完全保存版TVドラマガイド【2019年冬】

特集

ゾンビが来たから人生見つめ直した件

1月19日 スタート NHK総合 毎週土曜 午後11:30~深夜0:00

キャラクター紹介

  • 小池みずほ(石橋菜津美)
    生きる目標もなく、何となく日々を過ごすアラサー女子。夫・智明の浮気が原因で現在別居中。高校時代の友人・美佐江の家に柚木と共に同居している。
  • 君島柚木(土村芳)
    みずほと美佐江の高校時代からの友人。美佐江の家で2人と同居中。明るくポジティブな性格。アルバイト先のスナックで知り合ったヤクザと付き合っている。
  • 近藤美佐江(瀧内公美)
    みずほと柚木の高校時代からの友人。しっかり者で生真面目な性格。実は、みずほと柚木に隠している秘密がある。
  • 小池智明(大東駿介)
    みずほの高校時代の先輩。東京でみずほと再会して結婚するが、浮気が原因で別居中。浮気相手と結婚するため、みずほに離婚を迫っている。

出演者

石橋菜津美/土村芳/瀧内公美/大東駿介 ほか

スタッフ・音楽

作:櫻井智也/演出:梛川善郎/演出:中野亮平/演出:野口雄大/制作統括:松川博敬/プロデューサー:尾崎裕和

概要

石橋菜津美扮するアラサー女子が“ゾンビ”によって生きる意味に気付くコメディー

ゾンビが大量発生した地方都市を舞台に、石橋菜津美、土村芳、瀧内公美らが扮するアラサー女子の姿を描く社会派ブラックコメディー。生きる目標もなく、地元の同級生・君島柚木(土村)と近藤美佐江(瀧内)と共に毎日を過ごしてきた小池みずほ(石橋)が、突如現れて人々に襲い掛かり増殖するゾンビを前に、自らの生きる意味に気付いていく。「ゾンビ」=現代を生きる私たちの危機と不安の象徴と捉えて、劇作家・櫻井智也が現代日本の諸問題をあぶり出す、完全オリジナルのジャパニーズ・ゾンビドラマ。みずほと別居中の夫・小池智明を大東駿介が演じるほか、渡辺大知、阿部亮平、葛城ユキ、原日出子、岩松了らが共演する。

記者会見情報

NHK総合の連続ドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」の試写会が行われ、主演の石橋菜津美、共演の土村芳、瀧内公美、大東駿介、渡辺大知が出席した。主人公・小池みずほ役の石橋は、「ゾンビ役の皆さんのメークがリアルで怖いんです。しかも見慣れてくると、街で普通にゆっくり歩いている人までゾンビに見えてくる。日常にまでゾンビが根付いてしまいました」と苦笑いでゾンビ漬けの日々を送っていることを明かした。ドラマは、ある地方都市で大量発生したゾンビに、みずほと君島柚木(土村)、近藤美佐江(瀧内)のアラサー女子3人組が立ち向かう社会派ブラックコメディー。ゾンビとの戦いの中で、彼女たちの隠されていた欲望がいびつな形で吹き出し、現代社会の諸問題をあぶり出していく。

  • 楽しみでもあり、自分と向き合うようで怖いなとも思いました(石橋菜津美/小池みずほ)

    みずほという役は“生”に執着がない役で、私も何のために生きているか明言できないタイプの人間なので、楽しみでもあり、自分と向き合うようで怖いなとも思いました。日々、自問自答しながら撮影しています。現場では、周りのゾンビに笑わないよう堪えることに集中している日もあります(笑)。ゾンビ役の皆さんのメークはリアルなので、慣れるまではすごく怖かったのですが、日常にゾンビが根付いてしまって、普通の人までゾンビに見える状態です。ゾンビを演じている大東さんと渡辺さんを見ていると楽しそうなのですが、声を発さないお芝居で面白くするのは難しいんだろうなとも思います。こちらは笑わないように我慢しているんですけどね(笑)。ゾンビに囲まれたコンビニで不倫を問い詰めるシーンでは、「美佐江はこうなんだよね?」と伝えていただけなのに、ぶつかり合っているように見えたかもしれません。私自身はゾンビが視界に入っていないのでそんなに意識することはなかったのですが、他の3人にとっては後ろにゾンビがいる中での緊迫したシーンなので、比べ物にならないくらい集中していたと思います。

  • 大東さんと渡辺さんがタッグを組むと、ものすごい破壊力があります(土村芳/君島柚木)

