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髙橋大輔選手が生涯現役宣言!「ナチュリエスペシャルトークショー」リポート

 イミュ株式会社が展開するスキンケアブランド「ナチュリエ」が主催する髙橋大輔選手のトークショーが4月21日に都内で行われました。この日は抽選によって選ばれた約400人以上のファンが集結。大いに盛り上がったトークショーの模様をリポートします。

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 司会者からの「フィギュアスケート界の現役レジェンド、唯一無二のアスリートにして表現者、髙橋大輔選手です!」という紹介を受け、髙橋選手が登場! 拍手と大歓声が沸き起こりますが、髙橋選手は「先ほどエレベーターを間違えしまい、皆さんの前に先に出てしまったのに、こんなに盛り上げていただいて…」と照れ笑いを浮かべて、ハプニングを告白。髙橋選手らしさあふれる第一声に、ますます会場のボルテージが上がります。

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── 最近はいかがお過ごしでしょうか?

髙橋「最近はテレビのお仕事をさせていただいていて、やっと4月で落ち着くかな、という感じです。久々に現役スタートする前のような3カ月間を過ごし、懐かしいなと思っています」

── プライベートは充実されていますか?

髙橋「変わらず…(苦笑)。充実しているのか、していないのか分かりませんが、楽しく過ごしています」

── 楽しく過ごしていることがお肌のツヤにも表れていますね! 髙橋選手はナチュリエの「ハトムギ保湿ジェル」を愛用されているとのことですが、どういったところがお気に入りでしょうか?

髙橋「それちょっと(コメントを)用意していなかったので…(照笑)。つけてもさっぱりしていて、朝シャワーを浴びた時に(肌の)しっとり感を感じて、これだけ(保湿ジェルの効果が)残っているんだな、と感じます。つける時はさっぱりしていても、ちゃんと保湿してくれるところがすごく気に入っています。お値段もちょうどいいので…(笑)。何も気にせずベタっと(たくさん)付けられる、愛用させていただいております」

── 以前アイスショーで月に6個も「ハトムギ保湿ジェル」を使われているというお話していましたが…。

髙橋「この冬はめちゃめちゃ乾燥していて…。朝晩たっぷりつけていたらすごい数になっちゃいまして…。10個以上…(観客からどよめきが上がる)。それぐらい、いつも使っています」

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── 昨年、現役復帰をされました。現役復帰の会見をしない、という可能性もあったとか。

髙橋「あらためて『現役復帰します』というのが恥ずかしくて…。いろいろな理由の中での現役復帰で、皆さんが思い描くような“アスリートの現役復帰”ではないところも少しありましたし。引退の時も(メディアの)皆さんが取り上げてくださったので…『しれっとやれないのかな?』とマネジャーさんに相談したら『さすがにそれはできないんじゃないかな』と言われて、『じゃあ、“座り”はなしで“囲み”みたいな感じでお願いします』と言いました(笑)」

── 現役復帰の報告に、一番びっくりされたのは誰でしたか?

髙橋「トレーナーさんとマネジャーさんですね。『うそでしょ!?』みたいな、言葉にならない感じで…。(長光)歌子先生は『復帰してほしい』という気持ちがずっとあったみたいで、こっちが面白くないくらいサラっとしていました(笑)。もうちょっとびっくりするかな、と思ったんですけど」

── ファンの反響は届いていましたか?

髙橋「すごく喜んでくださっている、というのは耳にしていました」

── ソチ冬季オリンピックで髙橋選手のファンになった方、引退後にファンになった方もいると思います。

髙橋「僕の現役時代を知らない方とかもいたので、そういう方も『(試合を)見れるのがうれしい』と言ってくださって…(言葉が出なくなる)。…もう少しラフに聞いてください…緊張してくる…(照笑)」

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── けががあり、’18-’19シーズンのプログラムは近畿ブロック選手権2018で初披露となりました。会場に入った時はどんな気持ちでしたか?

髙橋「ブロック大会(への出場)自体が10年以上ぶり(?)ぐらいでしたので、受付の仕方とかを忘れていて、初めてブロック大会に出たような感じでした(笑)」

── すごい歓声とたくさんのバナータオルでしたね。

髙橋「全然(バナータオルが)目に入っていなくて…(苦笑)。緊張しすぎていたのもありましたし、お客さんを見る勇気もなく…。ジャッジの方の目も見られなくて…圧に負けそうな感じでした。フリー終わった後にやっと上(観客席)をちゃんと見られたかな。(バナータオルを)振ってくれてるんだな、とびっくりしました」

── 手応えはいかがでしたか?

