コラム

松井愛莉、武田玲奈、中島健が臓器を演じる!? NHKスペシャル「人体」のPRドラマ「コンデラタロウ」とは?

 10月から始まったNHKスペシャルの大型シリーズ「人体 神秘の巨大ネットワーク」(NHK総合)。皆さんはご覧になりましたか? 私たちの体は体中の臓器がお互いに情報を交換することで成り立っている――そんな新しい“人体観”を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピュータグラフィックスを駆使しながら、全8回、半年にわたって解き明かしていく大型番組です。

 その関連番組としてEテレでは9月に、「人体くん」第1集が放送され(第2集は年末放送予定)、番組サイト「人体WEB」では“人体ビジュアルマップ”という目玉コンテンツが展開されていますが、そんな中、ちょっと変わったPRショートドラマ「コンデラタロウ」が番組サイト内で毎月配信されているのをご存じでしょうか?

 Nスぺ「人体」を10代、20代の皆さんにも見てほしいという思いから制作されたこのドラマは、難解で不思議な体の中の世界を、“臓器と臓器の会話がもしも高校生たちの会話だったら…!?”と臓器を擬人化して描く人体学園ラブコメディーです。その擬人化した臓器の神永ジンコ(=腎臓)役を松井愛莉さんが、白鳥のうみ(=脳)役を武田玲奈さんが、永山ちょうじ(=腸)役を中島健さんが演じるほか、富田望生さん、田中偉登さん、大内田悠平さん、前田旺志郎さんら若手俳優陣がそれぞれ脂肪、心臓、筋肉、骨役を演じています。

 今回、松井さん、武田さん、中島さんの3人に、このちょっと変わったドラマについて、お話をうかがいました。

──臓器を擬人化という発想がとても面白いドラマです。出演のお話が来た時の気持ちは?

松井 「素直に面白い企画だなと思ってすごくありがたかったです。臓器の役割と人の性格が一致しているとういことで、そこまで地味な役をやったことがなかったので、すごく楽しみでワクワクしていました。(ジンコは)とても地味なのですが、裏の顔というかいろいろと思っていることがあって、そのギャップも楽しみだなと思いました」

武田 「最初に話を聞いた時は、人体のドラマって何だろうと思いました。臓器が人間になるってどういうことだろうって。でも台本を読んだら、臓器の性質が人の性格に似ていて、こんなふうになっているのかと思ったり、臓器の役割について分からないことが多かったのですが、これを通して深く知ることができた気がします」

中島 「僕は急きょ聞かされて、すぐに台本をいただいたのですが、正直、何言ってるんだろうと思いました。腸の役といわれても全然分からなくて(笑)。腸について調べた方がいいのかなと思って調べても、やっぱりよく分からなくて、顔合わせと台本読みの時までずっと不安でしたね」

──これまで人体、臓器について興味ありましたか? 撮影して発見したことは?

松井 「発見はありましたね。台本にもそれに沿ったせりふがあったので、なるほどこんな役割があるんだと思いました。腎臓を詳しく調べようと思ったことがなかったので、すごく感心しました。あまり目立たないけど、陰の司令塔として支えているというのは自分の役と腎臓の役割が重なって、すごく納得できました」

武田 「私は脳の役なのですが、脳はすごく身近な臓器で、頭にある大事な部分でもあると思います。クラスではちょっと怖い存在というか周りを仕切っている存在なのですが、台本を読んでいて確かになって思いました。のうみには取り巻きA、B、Cがいるのですが、その存在も少し気になりますね」

中島 「自分は腸の役なのですが、すごくとがった役なんです。純粋に考えても、なぜとがっているのかが理解できなかったです。演じてみて何となくの役割は分かった気はしますが、やっぱり難しいなと思いました。ただストーリーを通して、助け合っているんだなとは思いました。臓器に対して興味がなかったのですが、ストーリーを知ったうえでもう少し詳しく調べて、あの台本の内容ってこういうことだったのかって共感したいですね」

──皆さんと同世代の方にどんなことを伝えたいですか? 見どころなどを教えてください。

松井 「ストーリーはコメディーなのでテンポよく面白い感じに仕上がっていると思うのですが、1回目はさらっと見ていただいて、2回目に見直した時に臓器のことを気にしながら見ていただきたいです。そうするとまた違った視点で見ることができると思います。それと、自分も含めて若い人にもっと人体に興味を持っていろいろ知ってもらいたいですね。深く知っていくとすごく面白いですし、自分をいたわりたいなと思った時に、こういうことを知っていたらどう改善すればいいのかも分かったり、生活に生かせることがすごくあると思います。ですが、ストーリーをまず楽しんでいただけたらなと思います」

武田 「ラブコメで見やすいドラマですが、実は人体とつながった会話があったりして、そういった関係性を発見するのがすごく楽しいので、皆さんにもそこを楽しんでもらいたいです。若い人は人体についてなかなか調べようとは思わないと思うし、この年代は体に悪いこともしてしまったりもすると思うので、ドラマをきっかけにもっと体のことを気にしてほしいですね、私も含めて(笑)」

中島 「僕はラーメンばかり食べているし、お酒も結構飲むし、体に悪いものが大好きなんです。今まで体のこととか全く気にしていなかったけど、ドラマにすることで、自分は出演してちょっと知りたいと思ったので、見た方にもちょっと調べてみようかなと思ってもらえたらいいですね」

 3人もおっしゃっていたように、「コンデラタロウ」はもちろん普通の学園ドラマとして楽しめますが、何度も見直すことで、見え方、捉え方、楽しみ方が全然違ってきます。そして、ドラマを見ることで、Nスペ「人体」本編の今後のラインアップに対してこれまで以上に興味が湧いてくるのではないでしょうか。11月5日放送の第2集は、脂肪と筋肉がテーマ。なぜダイエットに失敗するのか、メタボリックシンドロームはなぜ怖いのか、その理由を最新科学が明らかにしていきます。第3集以降のラインアップは番組ホームページで確認できますので、そちらをチェックしてみてください。そして、Nスペを見たらぜひ「コンデラタロウ」を見てみてください。「人体」本編と物語が少しずつつながっていくはずです。ちなみに、体のなかで腸は“孤高の存在”だそうです。ちょうじ君がクラスメートと群れずに、いつも一人で屋上にいるのが納得できますよね。こんなふうに、ご自身でいろいろな答え合わせをすることで、また違った楽しみ方ができると思います。

NHK担当 Y・S

【番組情報】
NHKスペシャル シリーズ人体 神秘の巨大ネットワーク 
「第2集 驚きのパワー!“脂肪と筋肉”が命を守る」 
NHK総合 
11月5日 午後9:00~9:50 

  • 人体×ドラマ「コンデラタロウ」
    http://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/konderataro
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