    明るく元気いっぱいの役はほぼ初めてです(笑)。現場では、毎回こんなに楽しくていいのかと思うくらいなので、その楽しさも画面から感じ取ってもらえたらうれしいです。ゾンビの世界観にハマる人が続出することを期待しています。ゾンビ役の大東さんと渡辺さんがタッグを組むと、ものすごい破壊力があっていつも笑ってしまいます。2人が何か新しいことをしようと作戦会議している姿を見てニヤニヤしています。柚木は基本的に空気が読めないですし、みずきと美佐江の緊迫した状況の中でも、美佐江に寄り添っているようで、言っていることはデリカシーのない言葉ばかりです。美佐江への理解を示したいがために余計に追いつめるという空気の読めなさが、演じていて心が痛かったです。

  • “お気に入りのゾンビ”を選んでもらえる作品でもあると思います(瀧内公美/近藤美佐江)

    宣伝動画では「ニッポン×ゾンビ」「不倫×ゾンビ」「仁義×ゾンビ」となっているので、どんなドラマなのかと思いますよね(笑)。私自身もどんな作品なのかと思いながら現場に入りましたが、とにかく脚本が面白いので、皆さんにどのように届くのか楽しみです。ゾンビ役の方たちは身体能力の高い方が多くて、ダンスをやっている方もいてすごく個性的です。“お気に入りのゾンビ”を選んでもらえる作品でもあると思います。あと、ゾンビメークをするとテンションが上がって何でもできるとも耳にしたので、演じていて楽しいんだろうなと思っています。コンビニで不倫を問い詰められるシーンでは、私はゾンビが見える方にいたのですが、シーンに集中するようにしていました。でもセリフだけを見ると、美佐江はひどいことを言っているんですよね。やり過ぎると嫌われるとも言われたのですが、どう言ったって嫌われるだろうと(笑)。その調整に戸惑っていたので必死でした。(私たちの様子を)後ろのゾンビがスマホでずっと撮っていたのは日常でもあり得るなと思って。ゾンビも現代人なんだなとさりげなく感じました。

  • 自分が自分でなくなってしまうことに向き合わされました(大東駿介/小池智明)

    NHK初のゾンビドラマということですが、ジャンルで言えばホラーなのにすごく笑えます。でも、最終話まで台本を読んだ時に、別の意味で恐怖を感じました。脚本のセリフ回しがなまめかしいというかアドリブのように繊細な人間の言葉ばかりで、その分演じている側は、この世界観で本当に生きているようです。自我が失われるというか、自分が自分でなくなってしまうことに向き合わされた、新しい感覚のゾンビものです。脚本に「ゾンビには生きていた時の個性が残る」と書いてあったので、そういうディテールみたいなものを大切にしました。日常生活にゾンビがいたらと考えるアプローチがたまらなく楽しかったですね。現場ではふざけていると言われるのですが、僕たちがどれだけ頑張っていることか! ちょっとオーバーアクション気味にやったり、意外と考えてやっているんです。ゾンビにだって葛藤はあるんです(笑)。脚本を読んでいると、その場に僕らゾンビもいるはずなのに、忘れられたのかのように何も書かれていなくて(笑)。でもその場にいるから、描かれていない部分でもゾンビの心情を演じています。

  • 最終話の台本を読んだ時、切なくて切なくて泣いてしまいました(渡辺大知/神田くん)

    毎回笑えてグッときて、ただのゾンビものに収まらない、人情あふれるお話になっています。最終話の台本を読んだ時には、切なくて切なくて泣いてしまったくらいです。ただ僕は序盤でゾンビになってしまうので、第2話以降セリフがないのですが、最終話までしぶとく、みんなと一緒に生活をしていきます(笑)。「ゾンビ役は楽しそう」ってみんな言いますけど、むちゃくちゃ大変なんですよ。コンタクトを入れたり、ものすごく時間をかけてメークしています。今回の作品では、まずゾンビと共同生活を始めるんですが、ちょっとリアルに感じられる絶妙なところを突いています。自分の中では普通の人間の役を演じるのと同じで、1シーンごとに表現には理由を持って演じています。でもゾンビは動きたい方向ではない方に動いてしまうとか、心と体がかみ合っていないのが面白いかなと思います。ゾンビになってからも潜在的に残っている、薄れてしまっている神田の心がちょっとでも感じてもらえたらと思って演じました。今回意識したのは、これまでのゾンビ作品をいかに捨てられるか。ゾンビというもの自体を知らなかったかのように、“ゾンビっぽい”というのは排除して演じました。

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