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コラム

「ミストレス~女たちの秘密~」長谷川京子らが試写会でも女子会開催!?

 一見普通の生活を送っている人でも、誰にも言えない秘密を隠しながら生きている――。意外と誰でもそんな一面があるのかもしれません。「ミストレス~女たちの秘密~」(NHK総合ほか)は、現代日本の女性たちが感じる“生きづらさ”や“焦燥感”と真正面に向き合いながら、「生きるとは?」「人生の幸せとは?」をテーマに、4人の女性たちのスリリングで、ミステリアスで、ロマンチックな物語を描く作品。原作は英国BBCの「Mistresses」。シーズン3まで制作されたヒットドラマで、その後、米国、ロシア、スロバキア、韓国でもリメーク版が制作された人気シリーズです! まるでジェットコースターのような過酷な日々を生き抜く主人公4人の生活をのぞき見できる今作の試写会にお邪魔した記者が、見どころと出演者のコメントをお届けします!

 物語は偶然の出会いで親友となった女性たち、柴崎香織(長谷川京子)、原田冴子(玄理)、水島樹里(大政絢)、野口友美(水野美紀)の4人の日々を描きます。頻繁に女子会を開いては、酒を飲み楽しく会話をし、日頃のうっ憤を晴らす4人。一見どこにでもある女性の生活かと思いきや、実は彼女たちはそれぞれ他人に言えないシリアスな問題を抱えているのです。

 医師の香織は不倫関係にあった恋人・木戸(橋本さとし)の自殺が心の重荷になり悩む日々。そんな時、木戸の息子・貴志(杉野遥亮)から、父の自殺に関係していると疑われてしまいます。しかし2人は次第に激しくひかれ合っていくことに…。不倫相手の息子との禁断の恋。これは一筋縄では行かない予感しかしませんね(笑)。

 一方、友美は、数年前に海外で消息不明になっていた夫の死亡が認められ、その保険金が支払われることになります。そんな時にある男性と出会い、久しぶりの恋の予感。化粧品会社で働くキャリアウーマン・冴子は子どもを欲しがる夫・悟史(佐藤隆太)が無精子症だと判明し、夫婦の互いの心がすれ違うなか一夜の過ちを犯してしまいます。 そして金持ちのお嬢さま・樹里。樹里は奔放な恋愛をおう歌しているところ、結婚を控えたレズビアンの女性と知り合い、強くひかれて人生初の純粋な愛に目覚めます。

 4人にはそれぞれの恋模様があり、それを見ていくだけでも楽しそうなのですが、ここまで読んでいただいてお察しの通り、すでにいろいろと荒波のフラグが…(笑)。しかも記者が拝見した第1話から盛りだくさんで、「初っ端からこれってちょっとこの後一体どうなっちゃうの!?」と興奮が止まらない作品なのです。

 試写会後には長谷川さん、玄理さん、大政さん、そして水野さんが4人そろって黒いドレス姿で登壇。美しすぎるその光景に、会場が一気に華やぎました! 長谷川さんは「抑圧的な社会の中で女性が身を縮めて生きている部分があると思っていて、それは私自身も感じることです。ドラマを見てくださる女性の方々にとって、自分の感情に素直になれる、何かの引っ掛かりになってもらえたらいいなと思います」と視聴者への思いを語ってくれました。

 水野さんは「人生を揺るがす種はいろんなところに落ちていると思います。作中の4人の女性はその種を拾って、人生の中でも大きなうねりに身を投じていきます。そんな4人が、どうもがいて、どうやって物事を終結させていくかが興味深くて、ひきつけるところなのではないかと思っています」と今作のポイントを解説。そして、玄理さんは「誰かと一緒に添い遂げるのが幸せなのか、一度でも裏切ってしまったらそれはもう愛じゃないのかとか、役を演じながら考えさせられます」とご自身の役と作品から受けた影響を教えてくれました。大政さんは「皆さんがおっしゃる通り、4人4様のドラマです。いろんな要素が入っていて、第1話はまだ序章なんじゃないかな?と思っています。これからストーリーがジェットコースターのように動いていきます!」とコメントしてくれました。

 劇中には4人が仲良く女子会をしているシーンがあり、その自然な雰囲気が印象的だったのですが、そのシーンについて長谷川さんは「リハーサルでキャラクター合わせのワークショップをしたんです。『足が一番速そうなのは誰?』とか『一番ジャニーズにハマっているのは誰?』とか。それをすることでお互いのキャラクターを理解することができて、1話の女子会の雰囲気が出せました」と、その内容を公開。ちなみに、一番ジャニーズにハマっていそうなのは、娘がいるからという理由で水野さん演じる友美になったそうです(笑)。そんな水野さんは「女4人が集まると自然と話に華が咲いて本番直前までしゃべっていました。演出部の人が『次シーンここから始めまーす…。(間があって)聞いてますかー!?」っていう感じでした(笑)」と大声で指示を出す演出部の方のまねをしながら教えてくれました! 本当に会話に夢中になっていたんですね。実際に会見でも、どんどん撮影の裏話が出てくるので全く話が尽きず、まるで公開女子会のようでした(笑)。

 今回共演した皆さんのお互いの印象をうかがうと、水野さんが「長谷川さんのしぐさや、立ち振る舞いの端々から女性らしさを感じます。白衣がすごく似合うし、毎日いい匂いがするし。しかも撮影がある中で、毎日朝5時に起きてお弁当を作っているってところがママの先輩としてリスペクトです」と長谷川さんの陰の努力を教えてくれました。朝5時起きで、さらに撮影もだなんて…。記者ならすぐに音を上げてしまいそうです。

 最年少の大政さんは「演技に関しても、母としてもどんなことに対しても先輩になるので、尊敬しかないです。こんなに『忙しいのにママなんだ!』って思うことが多くて、私は役でいっぱいいっぱいになるところで、それにプラスして家庭もあるのですごいなと思っています」と先輩への思いを告白。女性だからこそ分かる大変さがあるんですね。

 玄理さんは「最初は20代、30代、40代と分かれているなかで、女子会って言ってもそんなにみんな腹を割って話すのかな?って思っていたんですけど、いざ回を重ねていくとすごく楽しくて、年齢って関係ないんだなって思いました!」と明かしてくれました。それぞれの質問に和気あいあいとしたトークセッションで答えてくれた4人。終始明るい笑い声に包まれた会見となりました。

 会見の終盤には、今回多くあるラブシーンについての話になり、演出の片岡敬司さんが「私は男子校出身ながらも、皆さんにアイデアを出してもらいながら撮りました(笑)」と自虐もふまえたコメントをし、会場を沸かせてくれました。4人は期待に応えてくれたかどうかという質問に対しては「もう、すんごいです!」と力強く一言。きっと本当に“すんごい”のでしょう(笑)。また、今作でレズビアンの女性に恋する役を演じた大政さんは「相手が女性だと、どうやって脱がせていくと肌が奇麗に見えるのかというのを、事前に相手役の篠田麻里子さんと話して臨めて、男の方だとそういうことはやらないので面白かったです」とラブシーンの秘話を教えてくれました。年齢はもちろん立場が違う相手もあり、同性が相手のラブシーンもあり…という誰一人として同じ状況ではない今作のラブシーン。こちらも今作の一つの楽しみなポイントになりそうです!

【番組情報】 

「ミストレス~女たちの秘密~」 
4月19日スタート NHK総合 午後10:00~10:50 
4月17日スタート NHK BS4K 午後7:00~7:50

NHK担当 A・M

 
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