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早乙女太一が明かす! ご飯の魅力と物語のトリッキーさが魅力の「忘却のサチコ」撮影エピソード

 今年1月にドラマスペシャルとして放送された「忘却のサチコ」(テレビ東京系)が連続ドラマで復活! 高畑充希が演じる主人公・佐々木幸子(サチコ)の独特なキャラクターと豪快な食べっぷりで話題のなか、サチコの消えた婚約者・俊吾を演じる早乙女太一に撮影エピソードを聞いた。

 完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と称される文芸編集者のサチコ。しかし結婚式当日、新郎・俊吾が突如、失踪してしまう。原作では顔も描かれないミステリアスな俊吾役を演じる早乙女。役作りは難しかったのでは?

「つかみどころがないということに関しては僕もそうなので(笑)、あまり気負わずに現場に入りました。これまでグルメ漫画はあまり読んだことがなかったんですけど、出てくる料理が全部おいしそうだし、物語もトリッキーで、楽しく演じられました。僕も食べることは大好きです。好きな食べ物は白米とラーメン。食べたいときにしっかり食べて、太ったらきちんと痩せる努力をします」

 融通がきかないところもあるけれど、真っすぐでストイックなサチコ。ドラマでは結婚寸前までいく2人だが、早乙女自身はサチコのような女性は苦手なのだとか。

「真っすぐ過ぎでちょっとロボットみたいですよね(笑)。お付き合いするのは大変だろうなと思います(笑)。でも俊吾は、サチコさんのことを本当に好きだったんですよね。どんなところにひかれたのか、それは物語の中でもとても大事なところだと思っています。サチコと俊吾ってすごく不思議な関係で、なぜこの2人がひかれ合って、そしてなぜ俊吾はサチコの元から離れてしまったのか。ドラマが進むにつれて、サチコが2人の過去を振り返り、自分のことを見つめ直していくんです。その中で、答えが見つかるかもしれません」

 サチコは食べることで俊吾のことを忘れようとするが、つらいことを忘れるには……?

「悲しいこともつらいことも苦しいことも、忘れようとしたことはないですね。別のことで気を紛らわせる、ということができないんです。気になることがあると、ほかのことは手につかないし、早く改善したり攻略したりしたいから、考えるより前に、すぐ行動します」

 新入社員の小林心一(葉山奨之)も登場し、物語は後半へ向かっていく。最後に見どころを!

「サチコさんの妄想が進化して、そのなかで俊吾がいろんな格好をしたり、とんでもないことを言ったりします。この先着ることがないだろうなと思う服も、たくさん着させていただきました(笑)。原作にはないエピソードもたくさんありますし、妄想のなかと現実との俊吾の振れ幅が大きくなっていくので、そのギャップも楽しみにしてください」

【プロフィール】 
早乙女太一(さおとめ たいち)
1991年9月24日福岡県出身。大衆演劇「劇団朱雀」二代目として全国の舞台を踏む一方で、2003年の北野武監督の映画「座頭市」出演をきっかけに一躍脚光を浴び人気を博す。劇団解散以降、舞台やドラマ、映画など活動は多岐にわたり、18年にはドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ」(AbemaTV)、映画「BLEACH」「泣き虫しょったんの奇跡」にも出演。
【番組情報】
ドラマ24「忘却のサチコ」
テレビ東京系 
金曜 深夜0:12~0:52

取材・文/吉田晃子 
撮影/河野英喜
スタイリング/平野彩 
ヘア&メーク/鵜飼雄輔(TRON)

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