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コラム

「正義のセ」原作者・阿川佐和子×吉高由里子ら豪華キャスト特別座談会!

 吉高由里子さんが主演を務めるドラマ「正義のセ」(日本テレビ系)が先日スタートしました! ベストセラー作家・阿川佐和子さんのシリーズ小説「正義のセ」を原作とする本作は、吉高さん演じる新米検事・竹村凜々子が、持ち前の正義感で事件解決に挑み、周りの人々に支えられながら成長していく姿を描く物語です。

 凜々子とバディを組む検察事務官・相原勉役に安田顕さん、先輩検事・大塚仁志役に三浦翔平さんや、同じく先輩検事・徳永太一役に塚地武雅さんなど、豪華キャスト勢ぞろいの本作。先日、物語の主な舞台となる横浜地検のセットで、阿川さん、そして横浜地検のメンバーである吉高さん、安田さん、三浦さん、塚地さんを迎えて行われた座談会にお邪魔しました!

──まずは阿川さんにお聞きします! スタジオでキャストの皆さんにお会いした今のお気持ちはいかがですか。

阿川 「光栄に思います。正直、このように映像化されるとは思ってもいませんでした。原作は原作、ドラマは別物として生き生きとやっていただきたいです。(セットを見ながら)セット、すてきね。すごい雰囲気があって」

──ではキャストの皆さん、役柄と意気込みをお伺いします。

吉高 「私が演じる竹村凜々子という女性は、失敗しながらも学んで、成長していくキャラクター。この役は難しいせりふが多くて…」

阿川 「すまんね」

吉高 「(笑)。言ったこともないせりふや見たこともない漢字が多くて。せりふをスムーズに言えない感じなんですが、凜々子と一緒に私も失敗しつつ、めげずに頑張ってワンクールやっていきたいです」

安田 「私は検察事務官の相原勉という役で、凜々子を常にサポートしつつ、行動を共にするという役柄なんです。この3カ月ね、吉高さんに引っ張っていただいて、なんとか乗り越えたいな。セットが豪華で…」

阿川 「豪華なのはセットだけなの?」

安田 「キャストもそうそうたるいい男だらけで」

塚地 「すいません、いい男やらせてもらってます(笑)」

三浦 「僕はドラマオリジナルで、大塚仁志という凜々子の先輩検事なんですけども。自分にも凜々子にも、仕事に対してものすごく厳しくビシバシとやっている先輩で、序盤は厳しさがすごく強いけど、後半に向けてちょっと変わっていくと思いますので、そこもぜひ見てほしいです。後は3カ月、吉高さんに引っ張っていただいて、楽しく現場で過ごしたいです」

塚地 「凜々子の先輩検事の徳永太一役をやらしていただきますドランクドラゴンの塚地武雅です。こういう系のドラマはだいたい裁かれる役が多かったんですけれども、今回検事役ということで、ちょっと気合も入ってますし、芝居の“シ”も分からないお笑いの“オ”の僕ですけども、視聴者の“シ”に喜んでもらえるように頑張りますの“ガ”でございます」

(全員爆笑)

──座長の吉高さんは、現場でどんな様子ですか?

安田 「吉高さんは紅一点ですからね。いらっしゃらないのと、いらっしゃるのでは全然違いますしね。とにかく愛される方」

塚地 「どういうところがですか?(笑)」

安田 「なんだろうね。他の人だったら“おお、ふざけるなよ”というところも、吉高さんがやると明るくなるというかね。今回、福山雅治さんが担当される主題歌のタイトルが『失敗学』というし、ドラマも失敗からたくさんのことを学んでいって、そして成長していくというテーマですが、いい意味でね、完璧な座長の座組は、バイプレーヤーとしてはちょっと厳しいんですよ(笑)。吉高さんが完璧じゃないとは言ってません(吉高「完璧じゃないです」)。過ちを犯すこともある。それがね、逆に座組としては和気あいあいとする原因じゃないかな。別に吉高さんが毎回失敗してるわけじゃないですけどね(笑)」

塚地 「吉高さんは、とにかく気取ってらっしゃらない方で、それに尽きるというか、本当に間違えたら、『あー間違えた』って感情を剥き出しでやってくれるから、こちらも笑って『そこ、間違えてたよ』と言える」

安田 「わーっと華があって、現場がわーっと明るくなるんです。自然体で、天真らんまんで」

塚地 「ずっと笑いながら撮影してます!」

三浦 「しかもちゃんと巻きますもんね(笑)」

──それを受けて吉高さんはいかがですか?

吉高 「本当に後でポケットからお金を渡さないと(笑)」

塚地 「お願いします」

安田 「一つだけ、誰も見てないところで私の首をしめるのはやめてください(笑)」

──吉高さんにお聞きします。皆さんと共演されてみて、ギャップを感じた方はいらっしゃいますか?

