Next Break People

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神尾楓珠&小野寺晃良☆配信中のドラマで親友を演じる仲良しな美男子俳優2人が登場!

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 配信中のYouTube連続ドラマ「主人公」で、高い共感能力を持つ“エンパス”の大学生・原純太を演じる神尾楓珠と、純太の親友で同性愛に目覚めて葛藤する濱口大介を演じる小野寺晃良。今作で4度目の共演となり、プライベートでも仲良しという2人に、ドラマの見どころや2人の関係性などについて聞いた。


──YouTubeで配信されるドラマということで、感想を教えてください。

神尾 「テレビでもインターネットの配信でも、ドラマであることに変わりはありませんが、違いがあるとしたらインターネットだと気軽に見られることですよね」

小野寺 「YouTubeで配信されることに加えて、クラウドファンディングによって多くの人が支援してくださった作品でもあるので、ある種の責任を感じています」

──初めて台本を読んだ時の印象は?

神尾 「良い意味で“重い”という印象でしたね」

小野寺 「うん、“重い”よね。いろんな登場人物が出てきて、さまざまな悩みが露呈していく。だけど、気が休まるシーンも挟まれていて、そのバランス加減が絶妙じゃない?」

神尾 「そうだね。強制的に自分と向き合わされて、さまざまな決断を迫られる大学生の就活の時期の悩みを、回りくどい形でなく表現しているよね。物語はシビアだけど、同世代の役者ばかりがそろっていたから、カメラが回っていない時間は本当に“仲間”みたいだったな。あとは、晃良がメーキングを撮っているカメラに“そんなに映りたがる?”っていうくらい映りたがる(笑)」

小野寺 「確かに! 脚本とメーキングを担当していた森永(直人)さんとすっかり親密になっちゃったから、カメラを見かけると子犬のように付いて行っちゃったんだよ(笑)」

──お二人は今作で4度目の共演ですが、お互い新たな発見はありましたか?

神尾 「共演は多かったけど、ここまで親密で、真剣に関わり合う役を演じたのはこれが初めて。だから妙に恥ずかしかったけど、『あれ? こいつ、こんな顔するんだ』という発見もあって楽しかったです。高校時代からプライベートでも晃良とは仲がいいけど、その時にも見せたことがない顔だったから…」

小野寺 「あらためて言葉にされると恥ずかしいな…」

神尾 「悩みを打ち明ける時とか、泣くのを堪える時とか、『こういう顔をするんだ~』って」

小野寺 「冷静!(笑)。僕は、親友役が楓珠くんで良かったよ。実際に心の距離感が近いおかげで、自然と役に入れたから。だからこそ、思いがけない顔を見せちゃったのかも(笑)」

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──お互い、役と自分に近い部分はあると思いますか?

神尾 「僕と純太は全然違うと思います。純太は共感能力の高い“エンパス”という設定だけど、僕は純太ほど大人しくないし、むしろ僕より晃良のほうが共感能力は高いんじゃないかな。晃良は感受性が豊かで、いろんなことに気が付くタイプだし」

小野寺 「そうかもね。楓珠くんは、どちらかというとドライ。だから役と性格は、お互い正反対かもね」

神尾 「晃良は、“明るいエンパス”! ムードメーカーみたいなところもありつつエンパスみたいな部分もあるから、もはや最強」

小野寺 「なんかすごい人になっているな、僕(笑)」

──神尾さんは、役に対して共感できる部分はありましたか?

神尾 「正直言って、僕にはどの登場人物の悩みも自分には経験がない感覚なんですよね。就活もしたことがなくて、同性愛者でもなくて、外見のこととか、空気が読めない、恋愛がうまくいかないというような悩みもなくて…。というより僕自身、普段悩んだことがないんですよ。なので逆に、自分のことではないと割り切って演じることができた気がします。ただ、周りにはドラマに出てくるような悩みを持つ人がいるので、そういう人たちの気持ちは分かるし、共感できます」

──友人の悩みを思い描いて、共感して演じたということでしょうか?

