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「デッドストック」主演の村上虹郎に独占インタビュー! 思わず本音を暴露!? 「大陸は好きな役なのに、後半は演じるのがつらかった…」

 金曜深夜に戦慄(せんりつ)の映像で涼しくしてくれた「デッドストック~未知への挑戦~」。後半はガラッと内容が変わって、常田大陸(村上虹郎)の母・忍(中村優子)の死の真相が明らかになるなど、ますます目が離せませんよね!

 ということで、大陸を演じた村上さんを直撃! 大陸の役柄や、ホラー作品について、また気になるこれからの見どころをお伺いしました!

──ツイッターを見ると、ファンの方が「怖いけど虹郎くんを見たいから頑張って見てる!」という反応をされていましたね!

「ファンの皆さんには、“怖さ”と“僕”を良い感じのバランスで見てほしいです(笑)。基本的には、ホラー作品が好きな方もそうでない方も楽しめるような本格的で新感覚もあるホラードラマになっていると思います」

──そのようなファンの方たちにおすすめの見方はありますか?

「とにかく音が素晴らしく怖いんです! 見ていると、『怖いシーンが来そうだな』と分かる音楽が随所にちりばめられていて。 だから、音で予知して『ここで来る!』という時に、画面から顔をそむけるのを推奨します。人間の勘をもっと研ぎ澄ませたら、みんなできるはず!」

──日常で人間の勘を研ぎ澄ませることってあまりないですもんね(笑)。

「今回はそこを研ぎ澄ませていただいて(笑)」

──村上さんご自身は、普段ホラー作品は見るのですか?

「怖いから見ないです。見てしまうと、結構引きずるんです。精神的に弱くなっている時に、前に見たホラー映像を思い出しちゃうと困るじゃないですか? なので、結構避けている部分はあります」

──大陸の役柄は、最初はつかむのが難しいと言われていましたが。

「どの役でも、撮影初日に向けて自分の状態を調整していくのですが、今回は1クールのドラマなので、やっぱり役をつかむのには時間が掛かりました。特に母親との関係を演じるのが難しかったです。それ以外は、やりやすい役で、好きでした」

──大陸のどういうところが好きでしたか?

「伸び伸びできる役柄だったので、怖がり方など面白がって演じていました」

──そこは割と村上さんの演じたいようにやられていたんですね!

「そうですね。ドラマの後半は、展開が変わってくるので精神的に『きついな』という感じでした。あの撮影はきつかった…」

──私も台本を読ませていただいたんですけど、いきなり急展開じゃないですか!?

「最終的にそこに行くんだという!」

──前半と比べると、すごい展開ですよね。 後半部分の台本を読まれてみての感想はいかがでしたか?

「台本が出来る前から、ある程度話の流れは聞いていたんです。『ボスに美濃部(我妻三輪子)という女性が出てくるから』と言われていて。『美濃部は何系の役ですか!?』と聞くと、『超能力者』だということで驚きました。さらに最終回(9月29日放送)には本物の超能力者(“清田くん”こと清田益章さん)も出てくるので、ぜひ皆さんにも楽しみにしていただきたいです」

──読んでいても、すごい世界ですもんね。まさかあんな終わり方になるなんて…。

「なんとなく予想はしていましたが、この役を演じるのが急につらくなっていきました。もちろんそれまでが楽だったというわけじゃないですが、楽しかったのになと」

──最後の方は、楽しさはあまりないですよね。切なくなってきたり…。

「結構シリアスですよね。僕も『悲劇だな』と感じました。この前、ギリシャ悲劇をテーマにした『エレクトラ』という作品をやらせてもらったのですが、それを思い出しました」

──作品が変わったんじゃないかというくらいの衝撃ですもんね。

「そうなんです! 特に最終回は、見ないとその世界を体験できないくらい規格外です。ジャンル外!!(笑)」

──それでは、最後に、あらためてドラマの見どころを教えてください!

「僕らは、いろんなものにおびえて、そこから学ぶことがたくさんあると思うんです。そういう意味でも、本質をついている作品だと思うんですよね。本質的な“怖い”という感情について、そもそも『なんで怖いんだろう?』と。だって、ある意味思い込みじゃないですか。思わなければいいのに、“怖い”と感じてしまうということは、その人が何かを信じていたり、とらわれていたりするということ。ただ、そんな中でも怖いものを見たいから、そう思うのかもしれないなって僕は思うんです。“怖い”と信じたかったりするのかなと。こういうふうに、極端に分かりやすい答えがあるものって、僕は笑いとも似ているなと思うんです。人が笑うことに関しては、笑うまでの方程式があると思うのですが、ホラーもそうなんじゃないかなと。焦らすことが大事だったりするわけじゃないですか。『焦らされてるな、今』という(笑)。そういうところを面白がれる方が楽しいと僕は思います。あとは、最終回に向けてだんだんジャンルが変わってくる部分が見どころです! 最後まで、怖がりながらも楽しんで見てください!」

 クールな見た目とは裏腹に、とてもフランクな雰囲気を醸し出し、テンポよく答えてくださった村上さん。写真撮影の時には、「上着は着たままでも脱いでもいいですけど、どうします~?」と優しい気遣いを見せてくれる一幕も(「脱いでもらっていいですか!」と食い気味に答えた記者の要望に、しっかり応えてくださる神対応ぶりでした)。

 ラストに向けて、物語はさらに急展開を見せます! 特に最終回は、村上さんも規格外と言われていたので、これは見るしかありませんね(笑)。村上さん演じる大陸はもちろん、不思議な「デッドストック」の世界を最後までお楽しみください!

【プロフィール】 
村上虹郎(むらかみ にじろう)  
1997年3月17日生まれ。東京都出身。ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(フジテレビ系)、「仰げば尊し」(TBS系)、映画「二度めの夏、二度と会えない君」「武曲 MUKOKU」、舞台「エレクトラ」「シブヤから遠く離れて」などの話題作に出演し、多方面で活躍している。映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が9月23日公開、「AMY SAID エイミー・セッド」が9月30日公開予定。
【番組情報】
ドラマ25「デッドストック~未知への挑戦~」 
テレビ東京ほか 
金曜 深夜0:52~1:23

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)
撮影/蓮尾美智子

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