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野村周平と高梨臨の関係はいかに!?「結婚相手は抽選で」いよいよ最終回

「抽選見合い結婚法」によって翻弄される若者たちの姿を描いた社会派ヒューマンドラマ「結婚相手は抽選で」(フジテレビ系=東海テレビ制作)。物語もクライマックスを迎え、野村周平さん演じるモテない主人公・宮坂龍彦の成長ぶりが見えてきました。11月24日にはいよいよ最終回。これまでを振り返り、最終回の見どころをご紹介します!

◆潔癖性でオタク、女性とのコミュニケーションも苦手…“モテない青年”だった龍彦

「抽選見合い結婚法」が施行された時、その対象者の1人であった龍彦は女性とのコミュニケーションも苦手、過去のトラウマから人間不信で潔癖性、恋愛に不安を抱く青年でした。行きつけの定食屋にはマイ箸を持っていき、偶然目があった同僚の女性社員には思い切り避けられてしまい…。そんな龍彦は実際に見合いが始まって、他の対象者たちがうまく話し始めている中でも、相手の女性と会話すらしないまま断られてしまうこともありました。

◆見合いを重ねるうちに「抽選見合い結婚法」に違和感を覚えるように…

 そんなモテない龍彦が、見合いを重ねるうちにあることに気付くように。それは、“いろんな事情を抱えた人がいる”ということでした。単に「結婚をしていない男女」が対象になり、結婚をすることが良しとされるこの法律の下では、苦しむ人もいたのです。必ずしもみんながみんな異性と恋愛をして結婚することが幸せであるわけではないのだと知り始めた龍彦。“人を傷つける法律なんてあっていいのか”と疑問を抱き、その思いをネットに書き込みます。

◆奈々との出会い

 そんな時、龍彦の5回目のお見合い相手となったのが冬村奈々(高梨臨)。すでに2回のお見合いを断り、テロ撲滅隊行きにリーチのかかった奈々は、龍彦に対して即見合いを断られるよう振る舞いますが、そんな作戦もよそに、美人を前に緊張した龍彦は自分を断ってくださいと身を引く始末。まさかの展開に動揺した奈々は引くに引けず、龍彦と連絡先を交換してしまい…。2人は後日お好み焼き屋さんで再会。潔癖性を乗り越えるように促される龍彦、そして奈々は徐々に本音で話せるようになっていきます。

◆法律改定のために動きだす龍彦、奈々との関係も…

 友人の北風祐輔(松本享恭)からゲイであることを打ち明けられた龍彦。性的マイノリティーの社会的現状を知った龍彦は、法律の被害者をこれ以上増やさないようにとの思いが募ります。そんな思いは法律の改定案上申書となって、内閣府特命担当大臣・小野寺友紀子(若村麻由美)に届くまでに。やがて「ASBE」という団体まで立ち上がり、「抽選見合い結婚法 目安箱」というSNSアカウントはマスコミにも取り上げられます。奈々とは再会し、自らの悩みを打ち明けて涙を流される場面も。信頼し合える関係が築き上げられ始めたのかと思いきや、お見合いを断ってほしいと奈々からのお願いが…。

 そしていよいよ最終回。法律の施行から1年あまりが経とうとしていた頃、龍彦は「ASBE」の中心メンバーとして動いていました。潔癖性も徐々に克服し、コミュニケーションも取れるようになった龍彦は、集会で自分の思いを表現するよう頼まれましたが、そんな勇気はありません。しかし、ある日偶然奈々と再会し、人間不信の根本と向き合っていないことを指摘され…。

 これまで「抽選見合い結婚法」での出会いを通して成長を遂げてきた龍彦。その中でも奈々との出会いは彼に大きな変化をもたらしました。このドラマは、龍彦の成長物語だけではなく、“結婚することが幸せだ”と当たり前に考えられ、その型に無理やりはめ込まれてしまう若者の様子から、社会の多様性や個の尊重を考えさせられる物語だったのではないかと思います。自分の意見を行動に移し、社会を変えようとする龍彦の姿は視聴者の私たちにも何か力をくれたような気がします…! 果たして彼らはどうなるのでしょうか? 最後までお楽しみに!

フジテレビ担当 M・F

【番組情報】

「結婚相手は抽選で」(最終回) 
土曜 午後11:40~深夜0:35

 
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