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コラム

“あのかわいい子は誰?”「半分、青い。」で大注目の永野芽郁の幼なじみ・奈緒に直撃インタビュー

 放送スタート以来、次々と魅力的なキャラクターが登場するNHK連続テレビ小説「半分、青い。」。そんな中、物語が幼少期から高校生に移った第3週以降、話題を集めている人物の一人がヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の幼なじみで、ポニーテールと笑顔が印象的な木田原菜生役の奈緒さんです。鈴愛がこばやん(森優作)と出会った第4週では、ブッチャー(矢本悠馬)に「あの2人(鈴愛と律)は、なにかがあったらどうにかなるかもしれん。と私は、常々にらんでいました」と空気を読んであえて2人にさせたり、こばやんとのデートに失敗した鈴愛に「さて、スズメの何がいけなかったでしょう?」と冷静に問いかけたりと、鈴愛を見守るお姉さん的キャラかと思えば、衣装に憧れて入った弓道部の引退試合では、隣の的に命中させてしまうちょっとドジな一面もあったりと、とにかくかわいい菜生の人柄に、“菜生ちゃんかわいい”“あのかわいい子は誰?”などと、SNSなどで話題になり、菜生というキャラクターと、その菜生を演じる奈緒さんに注目が集まっています。今回、そんな奈緒さんを直撃。役についての思いや撮影エピソードなど、お話を伺いました。

──朝ドラ出演が決まった時のお気持ちはどうでしたか?

「報告してくれたのがマネジャーさんなのですが、あんなにうれしそうな顔を見たことがなかったです。信じられない気持ちとほっとした気持ちがごちゃ混ぜで、まだ実感が湧かなかったので、身近な人が喜んでくれている状況がうれしかったのを覚えています。そして最初に報告したのは母です。親子で信じられない気持ちでいたので“とりあえず一晩寝なさい”って言われました(笑)」

──役名も同じ“なお”です。

「もうなんか運命ですよね! 運命だなって本当に思っていて、オーディションを受けた時から、やっぱり名前が一緒なのですごくやりたいっていう気持ちがありました。出演が決まって、撮影でもなお(菜生)って呼ばれて、撮影以外でもなお(奈緒)ちゃんって呼ばれて、とても不思議な気持ちですが、自分の名前がすごく好きなので素直にうれしいなと思いました」

──木田原菜生はどんな人物だと思いますか? 演じるうえで大切にしていることはありますか?

「(幼なじみの)4人でのシーンが多いのですが、最初は監督が菜生のイメージがまだ固まっていないとおっしゃっていたので、鈴愛、律、ブッチャーとの4人でいるときの空気感で決まるのかなって思っていました。ホームページなどでは菜生はしっかり者のキャラクターとして紹介されていますが、本を読むとわりとおてんばだったりして、初めてのシーンが終わった時も矢本(悠馬)さんに“菜生ってこんなにアホでいいの?”って言われました(笑)。でも監督は“それでいいんだ”って言ってくださったので、あとはただただ鈴愛ちゃんが大好きで、幼なじみの4人でいる時間が好きだっていう気持ちを大切にしていこうと思いながら演じています」

──菜生と自身の似ているところはありますか?

「自分の話よりも人の話を聞くのが好きなところは自分に近いのかなとは思いますが、どちらかというと(菜生は)自分とは違っていて、例えば恋の話とかも、私は友達が言ってくるまで自分からは聞かないのですが、菜生は自分からいくのでそこは面白いなと思いました。ちょっとおせっかいなところが鈴愛の鈍感さとマッチしていて、そこが菜生のいいところなのかなと思います。律がほかの女の子とくっつきそうになった時も、実は裏で一番ハラハラしているのは菜生なんじゃないかなって思うんです。鈴愛ちゃんが全然わかっていないから(笑)」

──菜生にとって鈴愛はどんな存在ですか?

「私にも菜生にとっての鈴愛と同じような関係の友達がいるのですが、会っていなくても常にその人の存在が自分の強さになるような関係なのかなと思うので、いてくれるだけで心が強くなれる存在です。鈴愛が東京に出るときは、菜生がいるんだということが鈴愛にとってどこか支えになってくれたらうれしいし、私も、鈴愛が東京で頑張っていると思うことで地元に残って頑張れるような、お互いそんなふうに思える存在だったらいいなと思います」

──撮影現場での様子や、幼なじみ役の永野さん、佐藤さん、矢本さんの印象は?