髙橋「全然なかったです(苦笑)。フリーがボロボロだったので…。フリーの前に右膝が痛くなり、6分間練習でルッツ、フリップが跳べなかったりとか、アクシデントがあったので、出来としてはやはり…。フリーなんてほぼ全滅ですからね(苦笑)。ショートはその前の日に織田(信成)くんがジャパンオープン2018ですごい点数を出したので『やめてくれよ』って思いながら(笑)。『負けていられない』という気持ちでショートはなんとかいけたのですが、フリーまでもたなかったな、と。メンタルの弱さが出てしまいました」

── ’18-’19シーズンのプログラムは、安定のショート、挑戦のフリーという印象を受けました。

髙橋「(フリーを振り付けた)ブノワ(・リショー)さんは(以前の)世界ジュニア選手権で初めてお会いしました。(プログラムを)どうしようかなと思っていた時に、『4年ぶりの現役復帰なので挑戦してみよう』『新しいことをやってもうまくいくか分からないけれど、それもありかな』と思い、(初めてタッグを組む)ブノワさんにお願いしました。(演技時間の長い)フリーは早く作っておいたほうがいいということで、(その時)スケジュール的に空いていたブノワさんに(苦笑)。振り付けのオーダーの仕方も忘れていて、困りました」

── ショートプログラムはデヴィッド・ウィルソンさんの振り付けです。

髙橋「デヴィッド(・ウィルソン)とは一度しかやったことがないので、またやりたいな、と思っていました。もう1回作ると約束しながら、引退してしまったので…(苦笑)」

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── 西日本選手権2018ではショートプログラムの衣装が変わりました。

髙橋「元々、色の組み合わせ(の候補)が2タイプあったのですが、(これまで)白をあまり着たことがないので挑戦してみるか、ということで(最初は)白を作りました。生地はすごく良いのですが、滑った時に風を含んで太く見えるので変えました」

── ナチュリエさん的には、きっと新衣装のカラーは「ハトムギ保湿ジェル」の色に合わせてくれたんだよ、と…。また、一説によると(髙橋選手とサポート契約を結ぶ)スカイコートさんの色かもしれないと(笑)

髙橋「そういうことにしておいてください(笑)。ごめんなさい、今の説明はなしで…(笑)」

── 西日本選手権2018では見事、優勝されました。

髙橋「(’18-’19)シーズン3試合の中で、一番うれしかったです。100%の出来ではなかったけれど、やってきたこと、結果がうまくハマって優勝できて…。純粋に表彰台の真ん中に上れる喜びを久々に感じられました」

── 関西大学で練習されていたそうですね。後輩たちからアドバイスを求められましたか?

髙橋「中村優くんとかはたまに『どうやって踊ってるんですか?』と話を聞きにきてくれましたが…そんなにないですよ。逆に、僕が結構みんなに聞いている(笑)。細田采花ちゃんに『どうやってジャンプ跳んでるの!?』って」

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── そして12月の全日本選手権2018は、公式練習から絶好調でしたね!

髙橋「そうなんですよね~!(観客からも笑いが起こる)絶好調か分からないですけど、ちょっと前から4回転(ジャンプ)を跳べるようになったので、どうしても『できたぞ!』というのを見せたくて。1回目の公式練習が一番気合が入っていました。もう(試合に)出なくていいかな、ってくらいスッキリしました(笑)」

── 以前は「トウループなんてこの世からなくなればいいのに」とおっしゃっていたそうですが…。

髙橋「(笑)。サルコウをやっていて肉離れを起こしたので、そこから慎重になって(サルコウを)あまりやらない時期が長かったので、もう(今シーズンには)間に合わないなと。フリップは昔1度だけ降りたことがあって、ジャンプ自体は(前の現役時代より)高くなったので、『もしかしたらいけるんじゃないかな』と挑戦したのですが、なかなかうまくいかなくて…(苦笑)。4回転トウループは考えていなかったんですが、今後、フリップ、ルッツを跳ぶのがしんどくなってきたら、一番跳びやすいトウループを習得すべきだと思い、(トウループの)トリプルジャンプから練習していたんです。いろんな人にアドバイスを聞いて練習したらすごくいいトリプルジャンプが跳べるようになったので、『ちょっと4回転やってみようかな』と思って練習したら跳べました」

── 復帰されてからの短期間で、しかもけががあった中で4回転ジャンプを成功させました。控え目にいって“天才”だと関係者の方も…。

髙橋「(笑)。天才だったら全部(4回転全種類)跳べてる気がします…。気持ちに余裕があって焦りがなかったのが一番の理由かな、と。(前回の現役時代は)焦れば焦るほどいろんなことに挑戦しすぎて、訳が分からなくなっていったこともありました。じっくり今の状況に向き合ってやっていることが、結果につながったと思います。短い期間の中でもいい練習ができていました」

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── 全日本選手権2018のショートは緊張しましたか?

