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「少年寅次郎」初恋相手にデレデレする姿はもはや寅さん!うわさの“大寅”井上優吏にインタビュー

 11月2日放送「少年寅次郎」(NHK総合ほか)の第3回では、車寅次郎が成長し、藤原颯音くんから井上優吏くんへとバトンタッチされました。小寅から大寅になったわけですが、藤原くんが大きくなったら井上くんになっちゃうんじゃないかと思うくらい、違和感がなかったですよね! しかも、中学生になった寅次郎の初恋が描かれ、初恋相手のさとこ(森七菜)にデレデレしている姿やさとこに好きな人がいると知って落ち込む様子は、渥美清さんが演じていた寅次郎そのものでした。今回はそんな寅次郎を見事に演じていた井上くんのインタビューをお届けします。

──車寅次郎を演じてみていかがでしたか?

「無邪気な感じもあるんですけど、大人っぽいところがあって1人で抱え込んじゃうことが多くて、そういうところに苦労しました。でも、楽しいところや笑うところはしっかりできたと思います」

──印象に残っているシーンはありますか?

「失恋してしまうところや第5回で家出するところは印象に残っています」

──第3回では、さとこに失恋するところがありましたが…。

「自分が思っている好きな人が、ほかの人のことが好きで…という失恋が多くあって。本当にさとこ役の森七菜さんに恋した気持ちになっていて、本当にドキドキしながらやっていました」

──橋の上でさとこに『寅ちゃんみたいな人好きになればよかったな』と言われるシーンがありましたが、そのシーンについてはいかがでしたか?

「『好きになればよかった』ということなので、好きではなかったというか…。そういう感じに思えて、自分にもちょっと『グサッ』ときました(笑)」

──寅次郎がデレデレする姿が、渥美清さんにそっくりでしたが、映画「男はつらいよ」をご覧になったのでしょうか?

「映画『男はつらいよ』も見させてもらいましたが、本当に自分がドキッとしたり、照れている部分もありました。『男はつらいよ』は、僕が見ても皆さんが見ていらっしゃるように面白く、楽しく見られるような映画でした」

──今回、寅さんのトレードマークともいえる、ほくろを付けて撮影していましたが、違和感はなかったですか?

「自分の体の一部のような感じで、付けていることを忘れちゃうくらい違和感がなかったです。ただ、付けたら何かのスイッチが入る感じでした」

──妹・さくら役の野澤しおりちゃんとの撮影エピソードがあったら教えてください。

「撮影が始まるのを待っている時にすごく話してくれました。また、折り紙を持ってきてくれて、一緒に遊んで家族のように毎日接していて仲良くなっていたので、撮影の時もうまくできたかなと思います。僕には妹はいないんですけど、さくらと同じくらいの年のいとこがいるので、そのいとこと一緒にいる感じでやっていました」

──今後、ここを見てほしいというシーンはありますか?

「恋して失恋して…というところがあるのと、第5回は最終回で展開がすごくいっぱいあるんです。家出するまでに親に反抗したり、悲しくて泣いたり、どこかに行っちゃったりとか、すごく悩んで悩んで…というところがあるので、そういうところを見てほしいです」

──母親・光子役の井上真央さんの印象はいかがでしたか?

「すごく優しくて一緒にやっていても楽しいという感じでした。第5回で井上さんをおんぶするシーンがあるんですけど、その時もすごく話をしてくれてよかったです」

──将来の夢は何ですか? またお芝居を続けたいですか?

「このままやっていけたらいいんですけど、もしダメだったら、料理が好きなので、料理人になれたらなと思っています。でも、続けられるのであれば、今みたいに面白くて笑わせるのもいいんですけど、嫌われてもいいので、一風変わった悪い役とか、悪人とかをちょっとやってみたいとは思います」

──ありがとうございました! 井上くんは今回のインタビューが初めてだったそうで、最初はガチガチに緊張されていましたが、最後には少しだけリラックスしていたようでした。

 また、演出の本木一博さんによると、井上くんは京都生まれの京都育ちだったため、東京の言葉から練習が始まったそうです。芝居を見ている限り、京都生まれだということは全く分からなかったので、記者はその演技力のすごさに驚きました。

 超まじめな性格で礼儀正しくいつも緊張した顔で静かに座っていて、ケラケラ笑いながら自由自在にスタジオを駆け回る藤原颯音くんの性格と、「足して2で割れたら…」と何度も思ったそうです。なんとなく想像できてほほ笑ましいですね(笑)。

 さらに、井上くんにはテストや本番以外の時も笑顔でいるようにチャレンジしてもらっていたそうで、そのおかげで次第に優しい男気のある寅さんの笑顔が自然と出てくるようになったとか。確かに、第3回で寅次郎がお母ちゃんの子どもじゃないと知ったさくらに対して、優しく『バカだね…お前は』という時の笑顔や言い方は本当に渥美さんのようでしたね。

 さて、そんな寅次郎が大活躍する11月9日放送の第4回では、寅次郎が中学2年になっています。父・平造(毎熊克哉)に批判的な視線を投げることがあり、母・光子は心配している様子。また、勉強はからきしですが、担任の散歩先生(岸谷五朗)の英語の授業だけは理解はできないけど好きで、ある意味子どもらしい中学生として成長しました。そんな中、散歩先生に呼ばれた寅次郎を待っていたのは生みの母・お菊(山田真歩)。果たして、お菊に出会った寅次郎はどうするのでしょうか。ほかにもほれっぽい寅次郎らしく、新しい恋にも目覚めるようですので、そちらもお楽しみに!


【番組情報】 

「少年寅次郎」
NHK総合 土曜 午後9:00~9:50ほか
NHK BS4K 水曜 午後7:50~8:40ほか

NHK担当 K・H





 
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