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山﨑賢人主演「トドメの接吻」佐野勇斗、宮沢氷魚らのクランクアップに独占密着! ついに最終回、山﨑賢人は後悔を背負いながら生きていく?

 3月11日についに最終回を迎える山﨑賢人さん主演の連続ドラマ「トドメの接吻」(日本テレビ系)。3月4日放送の第9話では、留置所から脱走した並樹尊氏(新田真剣佑)から堂島旺太郎(山﨑賢人)を守るため、佐藤宰子(門脇麦)は刺されて命を落としてしまいました。宰子と「お互い幸せになろう」と“キスの契約”を結んでいた旺太郎は、並樹美尊(新木優子)を愛し幸せになろうと誓いますが、春海一徳(菅田将暉)に自らの謎を告げられ…。

「愛なんていらない」と言い続け、宰子を失うことでようやく自分に宿る「愛」の存在に気付いた旺太郎。「戻ろう」と言いながら何度も宰子にくちづけをする姿がなんとももどかしく、そして切なく、胸を締め付けられる思いの残った第9話でしたが、ここでは本作のクランクアップに密着した模様をたっぷりお届けします。

 この日は並樹グループから4人がクランクアップ。並樹乗馬倶楽部のお坊ちゃま・長谷部寛之役の佐野勇斗さん、布袋道成役の宮沢氷魚さん、美尊の母・並樹京子役の高橋ひとみさん、並樹グループの社長秘書・新井郡次役の小市慢太郎さんが、山﨑さん、新田さん、新木さんらと共に、約3カ月に渡る撮影の最終日を迎えました。


●佐野勇斗さん&宮沢氷魚さんは息ぴったり!

 ワンシーンのためにおよそ3時間をかけた撮影に突入。佐野さん、宮沢さんは緊張しているのかと思いきや…? 早速取材のカメラを見つけ、小道具を見せてくださる佐野さん。その数分後、お二人はまたしてもカメラに向けてかっこよくポーズを決めてくださいました。しかし…裏の(!?)センターは小市さん!

 並木乗馬倶楽部の副部長を務める長谷部と、その部員の布袋。そんな2人はラストシーンでも息ぴったりで、足元に何かを見つけ、同じポーズでそれを観察する場面も。ちなみにこの日の佐野さんはところどころに紫色を取り入れたコーディネートで、ちらっと見えるソックスも紫色でした。後日、佐野さんのインタビュー記事を公開しますので、そちらもお楽しみに!


●真剣⇔笑顔、表情がコロコロ変わる座長・山﨑賢人さん!

 物語は殺伐とした展開を迎え、最終回の結末が気になる本作。以前プロデューサーの鈴木亜希乃さんにお話を伺った際(※1)、主演を務める山﨑さんに「救われている」とおっしゃっていましたが、その言葉通り、山﨑さんの存在の大きさを実感させられました。

(※1)https://www.tvguide.or.jp/column/chokusou-drama/20180225/01.html

 台本を見ながら、監督と入念に打ち合わせを重ねる山﨑さんと新木さん。しかし次の瞬間には、どっと笑いの渦が巻き起こります。スタンバイ中に何度もせりふを繰り返して練習を重ねる真剣な姿も印象的でしたが、一方で、共演者の方々とふざけながら笑い合う姿も多く、そんな山﨑さんの姿勢により、現場全体が自然と笑顔になったり、また助けられたりしているのだろうなと感じられる雰囲気が伝わってきました。

 スタンバイする位置が近かった山﨑さん、佐野さん、宮沢さんは、何度も3人で円になって集まり、おしゃべりを始めていました。突然、小道具のカメラを使って山﨑さんが佐野さんを激写し、撮った写真を見ながら話をしている場面も。


●自由人!“真剣佑劇場”から目が離せない!?

 鈴木プロデューサーが「ムードメーカー」とおっしゃっていた新田さん。山﨑さんが感情のこもった長ぜりふに挑戦し、少しぎこちなくなってしまった場面では、カットが掛かると同時に新田さんが山﨑さんを優しく抱きしめることも…。そんな新田さんの“自由人”っぷりを拝見することもできました。

 そして、山﨑さんが真剣な表情になったと思えば…指相撲を仕掛ける新田さん! 勝負の結果が気になります。

 その場でひげダンス的な動きを始めたかと思えば…山﨑さんに接近!

 山﨑さんのコートのボタンに手を掛ける姿にカメラを向けていると…力強い眼力を浴びせられるカメラマン。そんな様子を見て、隣でニコニコと笑う山﨑さん。

 ラインダンスを山﨑さんの目の前で披露。その後、肩を組み踊り始めるお二人。

 音声さんが持っていたマイクの先をすぽっと抜いた新田さん、なんとご自身の鼻に装着!? そのまま新木さんの背後に近づき、気配を感じ取った新木さんが振り向いて大爆笑!

