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「ケイジとケンジ」磯村勇斗が今年の目標として掲げる“深み”とは?「広い視野を持って、2021年を見据えた準備ができたら」

 走り出したら止まらない元体育教師という経歴を持つ異色の刑事・仲井戸豪太(桐谷健太)と、頭脳明晰過ぎて逆にズレている東大卒のエリート検事・真島修平(東出昌大)の凸凹バディが事件を解決していく姿を描く、連続ドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)。インターネットTVガイドでは、仲井戸と共に事件解決に奔走する刑事・目黒元気を演じる磯村勇斗さんを直撃! 前クールの「時効警察はじめました」(同系)で鑑識役を演じた磯村さん。今回初めて挑戦する刑事役との対比や、自身の理想の刑事像、また、2020年の目標についてなど、多岐にわたって伺いました!

──まずは、今作への出演が決まっての感想をお願いします。

「初めての刑事役ということもあって、非常に楽しみでした。ダブル主演の桐谷さん、東出さんとは今まで面識がなかったんですけれども、僕たちの世代がよく見ていた映画やドラマに出演されている方々なので、ご一緒できることが非常に感慨深かったです」

──演じられている目黒元気の役柄についてもお聞かせください。

「今っぽさがありつつも、保守的なタイプで…。仲井戸さんとバディを組んで現場に行くことが多いんですけど、2人は対照的な性格だと思っています」

──10月クールの「時効警察はじめました」では、又来康知という鑑識官を演じられました。作品のテイストも異なりますが、同じ警察という設定で二つの役を経験されてみて、それぞれいかがでしたか?

「鑑識は細かい作業といいますか…。証拠を集めるために指紋を採取したり、実験的かつ科学的な要素があるんです。対する刑事は、人間の“生身”でぶつかっていくところがあるので、行動力の違いはあるかもしれませんね。犯人を直接捕まえたりもするので、危険との鉢合わせという意味でも、刑事は刺激があるかなと思います」

── “緻密な鑑識官”と“行動力の刑事”とでタイプが異なるとのことですが、磯村さんの性格はどちらに近いですか?

「刑事ですかね。好奇心も旺盛ですし、男ってやっぱりどこか『俺が逮捕してやるぜ!』といった、“ヒーローになりたい”みたいな思いがあるので」

──ちなみに、磯村さんと目黒は似ていますか?

「僕はどちらかというとすぐ行動するタイプなので、目黒みたいに物事に線を引いたりはしないかな…。そういった意味では守りと攻めみたいな感じで、対照的かもしれないですね」

──なるほど、豪太に似てアクティブなんですね! では、磯村さんが思う理想の刑事像を教えてください。

「オールドタイプの刑事が好きかもしれないです。松田優作さんみたいなハードボイルド感というか…。それこそ、仲井戸さんがしているサスペンダーがカッコいいんですよ。それぐらい昭和感のある、男くさい刑事が好きですね」

──ありがとうございます。桐谷さんのお話も出てまいりましたが、今回の共演で印象的なエピソードはありますか?

「仲井戸さんが初出勤してきて、目黒の隣のデスクに座るシーンなんですけれども…。段取りの時だったと思うんですが、桐谷さんが座ってふと引き出しを開けたら、ご自身の写真集が入っていて(笑)。だいぶ前に出された作品みたいで、刑事課チームのみんなで、若かりし頃の桐谷さんをイジったりして盛り上がりました。次は誰の写真集が入っているんだろうというヒヤヒヤ感もありつつ…。スタッフさんの遊び心で、現場の緊張が一気に和みましたね」

──大みそかの“某番組”のように恒例企画になったら面白そうですね! 撮影の合間には皆さんで中華料理を食べに行かれたとも伺っています。今のお話もそうですが、かなり雰囲気のいい現場なんですね!

「刑事課チームは、集まった初日から『これ、初日か!?』と思うぐらい息が合っていたんです。やっぱり、そこを切り開いてくださったのは桐谷さんのフランクな感じというか。ものすごく愛のある方ですし、面白いんです。桐谷さんって、人によくツッコむんですよ。そこからどんどん自然に会話が生まれてくるので、チームの空気を一つにしていただきましたね」

──磯村さんはそんな刑事課チームでどのような立ち位置ですか?

「先輩方が多いので、僕は聞き手に回ることが多いですね。あとはイジられキャラでもありつつ…(笑)」

──作中では目黒がツッコミキャラのように見えていたので、イジられキャラは意外でした(笑)。

「現場では真逆で、僕の暴走を桐谷さんがツッコんでくださるというか…。僕は天然発言をしてしまうことがあるので…(笑)。あとは、(桂二郎役の菅原)大吉さんも、(多胡永吉役の)矢柴(俊博)さんもみんなボケタイプなんですよ。そんなわれわれに桐谷さんが一個一個ツッコんでいって、今田美桜ちゃんが笑っている…みたいな構図が自然と出来上がっています」

──脚本は福田靖さんが手掛けています。台本を読んで、演者としてはいかがですか?

