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【「執事 西園寺の名推理2」スペシャル対談】吉行和子が上川隆也をおちゃめに追及!?「上川さんは、謎が多い(笑)」

 上川隆也さん演じるパーフェクトな執事の西園寺一が、自らの知識とスキルを使って難事件を解決していくミステリードラマ「執事 西園寺の名推理2」(テレビ東京系)。1年前に放送された前作が好評を博し、早速帰ってきてくれた西園寺。今作ではどんな一面を見せてくれるのか期待が高まります。さらに、新キャストとして彼が仕える伊集院家の当主・百合子さまを吉行和子さんが演じるということで、新たな百合子さまと西園寺の関係も気になりますよね。というわけで、今回主役の上川隆也さんと、吉行和子さんに対談形式でお話を伺いました! 

──お二人は初共演ということですが、上川さんは、吉行さんの印象はいかがですか? 

上川 「吉行さんは、パート2からこの座組に入ってこられるということで、何がしか思うところはお持ちだったと思うんですけど、でも共演させていただいている僕らでさえもそのことを忘れてしまうくらい、初日から百合子さまの空気感を醸して臨んでくださいましたので、僕らとしてもお仕えするに値する奥さまという空気がすぐ出来上がりましたし、そこはむしろ、僕らが助けていただいたとすら思っています」

吉行 「そう言っていただけるのはうれしいというか、半分驚きで(笑)。このお話をいただいた時に『本当にどうしようかしら? とても無理じゃないかな』と感じていたんですね。それは、私が今までにお金持ちのハイソサエティーな役を演じたことがないということもありますが、やはり前作のイメージがとても強いからそこに入っていくのはすごく勇気がいりました。でも、面白い作品だし、そういうチャンスをいただけるならやってみようと思って受けました」

──今までは貧しい女性の役が多かったとのことですが、今回お金持ちという設定の百合子さまを演じられてみていかがですか?

吉行 「本当に、見事に私、貧乏人の役ばっかりなんですね(笑)。もう何十年も演じさせてもらっていますけど、若い頃はもんぺをはいて泥まみれの健気な少女で、年齢を重ねていくと、一生懸命働いている女性とかが多いんです。だから、こんな良い境遇にいる人を演じることに興味もあったけど『自分にできるかしら?』という不安がとても大きかったですね」

──雰囲気も本当にお上品で、完璧な百合子さまですよね!

吉行 「だいぶ戸惑ったんですけどね。監督にも最初は『もう少しゆっくりしゃべってください』と注意されました。どんどんしゃべりたくなるから(笑)。注意されてから試みてみたら、確かにその方が気持ちが良いし、この役には合っているんだなあと思って…今ではその速度が身に付きました(笑)」

──毎回、物語の最後に百合子さまが優しい言葉をかけてくれます。犯人や残された周りの人が救われるような温かいセリフが出てきますが、吉行さんはそういったセリフを言う時に意識されていることはありますか?

吉行 「私としては、セリフが書いてあるからその気持ちになって言えばいいと思っています。短いからね、気持ちを込められる(笑)。西園寺に『ありがとう』という気持ちで言えばなんとかなるかなと思ってやらせてもらっています(笑)」

──上川さんは今回、西園寺が持つ新しいスキルとしてマジックやフィギュアスケート、時代劇の殺陣などにも挑戦されたとのことですが、いかがでしたか?

上川 「何より大事にしたいのが、ただのスキルではないところです。“西園寺一が披露するスキル”なので、彼のキャラクターに見合った何かでなければならない。それを常に念頭に置いています。又、それが視聴者の皆さんにとって、この作品の楽しみの一つにしていただけているのであれば、とてもありがたいことだと思います。正直、僕自身が全く携わったことないような西園寺のスキルも数多くありますが、そうした視聴者の皆さんからの後押しのおかげで、習得に時間がかかりそうなものでも臨んでいく活力になります」

──上川さんご自身が初めて挑戦されて、苦戦されたスキルなどありますか?

上川 「3話(5月10日放送)で披露するフィギュアスケートは、レッスンから本番に至る日々の中で過ごした時間で感じたことは……それ以降、フィギュアスケートを見る目が大きく変わりました。なぜ氷の上で跳ぼうと思ったのか(笑)。フィギュアスケーターの皆さんがなさっていることは本当にすごいことなんだと、改めて身に染みて分かりました。あの人たちは只の人間ではありません。今や超人だと思っています(笑)」

──台本を読ませていただくと、当たり前のように“西園寺が氷上を軽やかに滑っている”と書いてあって、どんな映像になるのか今から楽しみなのですが。

上川 「本当に、書く分には1行で済みますから(笑)。やる方は……それ以上は言わぬが花ですけども(笑)」

吉川 「6話(5月31日放送)の殺陣もね!」

上川 「もう撮影は済んでおります。西園寺のことのみならずお話したいことはあるんですが、この時点でお伝えするのは時期尚早ですので、ぜひオンエアでご確認ください(笑)」

──西園寺のそういったスキルは、吉行さんから見ていかがでしたか?