 華やかなごちそうがたくさん並ぶテーブル。おもむろに手を伸ばし、つまみ食い!?

 一方、山﨑さんは大きなチキンの丸焼きが気になる様子。長い間眺めたのち、手を伸ばすことはなく撮影に戻っていかれました。

 ほかにも、突然ピアノの音色が会場に響き渡ったと思えば新田さんが演奏していたり、どこからともなく歌声が聞こえてきたり、佐野さんに膝かっくんをしてみたり(その直後、宮沢さんも佐野さんに膝かっくんを仕掛けていました)、カーテンの間に隠れてみたりと、シリアスな役とは一変、終始楽しそうな新田さん。その明るさ、そして自由奔放さに目が離せず、記者も長時間に及ぶ取材でしたが、あっという間に時間が経ったような気がします。


●Huluでしか見ることができない“名探偵長谷部”も最後までいじられる、佐野さんの愛されぶり!

 そしてついに撮影が終了! 佐野さん、宮沢さん、高橋さん、小市さん、そして川口力哉さんが大きな拍手に包まれます。まず監督から花束を受け取った宮沢さんは、「本当に楽しい撮影期間でした。Huluの『トドメのパラレル』では勇斗を殺してしまったり、本編では賢人を殺してしまったり…。濃い3カ月でした! 皆さんのおかげです! お疲れさまでした!!」とコメント。

 佐野さんは山﨑さんから花束を受け取り「皆さんの中では僕の年齢が下の方だったので、たくさんお世話してくれてすごく楽しい3カ月間でした。甘えてばっかりでしたが、本当に楽しかったです」と述べていると、山﨑さんや新田さんから「よっ! 名探偵!」とちゃちゃが入ります。“名探偵長谷部”になりきり、笑いを誘った後、「ありがとうございました!!」と大きなあいさつと、深々としたおじぎで締めくくりました。

 続いて新木さんが高橋さんに花束を渡し、笑顔で抱き合う姿は本当に母娘のよう。高橋さんは「ここにいる家族のみんなと離れちゃうのが寂しいです。あと少し、頑張ってください。本当にありがとうございました」とコメント。最後まで美尊のそばに立ち、娘の味方でい続けた京子を演じた高橋さんですが、新木さんを包む柔らかいまなざしが印象的でした。

 そして小市さんの元へ駆け寄る新田さん。花束を渡すやいなやぎゅっと抱き合い、小市さんは「本当にお疲れさまです。素晴らしい才能に囲まれて、めっちゃ幸せでした。そしてスタッフの皆さん、連日本当にお疲れさまです。笑顔絶やさず、集中力切らさず、心を一つにして作品を作る皆さんを見ながら、毎日感動していました。皆さんとお仕事できて、うれしいです。素晴らしい仲間です! ありがとうございました!」と、熱く語りかけるようにその場にいる全員を笑顔で見渡しながら、ゆっくりと言葉を紡いでいました。


 最終回となる第10話では、宰子を失い過去に戻ることができなくなり、初めて自分自身を見つめ直した旺太郎の決断が、周りの人たちに影響を及ぼすことになります。旺太郎のように自分勝手にタイムリープを繰り返すことで、自由自在に現実を操っているつもりでも、実際は起こるべきでないことが起こっていたり、またその逆で、起こるべきことが起こらなかったりする。旺太郎が捨てた「愛」を「人の心」と置き換えて考えてみると、相手の気持ちを無視して自分勝手に突き進んだ結果、気付いた時にはもう取り返しのつかないことになっていて、ただただ後悔を背負いながら生きていくしかないといったことは、大なり小なり、誰しも経験があるのではないでしょうか。

 しかし、自分と向き合って、自分を信じて出した決断なら、たとえ失敗に終わったとしても後悔は残らないのではないかな、と思います。旺太郎が、何かを手に入れるためではなく、何かを決断したうえで、タイムリープしていれば…。宰子の死は、彼に、彼らに、何をもたらしたのか。「トドメの接吻」最終回、どうぞお見逃しのないようご覧ください。

 また、インターネットTVガイドでは山﨑さん、菅田将暉さんのクランクアップにも密着させていただきました。そちらの記事も近日公開予定ですので、どうぞお楽しみに!

取材・文/宮下毬菜 
撮影/蓮尾美智子

【番組情報】

「トドメの接吻」(最終回) 
日本テレビ系 
日曜 午後10:30~11:25

 
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