「会話劇が非常に面白いですよね。“リズムが見える”といいますか。一つのセリフを大切に考えてらっしゃるんだろうな、と感じています。それを具現化するのが、僕たちの役目なので。福田さんに作っていただいた言葉や会話を、どう現場で調理していくのか。そういったことを考えるのが楽しい台本です」

──「時効警察はじめました」の三木聡さんの脚本も素晴らしかったと思うのですが、それぞれの特色があるのでしょうか?

「脚本家の方が違えば、会話も全然異なりますし、また違ったコミカルさがありますよね。三木さんの“突然来るシュールな空気感”に対して、福田さんは“温かいコミカル”というか。ちょっと言葉にするのが難しいんですけれども、僕はどちらの脚本も大好きです!」

──ちなみに、「時効警察はじめました」の際に培ったことで、今作に生かしされている部分はありますか?

「あんまり意識はしていないですけど、本番中に急に来る“間”だったり、“探り合う瞬間”みたいなものは『時効警察~』の空気感に似ていると感じていて。その間をどう遊ぶか、誰が何を仕掛けるのかみたいなアンテナは敏感になったかもしれないです。『時効警察~』の時は五感を研ぎ澄まさないと受け取れない感じだったんですけど、今作でもそれに近い瞬間はありますよね」

──コミカルというと、アドリブなどで生の笑いを作っていくイメージもありますが、今回の現場ではいかがですか?

「ほとんど無いと思いますよ。みなさん、台本に書かれているものの中でどう遊んでいくか、ということの方が多い印象です。桐谷さんもそうですけど、大吉さんや矢柴さんを見て『この一言でこんなにも表現ってできるんだ…』ということを感じています。面白くて笑いが我慢できない時もあるんですけど、セリフの言い方や、感情の乗せ方でこんなにも伝わり方が変わるんだと、日々学んでいます」

──常に現場でチャレンジされているんですね。続いて、2020年に突入したということで、公私ともにチャレンジしたいことがあれば教えてください。

「19年はいろいろな役や作品に挑戦できたので、今年は一つ一つの役柄に、さらに“重み”を加えていきたいなと思います。役作りのためには、もっと深みのある人間でなければいけないなと。社会や政治のこと、東京五輪の年でもあるのでスポーツもそうですけど、さまざまな知識を得ていかなければいけない年かなと。俳優のこと、台本のことを考える時間ももちろん大事ですが、ちょっとそこから離れて、広い視野を持って、いろんな情報を自分で身に付けていきたいです。それは21年に向けてのステップアップでもあると思うので、さらに先を見据えた準備ができたらなと思います」

──私生活のアップデートから、役者としてもさらに…という感じですね。

「いろんなものを習得して、深さを出していきたいですね。今年28歳になるので、あと2年すれば30歳。いい大人になるわけじゃないですか。そこに向けての行動をしていくべきかなと思っています」

──これから先のご活躍にも期待しています! 最後に、今作での磯村さんの“ここに注目”というポイントと、作品全体の見どころを、あらためてお願いします。

「今回演じる目黒は、仲井戸豪太とは正反対なキャラクターです。なかなか攻めに行かず、保守的なタイプですけど、しっかりと周りを見られる子なので、豪太との凸凹コンビが現場で奮闘する姿をご覧いただきたいです。作品としては、刑事と検事では空気や、流れている時間も違うので、対照的な部分も楽しんでいただけると思います。逮捕するだけじゃなく、その後がしっかりと描かれているというのが、新感覚のドラマだなと。刑事と検事のやりとりが今作のミソになっているので、そういった部分にも注目して最後まで楽しんでください!」

──ありがとうございました!


【プロフィール】 
磯村勇斗(いそむら はやと)
1992年9月11日生まれ。静岡県出身。2015年、「仮面ライダーゴースト」(テレビ朝日系)でアラン/仮面ライダーネクロム役を演じ、注目を集める。以降、連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK)や、「今日から俺は!!」(日本テレビ系)、「きのう何食べた?」「サ道」(ともにテレビ東京系)、「TWO WEEKS」(フジテレビ系)など、数々の話題作に出演。19年8月にはミュージカル「プレイハウス」で初主演を務めた。7月17日には、映画「今日から俺は!!劇場版」の公開が控えている。
【番組情報】 
「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」 
テレビ朝日系 
木曜 午後9:00~9:54
【プレゼント】
磯村勇斗のサイン入り写真を1名様にプレゼント!

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●締め切り:2020年3月9日(月)正午

●発表方法:当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。

テレビ朝日担当 I・S





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