吉行 「上川さんは、毎回いろんなことに挑戦してらっしゃるのですごいなと思って。すごく裏で苦労なさっているんでしょうけど、そんなことを全然見せずに頼りがいのある“西園寺”でいるわけですよ。それがすごいなと。全話違う世界ですもんね?」

上川 「はい(笑)」

吉行 「とっても感心してます! セリフもね、普段使わないような長ゼリフがいっぱいあるんですよ。でも、見事に言ってらっしゃるのを聞いて、尊敬しております。すごすぎて最終的には『どういう人だろう!?』って(笑)」

上川 「大した者ではございません(笑)」

──視聴者の皆さんも、次はどんな西園寺のスキルを見せてくれるのかと毎回楽しみにしている方も多いですもんね。上川さんご自身はハードルが上がっていくかと思いますが…(笑)。

上川 「念を押すようですが、あくまで『西園寺の名推理』ですから(笑)。謎解きこそがメインですので、副菜の一つとして楽しんでいただければと思います」

──お話を伺っているだけでお二人の仲の良さが伝わってくるのですが、撮影中に発見したお互いの意外な一面などあれば教えてください!

上川 「百合子さまは、普段車いすに座り西園寺に押され、いろんな所にでかけていきますけれど、吉行さんご自身は撮影が終わると、スクッと立たれてスタスタ。実に健脚でいらっしゃるんです(笑)。なので、百合子さま像から吉行さんを見ていると、そういったお姿にたまに『あれっ?』と思わされることはあります(笑)」

──すてきなギャップですね(笑)。逆に、吉行さんから見て上川さんの意外な一面はありますか?

吉行 「上川さん、サインが謎なんですよね…(笑)」

上川 「ちゃんと“上川隆也”と書いているんですけれど……(笑)」

吉行 「謎が多い、上川さん(笑)」

上川 「ごく当たり前のオジサンです(笑)」

吉行 「実際は、もう本当に普段から西園寺でね! いくら健康と言われても年には勝てなくて、階段の上り下りが危なっかしいんですけど、上川さんが最初にサッと手を差し出してくださってそれにすがって降りさせてもらったことがありまして。本当に優しいんです」

上川 「撮影で行く先々が立派なお屋敷ばかりなんです。なので、どうしても階段はつきもの。どこに行くにも階段が立ちはだかるんです」

吉行 「昔風の階段なので、結構高くて」

上川 「さらに傾斜が急で、1段の幅はいささか狭い」

吉行 「これが結構筋トレになるんですよ! このドラマをやっていると足腰が元気になるかもしれない(笑)」

──吉行さんのより元気な一面が垣間見えました(笑)。上川さんは、前回ドラマをつくるにあたってご自身でもアイデアを出されていたとお話されていましたが、今回もアイデアを出されたのでしょうか?

上川 「それが採用される、されないに関わらずスタッフの方々とのディスカッションは常にするようにしています。何が採用されたのかというのは、ご披露するのも野暮だと思いますので、ここでは伏せますが。さらに撮影に反映されても編集後に残るかどうかはまた別の話ですし(笑)」

──上川さんご自身も楽しみということで(笑)。それでは最後に、ドラマの見どころなども含め視聴者の皆さんへメッセージをお願いします!

吉行 「今まで視聴者の皆さんがご覧になっているほかのドラマとは一味違う、本当に面白いドラマです。だから前作もとても評判が良かったんだと思うんですけど。それは参加させていただいて、自分で感じましたね。見どころ満載です!」

上川 「西園寺の能力や立ち振る舞い、警察の皆さんと醸すどこかおかしみの感じられるような空気、またそれぞれの事件のミステリー性や謎解きに至る過程など、細かい部分にもお楽しみ頂けるポイントは見いだせると思うんですが、やはりこの作品の主軸には百合子さまがいらっしゃる。彼女の願いで事件に携わっていくのが西園寺ですし、彼女の思いが関わった人たちの心のほころびをつくろっていくところこそが、この物語の一番大きな肝だと思っています。そのハートウォーミングな部分が視聴者の方々のどこかに響いてくださったら本当にうれしいですし、僕らもそれを何より大事に描いていきたいと思っています」


【プロフィール】 
上川隆也(かみかわ たかや)
1965年5月7日生まれ。東京都出身。 ドラマ「遺留捜査」シリーズ、「BG ~身辺警護人~」(ともにテレビ朝日系)、「アキラとあきら」(WOWOW)、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(フジテレビ系)、「銭形警部」(日本テレビ系)、「沈まぬ太陽」(WOWOW)、映画「犬に名前をつける日」「二流小説家 -シリアリスト-」、舞台「シェイクスピア物語 ~真実の愛~」「真田十勇士」「魔界転生」などの話題作に出演。
吉行和子(よしゆき かずこ)
1935年8月9日生まれ。東京都出身。ドラマ「ナースのお仕事」(フジテレビ系)、「3年B組金八先生」(TBS系)、「松本清張特別企画 喪失の儀礼」(テレビ東京系)、「ごちそうさん」「スニッファー 嗅覚捜査官」(ともにNHK総合)、映画「東京家族」、「家族はつらいよ」シリーズ、「DESTINY 鎌倉ものがたり」、「亜人」などの話題作に出演。映画「雪子さんの足音」が公開中。
【番組情報】 
金曜8時のドラマ「執事 西園寺の名推理2」
テレビ東京系 
金曜 午後8:00~8:54 
※放送日時が変更になる場合があります
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●締め切り:2019年5月27日(月)正午

●発表方法:当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当) 撮影/蓮尾美智子




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