Next Break People

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板垣瑞生&吉柳咲良☆映画「初恋ロスタイム」で共演!

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 仁科裕貴による同名小説が原作の映画「初恋ロスタイム」に出演の板垣瑞生と吉柳咲良に、“ロスタイム”と名付けた時間の中で出会うファンタジックラブストーリーの見どころや撮影秘話を聞いた。


──脚本を読んだ印象を教えてください。

板垣 「すごくストレートだなと思いました。人に対する好きっていう気持ちがけなげに描かれていて。人が努力したらすてきなことが待っているんだなっていう、すごくキラキラした内容で面白いなぁって」

吉柳 「時間が止まるという現象はファンタジックなことですが、日常がたくさん描かれている作品なので共感できるところが多く、お話に入り込みやすいと思いました。だから台本を読み解く時に、(自分が演じる)時音がどういう子なのか想像しやすかったです」

──役を演じる時に、心がけたことはありますか?

吉柳 「時音はとても明るくて、元気はつらつな子だなと思いました。でもそれだけじゃなくて、芯が強くて、実年齢よりも大人びているところもあって。演じる時に作り過ぎてしまうと不自然なので、あまり考え過ぎないでお芝居しようと思いました」

板垣 「僕が演じた孝司は、バックボーンにいろんなことがあって、未来に対して希望が見いだせないんですよね。そんな孝司が未来に向かって進む姿ってすてきだなって思って、映画を見てくれる皆さんにも孝司が変われた瞬間をいいなって感じてもらえるんじゃないかなと思ってます。ファンタジーな要素も多いんですけど、すごくリアルに描かれているので違和感はなかったし、やりやすかったです」

──板垣さんは今作が初主演作、吉柳さんは初映像作品でもありますよね。

板垣 「そうですね。初主演をやらせてもらって、楽しみだなという気持ちはありました。今まで自分が見てきた先輩たちの後ろ姿のように、今度は自分がその背中にならなきゃいけないっていうプレッシャーはあったと思うんですけど、人に希望を与える作品なので楽しみたいなぁという気持ちのほうが強かったです。ただただ、楽しみたいというか」

吉柳 「撮影が始まる前は緊張や不安でいっぱいでした。もともと人見知りなので、撮影初日はまったく話すことができず、ずっと下を向いていて。でも板垣さんがいつも気さくに話しかけてくださったので、徐々に打ち解けることができました」

板垣 「ははは! どんどん明るくなっていって、素の感じが出てきてたよね。孝司と時音ってお互いにとって唯一無二の存在なんです。だから撮影の合間もけっこう話をすることが多くて。楽しかったねぇ…」

吉柳 「そんな、しみじみと(笑)」

──どういう話をして距離を縮めていったのですか?

板垣 「あの時(吉柳が)中学2年生だったから、『何がはやってるの?』とかですね」

吉柳 「何がはやっていたのか…流行についていけてない部分が多過ぎて(笑)」

板垣 「すごい大人びていて。学校のこととかも聞いていたので、頑張ってほしいなって。ちょっとお兄ちゃんに近い感覚がありましたね」

吉柳 「本当に兄のようで。私が泣くお芝居がなかなかできなくて苦戦していた時も、『今まで、どんなことで悲しかった?』という感じで声をかけてくださって」

板垣 「大変だったね!」

吉柳 「カメラが回ると緊張しちゃって、なかなか涙が流れなくて。カットがかかった瞬間、悔しくて泣いてしまいました」

板垣 「泣く芝居を突然やれって言われてもすぐにできるものじゃないって自分もすごく分かるから、ちょっとでも手助けになればいいなと思ってました。僕からしたら、終始ずっと時音だったので、さくちゃんは」

