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「ミッドナイト・ジャーナル」出演の上戸彩が発見した竹野内豊の意外な一面とは?「全部見透かされるカウンセラーの先生みたい。竹野内セラピー!(笑)」2018/03/26

「ミッドナイト・ジャーナル」出演の上戸彩が発見した竹野内豊の意外な一面とは?「全部見透かされるカウンセラーの先生みたい。竹野内セラピー!(笑)」

 テレビ東京系で3月30日午後9時から放送される、テレビ東京 春の開局記念ドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」。大誤報を打ち、左遷された新聞記者・関口豪太郎(竹野内豊)が、部下の藤瀬祐里(上戸彩)と岡田昇太(寛一郎)と共に、7年越しで凶悪連続誘拐事件の犯人を追いつめるため、真実を求めて奮闘するヒューマンサスペンスです。

 今回、主役の豪太郎を演じる竹野内さんと、祐里を演じる上戸彩さんを直撃! テレビ東京へのイメージや、お互いの意外な一面、ストレス発散方法についてお伺いしました。

── 竹野内さんは、今回、テレビ東京のドラマ初出演ということですが、どのようなイメージをお持ちでしたか?

竹野内 「『破獄』のような重厚な作品から、『勇者ヨシヒコ』シリーズのようなシュールな作品まで、引き出しが多いイメージがあります。そして、基本的にすごく挑戦的ですよね。考えさせられるようなドラマを積極的に制作しているイメージなので、今回やっとテレビ東京さんのドラマに初めて参加させていただくことができてうれしかったです」

── 上戸さんは、テレビ東京に対してどんなイメージをお持ちですか?

上戸 「制作の方たちが信念を持ってこだわっているイメージがあります。自分たちが作りたいものを追求しているので奥深い作品が多いですよね」

── 撮影現場はとても楽しそうな雰囲気だったようですが、撮影中に発見したお互いの意外な一面などありましたか?

竹野内 「上戸さんとは『流れ星』(フジテレビ系)以来7年ぶりの共演なんですけど、この作品でも豪太郎と祐里が誤報を出してしまったのが7年前という設定で。その歳月を考えると、ちょっと感慨深いものがあるんですけど。7年前を振り返ると、すごく可憐な表情を見せる時もあれば、芯の強さがギュッとあるように見える時もあって。今、7年がたって、よりその芯が良い意味で強くなられているように感じましたね」

「ミッドナイト・ジャーナル」出演の上戸彩が発見した竹野内豊の意外な一面とは?「全部見透かされるカウンセラーの先生みたい。竹野内セラピー!(笑)」

── 上戸さんは、いかがですか?

上戸 「意外な一面…(と考え込む)」

竹野内 「ガウンを着てブランデーを回して座っているような?(笑)」

上戸 「一番最初はそんなイメージでしたね!」

竹野内 「実際はそういうイメージとは真逆の人だと思うんですけど」

上戸 「そうなんですよ、今思えば(笑)。実は昔から通っているトレーニングジムが一緒で。共演させていただく前だったので“ブランデーを片手に持たれている”イメージで、話しかけてはいけないオーラを感じていたんですけど、7年前に初めて共演させていただいた時に『全然違う! こんなに優しい方だったんだ』と分かりました(笑)。この7年間も、ちょこちょこ連絡を取らせていただいていましたもんね。心配してくださったりして…カウンセラーみたいな存在ですね」

── まさかのカウンセラーなんですね!?(笑)。

上戸 「全部見透かされているような感じです(笑)」

── 具体的にどんなアドバイスを受けたんですか?

竹野内 「逆に、自分の方がカウンセリングをしてもらっている気が(笑)」

上戸 「いやいや(笑)。常に『大丈夫?』と気にかけてくださって、連絡をくださるんですよね」

── 見守ってくださっているんですね!

上戸 「そうです! カウンセラーの先生のような(笑)。竹野内さんが演じているからこそ、すごく器の大きい男性である豪太郎の深みや良さを感じたんだと思います。新人の岡田に対してもしっかり愛がありますしね。新聞記者って世間から見た時に偏見もあったりすると思うんですけど、いろんなイメージがある中で、豪太郎は真っ当な付いていくべき人だと思いますね」

── 竹野内さんは、カウンセラーという意外な一面が明かされましたが(笑)。

上戸 「嫌ですか?(笑)」

竹野内 「ありがとうございます(笑)」

上戸 「竹野内セラピー!」

竹野内 「なんだそれ(笑)。『声聞いてると眠たくなる』とはよく言われます」

上戸 「電話していると寝ちゃいそうですね!」

竹野内 「でも、上戸さんと電話で話したのって1回か2回だよね?」

上戸 「私もはっきり覚えてます! 私がプライベートで沖縄にいた夜と…(笑)」

竹野内 「その時は話してないよ! メールじゃない?」

上戸 「話しましたよ! 酔っていたんじゃないですか?(笑)」

「ミッドナイト・ジャーナル」出演の上戸彩が発見した竹野内豊の意外な一面とは?「全部見透かされるカウンセラーの先生みたい。竹野内セラピー!(笑)」

── ドラマでは、豪太郎と祐里が「これがジャーナルだ!」と信念を持って行動すると思うのですが、お二人がお持ちのゆるぎない信念があれば教えていただけますか?

