コラム

北川景子がデビュー15年にして新境地「指定弁護士」に挑む!【前編】

 北川景子さんが初の弁護士役を演じる「ドラマスペシャル 指定弁護士」(テレビ朝日系)が放送されます。題材となる“指定弁護士”とは、検察が不起訴処分にした容疑者を市民による検察審議会が2回続けて起訴すべきだと判断した際に、裁判所が検察官役として指定する弁護士のこと。あまり耳なじみのない言葉ですね。私もこのドラマでその役割について知りました。北川さんは、嫌疑が掛けられながら不起訴になった衆議院議員の贈収賄容疑の真相を追い掛けるべく、指定弁護士の職務に挑む一ツ木唯を演じます。

 本格リーガルドラマとなる今作や社会派な作品への出演が続いている北川さんが、初めて弁護士役を演じた感想や共演した方々について語ってくれました!

──このドラマへの出演が決まった時のお気持ちや撮影に臨むまでについてお聞かせください。

「以前ご一緒したプロデューサーの方からいただいたお話なので、内容どうこうよりは『また声を掛けてもらった』ということで出演を決めました。今回台本を読んで初めて知る用語だったり、初めて知ることが多かったので、まずそれを調べることから始めて。役作りということでは、指定弁護士とはどういう存在なのかを最低限知っておこうと思いました。あとは、今回は一ツ木唯という女性が指定弁護士に携わって一つの裁判を終えて成長していく物語だとは思ったので、感情の部分は現場に入って(唯とバディを組む橘慎二役の)北村一輝さんとお芝居をしながら自然にやれたらいいのかなと思って臨みました」

──唯という女性に共感できる部分はどこにありますか?

「一生懸命なところがあるなと思いました。結婚して家庭があるけど自分のキャリアを大切にしていて、キャリアウーマンとしてガッツがあるっていうのはすごく共感したところです。指定弁護士を依頼された時は決意はあったけどノリの部分もあったのかなと思いますが、それがどんどん自覚が備わっていくのも素直に成長しているということだと思うので、すごく共感できました」

──実際に撮影に臨んでどんな感想を持ちましたか?

「いざ撮影に入ってみて大変だったのは、実際には暑さとの戦いで(笑)。夏に京都で撮影して、衣装もスーツを着るので…。すごく暑かったけど、『暑かったんだろうな』と思われないようにしたいっていうのがあって。暑さに思考と体力が奪われてしまうのがすごくもったいなくて、これが秋とか春だったらもっとうまくできたと自分の中でも思いたくなかったから、それが大変でした」

──印象に残ったシーンや大変だったシーン、「やってやったな!」っていうシーンを教えてください。

「大変だったのは執務室でのシーンで、全部1日で撮ったんです。唯が裁判に対して入り込んでいくところで、視聴者の方にとっても盛り上がっていく場面なんですけど、ずっと同じ場所でやっているので、そこでどうメリハリを付けてやっていくかっていうのをテーマにしていたので、それがすごく大変でした。『やってやったな!』っていうシーンは、裁判です! あれだけのせりふを覚えて、うまく言えたかなと思います」

──共演者の方の印象を教えてください?

「バディ役で一緒にやらせていただいた北村さんはどちらかというと考えて作り込んで来られるタイプの役者さんで、私はどちらかというと『北村さんがこうするならこうしようかな』と感覚的にやれたらいいと思っていました。慎二と唯が全然違うように、北村さんと私もお芝居に対する向き合い方やアプローチが違ったので、始めはどういうふうにやればいいのかなって考えたし、北村さんと話し合いもさせていただきました。初日の最後には『しっくり来てるな』っていう感じになったと思います」

──夫婦役を演じた(一ツ木隆司役の)えなりかずきさんはどうですか?

「えなりさんは私が芸能界でデビューする前にずっと子ども時代からテレビに出ていらっしゃるので不思議な感じがして、『あっ、えなりさんとなんで同じ画(え)に収まっているんだろう』っていう感じもしました(笑)。お芝居はすごく自然な方だから、自然と夫婦になれたという感じがあって。意外とすごくお似合いでした。自分で言うのもなんですが(笑)」

──そのほかに印象に残った方はいらっしゃいますか?

「(弁護士仲間・神林京子役の)羽田美智子さんとすごく久しぶりにご一緒して。前の共演した時は親子だったのに、今回は先輩・後輩役で、最初は不思議な感じだなって思ったんですけど、ふわっとしておちゃめでかわいい恭子先輩のキャラを最初から作り上げてきてくださったから、先輩に頼まれて断れなくて指定弁護士をやるっていうのがすごくリアルにできました。私が主演なんですけど、先輩の方々ばかりだから、結局のところ、そのシーンそのシーンでご一緒する役者さんが引っ張ってくださったなっていう感じがします」

──撮影中で印象に残ったことはありますか?

「太秦の撮影所で撮影できたことがすごく楽しかったです。今回ご一緒ではなかったスタッフさんとかも別の作品で入られていて、『おかえり』って言ってくださったのがうれしくて。いつも『おかえり』って言ってくれるんで、京都に帰ってこられたなっていう喜びがありました」

 取材でたくさんお話ししてくださった北川さん。後編では、2003年のデビューから15年を経過しての思いをたっぷりとお届けします!

テレビ朝日担当 K・T

【番組情報】
「ドラマスぺシャル 指定弁護士」
テレビ朝日系 
9月23日 午後9:00~11:05
 
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