コラム

「岡山発地域ドラマ インディゴの恋人」
見どころを紹介!

 NHK BSプレミアムで1月27日に放送される岡山発地域ドラマ「インディゴの恋人」。ジャズピアニストになる夢を諦めてデニム職人として働く主人公・原田健二(新井浩文)と、誰にも言えない悲しい過去を持つ漂泊の女流画家・野中みゆき(美波)の恋物語です。先日行われた試写会に参加してきました私が、放送を前に、深みのあるストーリーや、岡山の魅力がたくさん詰まったこの作品の見どころをご紹介します。

 まず、健二やみゆきの持つ複雑な過去はドラマの重要な部分だと思います。複雑な過去を経て、やがて人間は深みのある魅力を持つようになるのだ、といった作品からのメッセージを感じ、私は感動しました。

 主人公の健二は、シングルマザーだった姉が事故死し、姪にあたる原田紗代(山口まゆ)を育てるためにジャズピアニストになる夢を諦めました。それから8年間、1度もピアノを弾かずに岡山・倉敷で生きてきました。

 一方のみゆきは一流の画家になるという夢を追い続けています。大原美術館が実施している若手画家の支援プログラムにより、3カ月間倉敷に滞在して絵画を制作することに。みゆき担当の美術館の学芸員・江村由貴彦(片岡鶴太郎)は、もう一歩で世界に通用すると、みゆきの才能を評価しています。そのもう一歩を踏み出せない理由には、悲しい過去と、みゆきが青色にこだわる理由に関係があるようです。

 深い内容のストーリーはもちろん、岡山の景観の美しさや、特産品のジーンズがドラマにどういう効果をもたらしているのか、という観点からもドラマをお楽しみ頂けると思います。

 西日本有数の観光地である、倉敷美観地区。ドラマに登場するエル・グレコの絵画「受胎告知」を所蔵する大原美術館もここにあります。古き良き時代の街並みが残るこの場所を映しだしたシーンは非常に印象的です。また、みゆきのアトリエとして登場する無為村荘も倉敷にあります。

 ほかにも印象的なシーンの中からもう一つご紹介したいのが、鷲羽山展望台。瀬戸大橋が一望できる展望台です。健二とみゆきが美しい景色を見下ろすロマンチックなシーンに心が奪われました。必見のシーンの1つです。

 世界に誇る岡山の特産品・ジーンズもドラマに強いアクセントを加えています。デニム職人の健二と画家のみゆきに交流が生まれたきっかけの一つに、ジーンズがあります。健二はダメージジーンズの青色を魅力的に表現します。そして、画家のみゆきが絵画を描くうえでこだわっている色が青色。全く異なる仕事をしている2人ですが、ジーンズと絵画に共通する色がドラマのストーリーに大きく関わっているのです。

 皆様も是非「岡山発地域ドラマ インディゴの恋人」をご覧になって、深みあるストーリーと美しい景色に酔いしれてください!

NHK担当記者 T・S

【番組情報】

「岡山発地域ドラマ インディゴの恋人」
NHK BSプレミアム
1月27日(水) 後10:00~11:00

 

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