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小早川俊輔×大矢剛康×太田裕二×竹内寿 tvk「猫のひたいほどワイド」“猫ひたブラックス”黒’sトーク【後編】

 小早川俊輔さん、大矢剛康さん、太田裕二さん、竹内寿さんを迎えた“猫ひたブラックス”黒’sトーク。後半戦は普段の「猫ひた」について聞きます。また、特別企画として、番組チーフプロデューサー・古矢智一さんへのインタビューも用意しました。最後までぜひご覧ください!(【前編】はこちら)

●ブラックは中間管理職?

──3月の「3周年感謝祭」で太田さんが「ブラックは借り隊とMCに挟まれた中間管理職みたい」と言っていましたが、皆さんは日々の放送にどんなスタンスで臨んでいますか。

大矢 「ブラックになって2年目ですが、(太田)裕二が言っていた中間管理職という感覚は僕は今も変わってないですね。借り隊3人とMCの間をまとめたり、話を振ったり、(急に“キメ顔”になり)すごく仕事量が多いなという気がしますね」

竹内 「なんだよ、急に。今のだけは伝えたかったの?」

大矢 「うん」

太田 「気持ち悪かったよ」

竹内 「僕はあえて“ブラックとして”というのは考えないようにしていて、他のブラックのスタンスも気にしないようにしています。木曜だからこそのブラックの在り方があると思うので」

大矢 「それこそ、しゃべれる“たっくん”(山形匠)もいるしさ、木曜メンバーはサポートしてくれる感じはするよね」

竹内 「そうだね。“たっくん”には感謝してる。彼が突っ込んでくれるから、俺はミスれるの。それも打ち合わせしたわけでなく、自然にできたチームワークだからさ。俺、ブラックだからちゃんとしようとか考えたことないもん。木曜日は“みんなでふざけよう”みたいなスタンスあるじゃん。俺、そこに甘えてるかもね」

──木曜日は本当に面白いですよね。

(大矢が「一瞬、周囲をにらむ)

小早川 「あっ今、嫉妬してる?」

太田 「大矢くんは面白いという言葉に敏感で。火曜と木曜の面白い対決が…」

竹内 「たまに、木曜は藤田(玲)さんも俺も回収できない事態になることがありますからね。やばい…みたいな。俺はずっと藤田さんとだけど、MCが交代した小早川くんはどうなのかな」

大矢 「確かに。月曜はMCも交代した上に、借り隊も新人の服部(想之介)くんと、水曜から(北川)尚弥も入って、一番大変なんじゃない?」

小早川 「中間管理職というのは確かにとは思ったけれど、番組1~2年目で水曜ブルーだった時代を思い返してみると、MCの三上(真史)さんは“植物マニア”で、裕二はよく分からない四字熟語言って暴れだすし(笑)。そこを抑え突っ込むという点では、前から変わらないんだよね。三上さんも(八神)蓮さんも、今の久保田(悠来)さんもおのおの違ったボケ方で来るので、それを他の借り隊と突っ込みつつ、取り次ぐという立ち位置は面白いなと。ブラック2年目になったからこそ思えることだね」

──小早川さんは「小早川監督のYAKAWA’s DiRECTiON」で映画紹介をやっていますよね。

小早川 「プレゼンのために公開前の映画をただで見られるという、素晴らしいコーナーです」

竹内 「試写会行くの? 俺も行きたいな」

小早川 「試写に行ければ行きたいんだけど、大抵は家でサンプルのDVDを見てる」

竹内 「じゃあ、見る日に家に行くよ」

小早川 「おいで、おいで」

大矢 「(つまらなそうに)そんなコーナーできてたんだ」

──大矢さん、自分以外の曜日、興味ない感じですか。

小早川 「そうですよ、大矢くんは“ワテがワテが”ですから」

太田 「彼は“自己愛”の塊だからね(笑)」

──この前はフランス映画から「多様性」というキーワードを引き出していて。独自の視点で映画を紹介していますよね。

小早川 「“YAKAWA’s EYE”という分析的なコメントは自分で考えています」

(大矢が「“YAKAWA’s EYE”」…とささやき始める)

小早川 「(無視して)いや、でも伝え方については終わった後に、もっとこうすればと思うこともあるので。そうした課題も意識しつつ、今後もやっていこうかなと思っております」 