神尾 「そうですね。そうなると、僕、実は無意識的に“エンパス”なのかもしれませんね(笑)。日本人の5人に1人は“エンパス”らしいですし、純太ほどの憑依型ではなくても、ちょっと人の気持ちが分かりすぎちゃう程度の人も“エンパス”に分類されるんだとすれば、僕は“しょぼいエンパス”なのかもしれません」

小野寺 「さすが、演じたことがあるから“エンパス”というワードを使い慣れているね」

──小野寺さんは、大介に共感した部分はありますか?

小野寺 「大介はLGBTに関する悩みを抱えた設定ですが、自分が目を背けてきた部分を含め、自分を誰かに受け入れて欲しいという気持ちが大きくて、それが大介の場合は同性愛者だったということ。そういう意味では、誰もが抱える可能性のある悩みだと思いました。だから、共感できますね」

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──プライベートでも2人は交流があるとのことですが、普段はどんなふうに過ごしていますか?

神尾 「だいたい、ご飯に行ったり」

小野寺 「あとは、カラオケ」

神尾 「行くね~!」

小野寺 「でも、せっかく今回こんなにガッツリ共演したんだから、今度一緒に温泉とか行けたらいいよね」

神尾 「いいね。免許も取ったし、ドライブしながら行きたい。ただ、僕は普段ほとんど旅行はしないんですけどね。たぶん行ったとしても、ホテルから出なさそう」

小野寺 「もったいない! でも、大丈夫。僕は出掛けるのも、部屋にこもってトランプ三昧でも、どっちも大丈夫なタイプだから。あとは、共演を重ねてついにここまで距離の近い役を演じられたんだから、次は家族…兄弟とかを演じたいと思わない? それか、宿敵とかも面白そう!」

神尾 「そうだね」

──では最後に、今後の見どころを教えてください。

神尾 「周りの気持ちを感じ取って苦しむ純太ですが、終盤にかけて自分の抱える悩みにも向き合い、ラスボスのような存在に立ち向かおうと一歩踏み出すので、そういったところも楽しみにしてほしいですね。重いお話ではありますが、基本的には前に向かって進んでいくし、最終的にはそれぞれのキャラクターが自分なりの生き方をきちんと見つけていくと思います」

小野寺 「受験や就活のような人生のターニングポイントは誰にでもあって、見たくない自分を見たり、他人に理解されない苦しみを感じることもあると思います。そういうことから目をそらして、お茶を濁してすり抜けられたらと思ってしまいがちですが、やっぱり、きちんと自分で考えて足を踏み出したことは、どんなことでも人生の宝物になるもの。僕らと同世代の視聴者の方も多いと思うので、この作品を見ていただいて、皆さんが次の一歩を踏み出すきっかけが生まれたらいいですね」



【プロフィール】
神尾楓珠(かみお ふうじゅ)
1999年1月21日東京都生まれ。水瓶座。O型。ドラマ「HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O」がHulu、dTVで配信中。映画「HiGH&LOW THE WORST」が10月4日、「転がるビー玉」が今年公開予定。舞台「里見八犬伝」が10月14日から上演。
小野寺晃良(おのでら あきら)
1999年7月16日神奈川県生まれ。蟹座。B型。「連続ドラマW アキラとあきら」(WOWOW)、ドラマ「アンナチュラル」(TBS系)、「都立水商!~令和~」(TBSほか)で神尾と共演。映画「ひだまりが聴こえる」(17年)やドラマ「賭ケグルイ season2」(TBSほか)、「映画 賭ケグルイ」(19年)などにも出演。
【作品情報】
Next Break People
YouTube連続ドラマ「主人公」
YouTube
月曜 午後6:00更新

高い共感能力を持つ純太(神尾)や、池田勇次郎(長谷川慎)との同性愛に目覚める大介(小野寺)ら、悩みと向き合う大学生を描く青春群像劇。第3話(9月16日更新)では、中曽根真也(竹財輝之助)から臨床心理士について話を聞いた純太。一方、大介は勇次郎との関係について真剣に考える。(全6話)
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取材・文/井上佳子 撮影/亀井重郎 ヘア&メーク/津谷成花 スタイリング/三上由希子





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