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東啓介がNew Musical「Color of Life」で二人芝居に挑戦!

「マタ・ハリ」や「スカーレット・ピンパーネル」など数々のミュージカルに出演し、その実力を遺憾なく発揮している東啓介が、次に挑むのはNew Musical「Color of Life」。5月1日より上演になる今作で挑むのは“二人芝居”。作品に懸ける思いとともに、これまでの出演作について振り返ってもらった。

──この1年、いいペースでコンスタントに舞台出演が続いていましたね。

「そうですね。ミュージカル『マタ・ハリ』『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』と続き、その後が舞台『刀剣乱舞』で」

──舞台「刀剣乱舞」は6~7月にかけて、2カ月にわたる長い期間の公演でした。

「長かったですね。長期公演をシングルキャストでやることって、あんまりないじゃないですか。あれだけ激しい殺陣のある舞台を、全員ケガも病気もなく終えられたのは、本当に良かったです」

──「刀剣乱舞」というコンテンツ自体が非常に盛り上がっていますが、そのあたりはどう感じていますか?

「すごいですよね。ミュージカル『刀剣乱舞』のキャストが昨年末の(第69回NHK)紅白歌合戦に出場し、『映画刀剣乱舞』も公開になって。僕も紅白はワクワクしながら見ていたので、登場した時は感動しました。今まで、みんなが全力でやってきた作品が、こんなにたくさんの人の目に触れるところに進出してきたんだなぁと、とても感慨深かったです。映画も、予告の段階から本当にカッコよかった!」

──作品を重ねていくうちに、大人っぽい、色気のある役柄も増えてきましたね。

「そうですね。2年前にやった作品を今振り返ると、まだまだだったなぁと。落ち着きなのか、自信なのか、決定的に何が違うのかは自分でも分からないんですけどね。大人の方たちとの共演を通して、吸収されたものなのか。いろんな方と共演したり、観劇をしてきたことが、確実に糧になっているとは思います」

──多くの舞台作品に出演しお忙しい中ですが、ホッと一息つけるのはどんな時でしょうか?

「仲のいい先輩とご飯に行くことかな。書道をしていても落ち着きますが、精神的にしんどい時に気を許せる人に連絡ができて、何気ない会話をすると、少し気持ちが楽になります」

──そういう時、芝居の相談をしたりも?

「少しだけします。“悩むことも時には必要だよ、いいと思うよ”と言ってもらえるので、安心できますね。1人でいると落ち込むばかりなので、誰かと話せるとホッとできるんです」

──どんどん深く考え込んでしまうタイプなんですか?

「何をするでもなく、夜中の3時まで起きていたり。明日になる恐怖というか。何が正解なのか分からなくなって、悩みに悩んだり。昨年は、話の内容が重たい作品も多かったぶん、集中力など、精神的な部分は鍛えられました」

──そうして役者として成長を続ける東さんが、5月1日からはNew Musical「Color of Life」への主演が控えています。そしてこちらは出演者が2人だけですね。

「はい。僕が演じる和也は、画家を目指している青年で、今までやったことのない、物静かな人物。対してもう1人の登場人物・レイチェルは、二重国籍で感情表現が豊かという正反対の2人なんです。2人の出会いからの物語が、曲を歌うことで進行していく。展開はかなりスピーディーなので、曲でしっかりと伝えなければいけなくて。作中の歌は、ミュージカルの全要素が入っているような楽曲ばかりで、キーも高く難易度がかなり高いです。何度も歌い込んで体に入れる必要がありますね。全曲、すごくすてきですし、人との出会いが楽しみになるような温かい作品です。共感というよりは、憧れが募ります。飛行機の中で出会うって、奇跡的じゃないですか。ロマンチックであり、どこかであり得る話でもある。男女や年齢に関係なく、見たら誰もが幸せな気持ちになれる作品だと思います。新しい元号になる5月1日を、ぜひハッピーな気持ちで迎えてもらえたらと。そして、僕が楽しそうに歌い、演じる姿を見てもらえたら、うれしいです!」


【プロフィール】 
東啓介(ひがし けいすけ)
1995年7月14日生まれ。東京都出身。蟹座。O型。主な出演作品は、舞台「刀剣乱舞」シリーズや、ミュージカル「マタ・ハリ」など。7月6~31日まで東京・明治座で行われる中村雅俊45thアニバーサリー公演に出演するほか、11月には帝国劇場にて上演されるミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」に出演。
【作品情報】 
New Musical「Color of Life」
5月1~27日DDD青山クロスシアターで上演

恋人である女性と死別し自分を見失っている女と、大震災以来、絵が描けなくなってしまった画家の男が、飛行機で隣り合わせた偶然から始まる出会いの物語を、若き実力派である東啓介と青野沙穂の二人芝居で描く。二重国籍で同性愛者の彼女と、絵を描くことでしか世界とつながることができなかった彼が、互いに向き合い、自分とも向き合うことで人生が響き合い、新しい色が生まれていく。(脚本・作詞・演出:石丸さち子)

取材・文/根岸聖子 撮影/藤本和典



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