大矢 「(ため息)」

小早川・太田・竹内 「(苦笑)」

──一方、太田さんは三上さんと「ゆうじとまさしの猫ひた天気予報」をやっていますよね。

竹内 「そうだよ。すごいじゃん」

太田 「今日は『News Link』のスタッフさんもいらっしゃったので、終了後に『気象予報士としてお願いします』と伝えました。どうなるのか分かりませんが」

大矢 「さりげなくアピールしてるよ」

──天気予報の準備は大変ではないですか。

太田 「四字熟語が毎回…」

小早川 「そこかい!」

大矢 「てゆうかさ、もう四字熟語ネタ切れでしょ」

太田 「いえいえ、まだまだあるのよ、四字熟語。ただ、天気予報と関係のある言葉を探すのが確かに大変なんだ」

竹内 「もう、作っていくのはどうなの」

太田 「そこは今後の太田にも関わってくるところなんで、慎重に。」

──普段から空模様は気になりますか。

太田 「もう普段から、天気図をたくさん見て。自分の中ではこうかなって考えています」

竹内 「まだ、勉強してるんだ。すごい」

小早川 「天気予報は“アメダス”の力じゃないの?」

太田 「いゃ、まあアメダスの力だけど。そこをどう伝えるかというところです」

竹内 「もしかしたら、見落としてるポイントがあるんじゃないかと探し続けるのも太田くんの仕事だものね」

太田 「放送中の天気予報の原稿は用意されたものです。でも、そこをかみ砕いて自分なりの言葉で伝えようとより意識していますね」

小早川 「今日もね。7月24~25日が梅雨明けと予報していたし」

竹内 「助かったわ。もう洗濯物乾かないしさ」

太田 「あれは梅雨明けと結び付けて『政治も梅雨明けするんでしょうか』って言いたかっただけ」

竹内 「梅雨明けの情報の方がインパクト大きかったな」

太田 「天気予報もやっていますが、水曜日は“やかわさん”(小早川)が異動して以来、慢性的な突っ込み不足なので。足りないところを自分が補わなくてはいけないと思っているものの、自分の突っ込み力が育っていないのは反省点ですね。ブラックとしてもっと切り開いていかないとという課題は感じていますね」

●MCはどんな人?

──皆さんと番組を作っている各曜日MCの人となりを聞かせてください。

小早川 「3月まで月曜MCだった(八神)蓮さんは「自己完結型のボケ」だと思っていて、蓮さんの発言だけでもう面白いんですよ。一方、今の久保田(悠来)さんは突っ込みがあって成立するので(笑)」

竹内 「しかもさ、声小っちゃくない?(笑)」

小早川 「小さいというかすごく低いんだよ。あの久保田さんのボケを拾えるのは、本当に横にいる自分だけなので。後ろにいる借り隊の皆んなには全然聞こえないから、突っ込めないの。久保田さんはボケた後に僕が突っ込むと、『どやっ』って顔してくるので、あれはすごく気持ちいいです(笑)」

──確かに最初は久保田さんがどんな人か謎だったのですが、小早川さんたちが久保田さんの外装フィルムをはがしている感じで。最近は、素顔が見えてきた気がします。

小早川 「“久保田ユウキングダム”を今みんなでつくろうとしていますからね」

──大矢さんはコバカツさん(小林且弥)とは3年間一緒ですね。

大矢 「はい。コバカツさんはそうですね、簡単に言うと僕の片腕的な存在ですかね」

小早川 「大矢の?」

大矢 「(急に真面目になって)僕は4年目もコバカツさんと一緒にできるのかという不安がありました。コバカツさんは存在が大きすぎるというか。猫ひた火曜日を支える大黒柱なんですよ。打ち合わせもしっかりやるタイプで、Qカットの表情でさえも打ち合わせる。抜かりなくて。それは僕たち借り隊が勉強になっていて。それこそ、今年度は新しい子が3人も入って来ているので、影響は大ありなんだよね」

太田 「前席2人は変わらず、4月に後方の3人は変わったけれど、7月にまた…といういろいろある火曜日だもんね」

──コバカツさんからはいつも突っ込みを受けていますよね。

大矢 「そっちで行きたがっている自分もいるんです。でも最近は、コバカツさんも欲しがっているんですよ。そーゆー大矢を」

小早川 「後で小林さんに怒られたらいいと思う」

大矢 「この記事、コバカツさん見ないですよね。見なければいいな」

──太田さん、三上さんはどんな方ですか。

太田 「お子さんが生まれてより愛が深くなったと。植物愛も深いですけど、そういった家族愛も含めて。もともと水曜日のパパ感はありましたが本当にパパになって、放送中も“借り隊は自分が守るんだ、フォローするんだ”みたいな深みが増して、より魅力的な方になりましたね。安心していられるし。あと、楽屋でも最新のポイント情報とかお得情報とかを教えてくれて、それを共有する『ポイポイポイント塾』のLINEグループもできたんですよ。普段のコーナーがメンバーの日常にも入っている、そんな水曜日です」