吉高 「そうですね。やっぱり塚地さんは現場いらしたらムードメーカーで、こっちも心が和むというか、安心感があります。ヤスケンさん(安田)は最初のイメージだと、怖い方で冗談が通じないのかなと思ってたら、全部を受けてくださって。だから、いたずらがどんどん過剰化してきちゃってるんですけど(笑)。本当に温かく、優しくいつも付き合っていただいてます」

──いい意味でのギャップですね?

吉高 「そうです、そうです。本当に、すてきなギャップでわくわくしてます。三浦さんとはプライベートでは何度かお会いしたことありますが、お仕事現場の姿を初めて見て、同い年として、すごく格好いいたたずまいでいるなと思って」

安田 「それはプライベートと仕事でギャップがあるということなの?」

吉高 「(笑)。やっぱり格好いいねってなりましたね。先もテストでは苦戦していたせりふも、本番だとさらさらと言ってて。『やばい、私全然言えてないのに』って、プレッシャーにも打ち勝つスターだと思ったし、負けられないなと思いました」

──阿川さん、男性キャスト陣に直接会って、原作と比較してどのような印象を受けましたか?

阿川 「原作にいっぱい人が出てくるので、ドラマでは原作に出てくる人々の立場を(キャラクターに)くっつけるようにしていて、ミックスベジタブルサラダみたいなことになってます(笑)。だから、元々こういうイメージだったのが、違うというのはないんです。原作の凜々子の物語を基にして、オリジナルの3カ月のドラマに仕立て上げてくださったから、むしろ私が原作ではちょっと足りなかったなと思うところがドラマの中で、『なるほどね、こういうふうに原作もすりゃよかったかな』と思ったりする時もあるし。それは原作者としてはとても楽しいことで、うれしいことで。何がどう違うというようなことはないです。活字で書いたものの中に、私の息を吹き込んでいるつもりではありますが、実際生物として動き始めるというのはそれこそドキドキするような現象ですから。ものすごく楽しいですし。特に、いい男だらけじゃない?」

塚地 「すいません(笑)」

阿川 「本当に、活字ではなかなか(表現が)難しい空気感みたいなものが、どう生かされていくか楽しみにしております」

──阿川さんは皆さんのお芝居は見られましたか? また、出演される予定は…?

阿川 「先ほどワンシーンだけちらっと見ました。出演は、面白そうだけどやめときます。図々しいのもほどがある(笑)」

──最後に、凜々子の正義感のように、自分の中で「これだけは譲れない」というものがありましたらお聞かせください!

塚地 「そうですね。職業柄、お笑いですので、ウケることが正義と言いますか。たとえうそであろうと、『そっちの方がウケるな』と思ったら、そっちを言うみたいなことですかね。あと、僕、ジム通ってるんですよ。週3で」

吉高 「一番のギャップだよ、それ(笑)」

塚地 「3年間ぐらい通っているのに、何で痩せへんのか分からないなと思ってたら、皆さんから『食べてるからですよ』と言われて。だから食べることが正義というか、食べないとキャラクターにもならないし、仕方なしに食べてるところはあります。こういうことでよろしいでしょうか(笑)」

安田 「法に触れないということですかね(笑)。それだけはやっちゃいけない」

三浦 「人によって正義だと思ってても、人によってはそれが悪かもしれないし。“自分の中の信念”だけは譲れないですね。なんの話をしてるんでしたっけ?(笑)。譲れないことは、なるべく妥協はせずに突き進んでいきたいです」

吉高 「数字がどうあれ、見てくださる方が一人でもいる限り、尽力するということが、この『正義のセ』にとっての正義感かな」

安田 「素晴らしい!」

阿川 「数字がどうあれ(笑)、みんな楽しい現場を作って、それがご自分の次の仕事につながる時に、糧となり、力となるものにすることが大事なんじゃないかな。この間、ある小説家さんをインタビューした時に、その方と『絶対の正義というのはない』という話になって。先ほど三浦さんがおっしゃったように、それぞれの立場やものの考え方によって“正義”というものは違って。お互いに相手のことをおもんぱかったり、斟酌したり疑ったりして、そこまで思いをはせた上で自分の正義を出すというのが大事なのかなと、その作家さんの話を伺って考えました」

 撮影現場の終始笑いが絶えない、とても楽しい雰囲気。皆さんに伝わりましたでしょうか。座談会で、ドラマでのキャラクターが垣間見えた気がしますね! かわいらしい吉高さん、おちゃめな安田さん、クールな三浦さん、ムードメーカーの塚地さんが大活躍する「正義のセ」。毎週水曜午後10時からの放送です!

日本テレビ担当 P・Y

【番組情報】

「正義のセ」 
日本テレビ系 
水曜 午後10:00~午後11:00

 
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