上戸 「貫けるほどの信念て難しいですよね。年齢とともに考え方も変わってくるし、だんだんこだわりもなくなってきて…」

竹野内 「そうだね。自分が信念を貫くことでそれが逆に誰かを困らせたりということを考えたりすると、どっちの選択肢を取ったらいいのかということもあるので、大人になったらなかなか難しいですよね」

── それでは、「こういうふうに生きていきたい」という理想の生活像などはありますか?

上戸 「穏やかに…(笑)」

竹野内 「本当にそうですね! ストレスなく、穏やかに生きたい(笑)。ストレス解消法は、温泉です!」

上戸 「宿に泊まるんですか?」

竹野内 「それベストですね! 時間がなくて行けないけど…。でも、日帰りでも行っちゃえばいいのか! 森林浴もやれるところがいいなあ」

上戸 「私はホットヨガか、ジムですね! さっき話していたジムに、最近4年半ぶりに行きました」

竹野内 「行ったんだ!!」

上戸 「筋肉をつけに行こうかなと思って。何も変わっていなかったです!」

── 鍛えるのお好きなんですね!

竹野内 「上戸さん、ストイックなんですよ」

上戸 「そんなことないです(笑)。当時は、すごい量のご飯を食べていたので、その分動かなきゃって走って燃焼していたんですけど。ホットヨガに切り替えたら、食欲も良い具合に収まって精神的にも安定しました」

竹野内 「筋力を維持できてるって言ってたよね! ジムでトレーナーさんが一緒だったんですよ。で、上戸さんに『どんなメニューやってるの?』と聞いたら、ニヤッと笑って『本当にできます?(笑)』って言うから、『やるよ!』と言って、やったら本当に結構キツかったんですよ。一生懸命頑張ってポーカーフェースでいたんですけど(笑)、一通り終わって『大丈夫ですか?』って上戸さんが声かけてきたから、『このメニュー本当にやってるの?』と聞いたら、『軽々やってますよ~!』って、そこでまた笑われて(笑)。とにかくすごいストイックな人だなと思ったんですよね」

上戸 「ジムでまた待ってますね(笑)」

「ミッドナイト・ジャーナル」出演の上戸彩が発見した竹野内豊の意外な一面とは?「全部見透かされるカウンセラーの先生みたい。竹野内セラピー!(笑)」

── すてきなエピソードありがとうございます。最後に、改めてドラマの見どころを教えてください!

竹野内 「ドラマでは、真実と偽りとが交錯する物語の中で、職務を全うする人。職務を越えて、自分の歩む信念を貫き通そうとする人。さまざまな人間の温度差が、個性豊かなキャストの方々で映し出されています。ぜひ最後までご覧いただきたいと思います!」

上戸 「なかなかこういうドラマに出合えないので、出演させていただきうれしく思います。ドラマでやるのがもったいないほど、映画のような重厚感のある仕上がりになっています。皆さんの心の深い部分に何かを届けられるといいなと思います」

【プロフィール】

竹野内豊(たけのうち ゆたか)

1971年1月2日生まれ。東京都出身。 ドラマ「この声をきみに」(NHK総合)、「グッドパートナー 無敵の弁護士」(テレビ朝日系)、「素敵な選TAXI」(フジテレビ系)、映画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」「彼女がその名を知らない鳥たち」などに出演。5月12日から映画「孤狼の血」が公開予定。2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演。

上戸彩(うえと あや)

1985年9月14日生まれ。東京都出身。 ドラマ「アイムホーム」(テレビ朝日系)、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)、映画「昼顔」「テルマエ・ロマエ」シリーズなどに出演。劇場版第22弾「名探偵コナン ゼロの執行人」が4月13日公開、ドラマ「太陽を愛したひと~1964 あの日のパラリンピック~」(NHK総合)が今夏放送予定。

【番組情報】

「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」 
テレビ東京系 
3月30日 午後9:00~10:48

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)
撮影/蓮尾美智子



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