──まさに三上さんは情報番組のMCですね。

竹内 「水曜日が一番しっかりした情報番組をやってくれているから、『猫ひた』全体を見たときに他の曜日は助かってる。三上さんはホント、猫ひた全体のパパだと思う」

──最後に竹内さん、藤田さんのことを聞かせてください。

竹内 「藤田さんはむちゃぶりもあるけれど、コバカツさん同様にすごい打ち合わせがあって。でも、むちゃぶりだから、“ふわっと”させないといけないところもあるんです。“ここはシークレットゾーンです”みたいな。そこのギリギリのところまで藤田さんが全部一人で考えていて」

太田 「そうなんだ」

竹内 「藤田さんは舞台をやっている大阪から朝帰って来て、『猫ひた』終わったらまた大阪に戻るみたいな日がざらにあるの。で、楽屋で結構疲れている時もあって、『今日、竹内くんよろしくね、高めてね』とか言われるわけよ。それはさ、番組はみんなで作っていくものだからね。でも、本番が始まると借り隊が出てくる前にちゃんと温度上げてくれているの。それを見て、また藤田さんに引っ張られる借り隊がいるんだよ。パワーがすごい」

──プロとしての姿勢を見せてくれるという感じでしょうか。  

竹内 「はい。リスペクトです。藤田さん朝の8時半くらいから入っていますからね。それで新聞読んだり、台本読んだりずっとしている印象があります」

──では最後に、皆さんから自分の曜日のメンバーにメッセージを送っていただいて終わりにしたいと思います。

小早川 「月曜日は休みの日も多いので、1回1回当たり前にある日だと思わずに、毎回放送を楽しんでお伝えできるように、これからも頑張っていきましょう!」

大矢 「火曜日は今年度から借り隊新メンバーが3人入りましたが、水石亜飛夢が7月で卒業してしまい、次のステップに向かうところです。また新たな火曜日を楽しんでもらえるように、引き続き頑張っていきましょう」

太田 「まだまだやれるさ水曜日、まだまだいけるさ水曜日、みんなで大きな花を咲かせましょう」

竹内 「藤田さんに“たっくん”、僕と4年目に入るメンバーもいますし、太田将熙や山下永玖には安心してもっと暴れてほしい。僕らも彼らのことをもっと見ていきたい。藤田さんという大きな船に乗っているわけですから、もっともっと木曜はできる気がしますので頑張りましょう」

──ありがとうございました。

大盛り上がりで終了した“猫ひたブラックス”黒’sトーク。選挙特番を通じて4人が抱いた思いや、日々の番組への姿勢は伝わったでしょうか。ちなみに、掲載の個人写真はブラックス同士で撮影していただきました。(小早川さんが大矢さんを、大矢さんが太田さんを、太田さんが竹内さんを、竹内さんが小早川さんを撮影)。皆さん、思い思いのポーズで撮影に臨んでくれました。

 さらに今回は特別企画として「猫のひたいほどワイド」チーフプロデューサーであるテレビ神奈川の古矢智一さんにもお話を伺いました。古矢さんから見た“猫ひたブラックス”4人の印象などに迫ります。

【特別企画】古矢智一チーフプロデューサー直撃インタビュー

──本日の「選挙Link」と「猫ひた」のコラボレーションはtvkの報道部から「猫ひた」側にお話があったと聞きました。

「そうですね。報道で選挙特番ということで、正直『猫ひた』のリポーターの子で大丈夫かなと思いましたが「若者にもっと選挙に興味を持ってほしい」という企画意図を聞き、そういった点では彼らの起用はねらいに合っていると思ったので参加することにしました」

──ブラックス4人の活躍はいかがでしたか

「いつもと違う環境、内容も選挙という中、彼らも番組の趣旨を理解した上で、どんなふうにやれば、いつもの『猫ひた』らしさ、自分らしさで視聴者に選挙という難しいテーマを届けられるかをよく考えていたと思います。いつもと違う場所でも“らしさ”を出せていましたので、彼らの成長を感じることができました」

──ブラックスの4人は番組1年目から出演していますよね。この3年と3カ月で彼らがどのように変わっていったか、聞ければと思います。

「生放送に対する度胸が付いているなというのと、ちゃんと自分の言葉でまとめて話せるという“伝える力”は、みんな4年目なのでとても成長していると思います。その中で、同じブラックという立ち位置ですけれど、曜日のカラー、自分の強みをそれぞれ伸ばせていると感じます」

