻きに増えていったんですが、一定の距離を置いてといいますか、気を使ってくださっているのかな、と。そんな素朴というか、気持ちのいい場所だなと思いました」。一方、2度目となる奥田は「前回は城と、夜の料理や酒がうまかったなという印象が残っています。『唐津はいいところだ』と。今も酒と料理のことで頭がいっぱい。だから、さっきも必死になって明日のセリフの準備を終えました(笑)。それぐらい来たいところでした」と明かした。

 出演はほかに烏丸せつこ、中村ゆり。佐賀県出身の岡康道の自伝的小説「夏の果て」を原作に、一色伸幸が脚本を担当する。

関連リンク
PAGE TOP