吉柳 「(笑)」

板垣 「あだ名をつけようねってなって、僕は“さくちゃん”って呼んでて。僕もスタッフさんが“みずきん”ってあだ名を作ってくれたのに、1回も呼んでくれないんですよ」

吉柳 「最初から変わらず、私は板垣さんって呼んでます(笑)。年上だし先輩なので、なかなか呼びづらくて」

板垣 「呼んでほしかったよー。話は戻るんですけど、さくちゃんは映像作品は初めてということで、何色にも染まってない時音としてそこにいてくれてる感じがすごくして、それが時音に合っていたし、現場で一緒にお芝居をさせていただいて、初めてのことがたくさんあるのに、すごくしっかりした方だなと思いました」

吉柳 「助けていただいたことは忘れません!」

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──板垣さんは料理のシーンで苦労したそうですね。

板垣 「プライパンで返すのは練習してうまくいったんですよ。でも、野菜を切っているシーンも撮影したのにカットされていて。包丁は苦手だなってやってても思いましたし、うまく包丁を使わなきゃいけないっていうので手が震えてました(笑)。撮影の後、ちょっと料理をするようになって、スクランブルエッグとかめっちゃ作りましたよ。スクランブルエッグだけは、絶対誰にも負けないなっていう自信があります!」

──孝司はお弁当を作ってくれますが、お弁当を作ってくれる男子はどうですか?

吉柳 「ありがたいですね。私自身は食べる専門です」

板垣 「料理できるとモテますよ」

吉柳 「そんな急に(笑)。でも、料理はお母さんの手伝いをするくらいで苦手なんです」

板垣 「一緒だねっ!」

吉柳 「包丁を使うのが苦手で。手を使わないでこうする(片手で振り下ろす)タイプです(笑)」

板垣 「何それ、おのかなんか?(笑)」

吉柳 「気合いで切ろうとするので(笑)」

──では最後に、将来目指す役者像を教えてください。

吉柳 「今後は、幅広い役を演じられるような女優さんになりたいです。悪役やヒロインの恋敵はいつかやってみたいです」

板垣 「ナチュラルにね(笑)」

吉柳 「ナチュラルですか(笑)。今回演じた時音は、真っすぐでピュアな女の子だったので意地悪な役にも挑戦してみたいなと思います」

板垣 「僕は、目標として海外に行きたいなと思っていて。いつになるか分からないですけど、海外で活躍できる役者さんになりたいです。そのためにも、たくさんのすてきな作品にいろいろ関わって、成長していきたいなと思います。何でもできる役者でいたいなっていうのはすごく自分の中であります」


【プロフィール】
板垣瑞生(いたがき みずき)
2000年10月25日東京都生まれ。蠍座。A型。主な出演作に、映画「ソロモンの偽証」(’15年)、「響-HIBIKI-」(’18年)、「ホットギミック ガールミーツボーイ」(’19年)。今作「初恋ロスタイム」のほか、「超・少年探偵団 NEO-Beginning-」(10月25日公開)や「ゴーストマスター」(12月6日公開)など、待機作が控える。ボーカルダンスグループ・M!LKのメンバーとしても活動中。
吉柳咲良(きりゅう さくら)
2004年4月22日栃木県生まれ。牡牛座。B型。「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン PURE GIRL 2016」でグランプリを受賞。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」(’17年)で注目を集める。映画「天気の子」(’19年)ではヒロインの弟・天野凪役の声優を務めるなど、話題作に出演。’20年1月上演の舞台「デスノート THE MUSICAL」では弥海砂役で出演予定。
【作品情報】
Next Break People
「初恋ロスタイム」
9月20日全国公開

仁科裕貴による同名小説を映画化。無気力な浪人生の孝司(板垣)はある日、自分以外の人やモノが突然静止してしまう不思議な現象に遭遇する。困惑した孝司が予備校を抜け出すと、そこには自分と同じように動くことができる少女・時音(吉柳)が。2人は毎日1時間だけ訪れるこの現象を「ロスタイム」と呼び、楽しむようになっていくが…。
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取材・文/加治屋真美 撮影/島田香





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