──古矢さんから見たブラックス4人の印象を教えてください。

「やかわさん(小早川)は波が結構ある子です。今日の選挙特番は良い方の、やかわさんが出ていたと思います。自分らしさを貫く中で、その中で伝えることをしっかりと自分の言葉で分かりやすく伝えていました。視聴者の目を引き付けてから内容をきちんと伝えるという“引き込み”の部分が今日は良くできていたのかなと思います。硬いテーマを柔らかくするという、いいアクセントになっていました」

──小早川さんは、普段から各場面で自分に求められるものを考えていて、それを表現できる力がある方だなと感じます。“役者精神”でしょうか。

「そうですね」

──では、大矢さんはどうですか。

「大矢くんは、とても準備をする子です。自分の見え方だけでなく、他のメンバーの見え方もよく考えて準備をするんですけれど、それが間違っちゃうこともある。なので、まだまだ“伸びしろ”があるというか」

──成長中といった感じでしょうか。そんな大矢さんは、火曜日をより良くしたいという思いは誰にも負けないのではないかと思います。後輩思いの感じもしますし。

「そうですね。コバカツさん(小林且弥)もそうですが“火曜日愛”というのは人一倍あります。なので、とても準備するし、他のメンバーの見え方などもブラックでは一番考えているのだと思います。」

──太田さんはいかがですか。

「とてもマイペースな子ですね。いつも彼の個性“太田節”が出ています。さっき、太田くん自身も言っていましたが「水曜日の突っ込み不足」については、突っ込み役を彼ができればもっと水曜日がより良くなっていくのではないかと思います」

──「自分の道」を行く太田さんは、何があっても動じないというか、結構強い方なんじゃないかなという印象を受けます。古矢さんとしては、そんな長所に加えて今後は「突っ込みを磨いてほしい」ということでしょうか。

「次の太田くんの成長のステップとしては、それができるようなるとブラックのポジションとしてもいいですし、曜日全体がより楽しくなるのかなと思います。

──最後に竹内さんをお願いします。

「寿くんは独特の笑いを求めるタイプの子なのかなと。一言では言えませんがシュールというか。番組では周りの空気を読んで、邪魔にならないように自分の笑いを求めていて。そんな彼と藤田さんや山形くんとのコンビは木曜の新しいエッセンスになっていて、番組を魅力的にしてくれています」

──竹内さんの空気を読む力と独特の感性は、藤田さんも頼りにされているのではないかと思います。

「感性ですかね、彼の感性の部分だと思います。それが木曜日のパワーになってます」

──ありがとうございます。最後に「猫ひた」を応援する番組サポーターへのメッセ―ジをお願いいたします。

「今回の報道と『猫ひた』がタッグを組んで誕生した選挙特番で『猫ひた』の新しい可能性や一面を視聴者の方に届けられたと思います。出演した4人は本番の2時間とロケの期間を含めてで、自分なりの課題や手応えを感じてくれたと思いますので、それを普段の番組に持ち帰ってパワーアップした一面を見せてもらいたいです。番組としても視聴者の方に、“『猫ひた』、またこんな面白いことやるんだ!”という驚きを今後も届けたいと思いますので、これからも、応援よろしくお願いいたします」


【プロフィール】 
小早川俊輔(こばやかわ しゅんすけ)
1993年10月12日生まれ。大阪府出身。「猫のひたいほどワイド」月曜ブラック。7月31日~8月4日は舞台「HERO」に出演。今秋は、舞台「銀河英雄伝説Die Neue These」第三章(東京 「10月24~27日/大阪 「11月2・3日)を控える。映画「先生から」(10月4日から全国順次公開)にも出演。
大矢剛康(おおや たかやす)
1992年5月28日生まれ。神奈川県出身。「猫のひたいほどワイド」火曜ブラック。「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」(フジテレビ系)では“ものまねジャニーズ軍団”の一員として出演。
太田裕二(おおた ゆうじ)
1990年4月21日生まれ。滋賀県出身。「猫のひたいほどワイド」水曜ブラック。オムニバスコント「実弾生活20 サメなる浜辺」(8月22~26日)、舞台「月夜に舞い上がる桜」(9月7~16日)に出演を控える。
竹内寿(たけうち とし)
1993年10月26日生まれ 長野県出身。「猫のひたいほどワイド」木曜ブラック。出演作に舞台「春のめざめ」「信長の野望・大志~冬の陣~」、ドラマ「そろばん侍 風の市兵衛」(NHK)、「シグナル 長期未解決事件捜査班」(フジテレビ系)など。
【番組情報】 
「猫のひたいほどワイド」 
テレビ神奈川(tvk) 
月~木曜
午後12:00~13:30(午後12:00~12:30はテレ玉、チバテレでも放送)
※高校野球神奈川県大会期間中は放送休止。8月5日から放送再開予定。

取材・文/大山敬仁





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