コラム

「半分、青い。」奇抜なファッションのあの人に続きあの人も!? “真田カローズ”高木渉&大野泰広を直撃!

 4月2日の放送スタート以来、常に話題のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」。ストーリーが面白いのはもちろんですが、SNSで鈴木伸之さんや佐藤江梨子さん、加藤綾子さんら新キャストを次々と発表するなど、視聴者を飽きさせない仕掛けで話題が絶えません。

 そんな中、奇抜なファッションが話題となった“おしゃれ木田原”の店主・木田原五郎役を演じる高木渉さんに続き、第4週で大野泰広さんが登場することが判明。高木さんと大野さんといえば、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で真田家の家老“真田カローズ”として人気を博し、多くの根強いファンを獲得してきました。そこで、「真田丸」、正月時代劇「風雲児たち」、特集ドラマ「どこにもない国」、そして「半分、青い。」とNHKのドラマで一緒の出演作品が続いている高木さんと大野さんを直撃。朝ドラ初出演となるお二人にお話を伺いました。

──出演が決まった時のお気持ちや、演じられる役柄について教えてください。

大野 「(正月時代劇の)『風雲児たち』の取材の頃は、渉さんが『半分、青い。』に出演することを知っていたので、うらやましいなと思っていました。なので、お話をいただいた時は驚きました。マネジャーに“決まりました! 今度は井川遥さんにお仕えする役です”って言われて」

高木 「僕は大野さんから教えてもらう前に、すでに知っていました(笑)。うれしかったですよ、“大野さんも出るんだ!”って」

大野 「すみません、報告が遅くて(笑)」

高木 「僕たち一緒のシーンがないからどんな役か知らないんですよね。大野さん、どんな役ですか?」

大野 「僕は豊川悦司さん演じる秋風先生を担当する編集者・小杉役です。担当者はすぐにくびにされるといういわく付きのポジションの役です。なので、時間の問題なんです、くびになるのは。その秋風先生の側近が井川遥さん演じる菱本若菜さんでして、その菱本さんにお仕えしながら一緒に振り回される小杉って感じです」

高木 「またお仕えするの? 大杉さん」

大野 「小杉だよ!(笑)」

高木 「でも、大野さんのイメージにぴったりだよね」

大野 「(『真田丸』で)大泉洋さんにお仕えして、(『風雲児たち』で)片岡愛之助さんと新納慎也さんにお仕えして、今回は井川さん、初の女性です。僕はやっぱり誰かに振り回されるんですよね。高木さんは、放送を見ていると“おしゃれ木田原”の五郎さん役がどハマりしているなって思いますよ。あのファッションは衝撃的ですし、おいしい役だなとも思いました。高木さん、あの時代に生きてそうですもん」

高木 「いや、実際あの時代に生きていたからね(笑)。もう成人して22歳くらいだったかな、通ってきた時代ですよ。当時は何も違和感がなかったファッションだけど、今見ると懐かしいなぁなんて思いながらも時代を感じて…なんだか不思議ですね」

──朝ドラの現場はどうですか。大河ドラマとの違いはありますか?

高木 「大野さんに現場では会えなかったけど、出演する話は聞いていたので、同じドラマに出られるうれしさのなか、現場に行けば隣のスタジオでは大河ドラマを撮っていて、『西郷どん』で方言指導をしている迫ちゃん(迫田孝也さん)が顔を見せに来てくれたりして、すごくうれしかったですね。初めての朝ドラの現場で、知っている人、親近感の持てる人が近くにいるというのは僕にとってすごく心強かったのを覚えています」

大野 「確かに心強いですよね。僕も『真田丸』の時のスタッフさんがいらっしゃって、温かく迎えてもらえたのがありがたかったです。違いといえば、大河と比べると撮影のスピードが違うのかな」

高木 「やっぱり速いんでしょうね」

──高木さんは今回岐阜弁を使われていますが、苦労されたことはありますか?