「芽郁ちゃんとは、2人の空間がすごく居心地がよくて、演じ終わったあとに2人で“今のすごく気持ちよかったね!”と自画自賛し合ったりして楽しくやっています。佐藤さんはすごくお兄さん的存在です。困ったら“佐藤さん、どうすればいいですかね?”って目で訴えかけると“大丈夫だよ”って答えてくれてそれで安心できる、そんな方です。矢本さんは現場に入って一番話した人で、すごく楽しくて、演じるうえで頼りがいがあるので“自由にやってみよう”って思える方です。なので、2人はとても頼れるお兄さんです。4人で和気あいあいとたわいもないおしゃべりをしているので、その雰囲気がそのままお芝居にも反映されているといいですね」

──脚本の北川悦吏子さんが描く世界観はどうですか?

「“これ朝ドラでやるんだ!?”って思うようなシーンが結構あって、そこがすごいなと思っています。朝ドラは少し年齢層が上の方が見ていると聞きますが、それが私と同年代だったり現役高校生たちが見ても、これまでの朝ドラとは違うドキドキやわくわくを味わえるのかなと思います。しかも、描かれる舞台が自分のお父さんお母さん世代のというのがすごく面白いなと思います。本自体がすごく楽しくて、読んでいると“北川さんどんなこと考えているんだろう”って思っちゃうんです(笑)。今後の展開もどんどん変わっていくと思うので、4人の関係も面白く変化していけばいいなって思います」

──鈴愛が東京で出会うユーコ(清野菜名)は“生涯の親友”になっていきます。奈緒さんとして台本を読んだ時のお気持ちは?

「やっぱり“どうしよう”って思いました。鈴愛に新しい親友ができてしまう…と思って。最初は、そこをあまり見ないようにしようと思うくらい戸惑いが大きかったのですが、実際にユーコとのシーンを読んでみると、ユーコってすごくいい子なんです。だから、岐阜(での出会い)ではないので、東京で(鈴愛は)すごくいい子と出会えたんだなって、菜生にもユーコと一緒のシーンがあればいいのにって、今はそう思えます」

──最後に、今後楽しみにしていることや見どころなどを教えてください。

「やっぱり『おしゃれ木田原』の行方は気になりますよね。お父さん(高木渉)とお母さん(池谷のぶえ)の衣装を見た時は、私が“本当の”おしゃれ木田原にしなくてはという使命感みたいなものを感じました(笑)。でも、菜生も結構服装が派手なんですよね。ちゃんとお父さんの影響を受けているみたいで。私自身も古着が好きなので、どこかで紹介したいなと思うくらい菜生の衣装は毎回楽しみの一つです。なので、今後のおしゃれ木田原にぜひ注目してもらいたいですね。それから、私は誰と結婚するんでしょうか?…菜生に今後恋愛要素はあるのかどうか、その辺は気になるところですし楽しみです!」

 作中での笑顔が印象的な奈緒さんですが、インタビュー中も変わらぬ笑顔で役への思いを語ってくださいました。奈緒さんの今後の活躍に期待したいですね。

 そんな奈緒さんがこれまでの撮影で特に印象に残っているシーンは、卒業式のあとに幼なじみの4人でお好み焼きを食べるシーンと東京に行く鈴愛を見送るシーンだそうです。そのシーンが登場する第6週(5月7日~12日)。漫画家になるため秋風羽織(豊川悦司)に弟子入りすることになった鈴愛と、大学への進学が決まった律は、共に東京に行くことに。卒業式を迎え、鈴愛、律、ブッチャー、菜生ら4人が離れ離れになる日が近づき、ひとり地元に残る菜生は、今まで秘めていた心の内を口にします。そして、晴(松雪泰子)と宇太郎(滝藤賢一)が娘の旅立ちを思い、寂しさを募らせるなか迎えた出発の日。愛する家族らに見送られ、涙で岐阜をあとにした鈴愛は、バブル真っただ中の東京に到着。早速、秋風の事務所である「オフィス・ティンカーベル」を訪ねますが、そこで待ち構えていたものは…。

 鈴愛はいよいよ東京での生活がスタートしますが、オフィス・ティンカーベル、なんだか一筋縄ではいかなそうな気がするのは私だけでしょうか。今後の展開が気になります。が、その前に、高校を卒業して離れ離れになる“梟会”の4人。別れを前に、菜生が今まで秘めていた思いを吐露するシーンは必見です。卒業と同時に誰もが経験する別れ。4人の姿を見て、皆さんも一度は経験したであろう“あの頃”の思い出にひたってみてはいかがですか。

NHK担当 Y・S

 

【番組情報】

連続テレビ小説「半分、青い。」 
NHK総合 
月~土曜 午前8:00~8:15ほか 
NHK BSプレミアム 
月~土曜 午前7:30~7:45ほか

 
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