髙橋「意外と落ち着いていました。4回転も入っていなかったので(トリプル)アクセルさえ決めればなんとかなるかなと。ただ右足のエッジの位置が合わなくて『気持ち悪いな』と思いながら滑っていました。次の日、(フリーまで)中1日あったので、(エッジの位置を)変えにいきました。前だったら(急にエッジの位置を変えるのは)怖くてできなかったかもしれないけれど、今シーズンは『とりあえずなんでもやってみるか』という感じでした」

── ショート2位になり、フリーは目標である最終グループの滑走でした。

髙橋「ショート2位になって『もしかしたら表彰台もいけるかも』と欲が出てしまい、すごく緊張してしまいました。懐かしいという思いと、緊張して大丈夫かなという不安と、そういう気持ちの中で戦うビリビリ感。『やっと現役っぽいな』と(笑) 」

──(ふらついたフリーの)フィニッシュの瞬間の表情が印象的でした。

髙橋「ただただ、恥ずかしかったです(苦笑)。僕もびっくりしちゃったんですよ、トウをついているつもりが全然引っかかっていなくて…。緊張していたんでしょうね。2本目のアクセルを降りて、『これでイケる!』と思い、次のルッツ-オイラー-サルコウでしたっけ?」

── オイラーも初挑戦でしたね。

髙橋「あれ(オイラー)はやらなくてよかったんですね(苦笑)。3回転(サルコウ)を降りたと思ったらコケちゃっていて動揺して、次の二つくらいのジャンプがボロボロで、その後もへなちょこで…。で、最後はダサい終わり方をしてしまって、『この半年間、何だったんやろ!?』って(苦笑)」

── でも、全日本選手権準優勝ですよ!

髙橋「(観客から大きな拍手)。そうですね! 次の全日本(選手権)のパンフレットに名前が入るのがうれしいです。今後はないかも…」

── 髙橋選手は“生涯現役”と伺っていますので、ずっと名前が載り続けると思います。

髙橋「一応、気持ちはそういうつもりで…。現役をやるとお金がかかるので、さじ加減がありますが(笑)、気持ちとしては滑れなくなるまで、ベストを尽くしていきたいです」

── 金メダルの宇野昌磨選手と、銅メダルの田中刑事選手と3人並んでの表彰台がステキでした。

髙橋「場違い感がありましたけど…(苦笑)。いろんな世代を超えて…」

── 昭和、平成、令和と時代を生き抜いていますね。

髙橋「本当ですね(笑)。“唯一昭和生まれのスケーター”みたいなテロップが出たらしく、友達がスクショ(スクリーンショット)していました(笑)。でも特別感があって、テンションが上がりました。『絶対、平成には負けねぇ!』って」

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── あらためて、’18-’19シーズンはいかがでしたか?

髙橋「すごく充実していました。こんなにストレスを感じなくていいんだろうかって、悩みがなくていいのかな、と逆に不安になるというか…。それくらい充実した1年でした。すごく楽しかったです」

── ファンの方との絆も深くなったと思います。

髙橋「ある意味、信頼できたというか…(言い方が)おかしいかな!?(笑)安心…いい意味で信頼関係ができたというか。ボキャブラリーがなくてうまく説明できないのですが、『(僕もやりたいことをやるので、やりたいように)応援してください!』」(大きな拍手)

 髙橋選手の充実ぶりと、髙橋選手とファンとの絆が存分に感じられるトークショーは、和やかな雰囲気のまま幕を閉じました。

 トークショーの中で’19-’20シーズンのプログラムについて聞かれた髙橋選手は「そろそろアップテンポやらないとできなくなってしまうので…。アップテンポ系にしようと思います」と宣言。どんな新たな髙橋選手の演技が見られるのか? 新プログラムの発表を心待ちにしましょう!


<関連情報>
ナチュリエ|イミュ 
公式HP:http://www.imju.jp/shop/c/c1040/

スカイコート創立50周年プロジェクト「D-color」 
公式HP:https://www.d-color.tokyo/

「氷艶 hyoen2019 -月光かりの如く-」 
公式HP:http://hyoen.jp/

「KISS&CRY」とは?
「KISS&CRY」シリーズは、日本のフィギュアスケーターの皆さんをフィーチャーし、その「戦う」姿、「演じる」姿を合計50ページ超のグラビアでお届けしています。つま先から指先・その表情まで、彼らの魅力を存分に伝えます。また、関連番組テレビオンエアスケジュールも掲載。テレビの前で、そして現地で応援するフィギュアスケートファン必携のビジュアルブックです。
Twitterアカウント:@TeamKISSandCry



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