高木 「岐阜弁が分からないので、ガヤ的シーンを撮る時に何か言いたくても躊躇してしまうことがあります。そんな時はテストの時に突発的に出た言葉を覚えておいて方言指導の尾関さんに聞きに行くんです。そして、そのアクセントを必死で覚えて本番でしゃべる。もはやもうアドリブではないですよね。そんな台本にないことを言って撮影を止めてしまってもいけないので、その辺は気を使いますね」

大野 「僕の場合は、方言は関係ないのですが、そういえばアドリブは一つ採用されました。写真を撮るシーンで、監督に何か言って撮ってと言われて“はい、五平餅!”って言ったのが採用されたんです。予告映像でも使ってもらいました」

高木 「やるね、中杉さん」

大野 「だから小杉だよ! 児嶋さんじゃないんだから(笑)。で、方言って例えばどんなものがあるんですか? “あいがとさげもす”とか?…それは隣のスタジオ(「西郷どん」)か(笑)」

高木 「それは迫ちゃんが指導してくれるでしょ(笑)。サンバランドのシーンの時にお酒をもらって“ありがとう”って言うときもアクセントが独特だったので、何度も“ありがとう”“ありがとう”って言いながら練習していましたね。微妙な違いがあって難しいです。でも、その土地の風土を感じる方言っていいですよね…」

──脚本の北川悦吏子さんの作品に出演されてみて、北川さんの描く世界観はどうですか?

大野 「ドンピシャですからね。数々の作品を見てきたので、まずは役者として北川さんの言葉を伝えられるというのはテンションが上がりました。あとは北川さんの描く生き生きとした80年代後半の中で、僕が中学生の頃に見ていた大人たちを演じられるというのもうれしいですね」

高木 「そこに自分の人生の接点があるというのが、すごく不思議な感じがしますね。ずっと見ていた北川さんの作品に自分が出ていると思うと感慨深いです」

──「半分、青い。」の撮影は後半に入っているようです。今後どうなってほしいですか?

大野 「秋風先生の担当者はすぐくびになってしまうようですけど、ならないといいですね。たとえくびになったとしても、なにか再就職して再登場したいです。あいつまた出てきたよって思われるような隠れキャラで、東京での鈴愛(すずめ)ちゃんを陰から見守るような役でね。あとは、せっかくだから(高木さんと)共演したいですね」

高木 「くびになったら転職して岐阜に来ればいいじゃないですか。確かスタジオのセットの中の喫茶『ともしび』の向かいに赤ちょうちんのお店があったから、そこで五平餅焼いているとか」

大野 「なるほど…って鈴愛ちゃんの家で五平餅やっているでしょ! でも、本当にくびになったら再就職キャラがほしいですね(笑)。高木さんはお父さん同士のシーンもすごく雰囲気がいいですよね。」

高木 「そうですね、ふくろう商店街のお父さん同士のエピソードは“岐阜サンバランド”の話以降ないので、またお父さん同士のエピソードが描かれたらいいですね。あと、娘の菜生(奈緒)をはじめ、鈴愛(永野芽郁)、律(佐藤健)、ブッチャー(矢本悠馬)ら子どもたちとそれぞれの家族としてもっと関わっていきたいですね。どこか切なくジーンとなったり、心がホッと温かくなったり…これからのドラマの展開が本当に楽しみ。一生懸命役を演じて心に残るドラマを作っていけたらなって思います」

大野 「五郎さんのあのファッションセンスが何かキーポイントになるかもしれないですね(笑)」

 お互い冗談を言い合いながらも、真剣に役についてお話をしてくださったおふたり。高木さんと大野さんの息の合った掛け合いで、お二人の仲の良さを改めて感じることができました。なかなかお二人のシーンを見ることができませんが、いつかご一緒のシーンがあるといいですね。

 ちなみに大野さんは、高木さんの役衣装姿に衝撃を受けたと同時に、昭和の世界観にテンションが上がって、髪形はこんな感じ、週末はディスコに行っているけど全然モテない…というような“小杉像”を監督と相談しながら作っていったそうです。そんな裏設定も楽しみながら、小杉さんの登場に注目してください。

 そして、高木さんと大野さんは4月29日に長野県上田市で開催される「第36回 上田真田まつり」のスペシャルパレードにも参加するそうですので、そちらもぜひチェックしてみてください。きっと笑顔で迎えてくださるはずです。

NHK担当 Y・S & どん!

【番組情報】
連続テレビ小説「半分、青い。」 
NHK総合 
月~土曜 午前8:00~8:15ほか 
NHK BSプレミアム 
月~土曜 午前7:30~7:45ほか
 
キーワード

関連記事
PAGE TOP