Cheer up! アスリート2020

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第一線で活躍するパラアスリートも集結! 今勢いを増す“パラスポーツ”の応援イベントに密着

パラスポーツの競技を間近で観戦! 競技やパラアスリートの魅力を存分に体験できる「BEYOND STADIUM」イベントの様子をお届け。


 パラスポーツの観戦&応援イベント「BEYOND STADIUM」を取材。多くの観客たちが見守る中、選手たちが行った試合は二つ。一つ目はベンチプレス競技のパラ・パワーリフティング。こちらは7名の選手が自己記録などに挑戦。マクドナルド山本恵理選手は一回目の試技から成功し、大きな拍手が巻き起こった。そんな彼女に、応援リーダーとして参加し、現在車いすで活動を続けている仮面女子の猪狩ともかも大きく応援。それぞれ成功、失敗はあったものの男子49㎏級の三浦浩選手は「ホントはぬる~くやろうと思ったんですけど…、本気でやらせてもらいました(笑)」と笑顔で観客に応え、イベントとはいえ、選手一同かなりアツくなっていたことを明かした。

 そして二つ目の競技は車いすでゴールへ向かってボールを運び、トライを決めるチーム競技、ウィルチェアーラグビー。対戦したのは「AXE」と「RIZE CHIBA」。ここでLittle Glee Monsterも登場し、選手たちの目の前で歌ってエールを送った。車いすのラグビーというだけあって、競技模様は迫力満点。パスをつなぎながら、車いす競技で唯一認められているタックルもあり、パワフルな戦いに観客も前のめりで応援。選手たちはトライを決めるたびに、とびきりの笑みをこぼしていた。

 競技が終わると、会場に駆け付けた小池百合子都知事と、テリー伊藤が登場。さらにブラインドマラソンの米岡聡選手やパラカヌーの加治良美選手、車いすバスケットボールの丸山弘毅選手、車いすフェンシングの安直樹選手も自分たちの競技を観客にアピール。多くの人たちがパラスポーツの観戦ポイントを学んだイベントとなった。

小池都知事も練習用のパラカヌーに挑戦。ハァハァしながら「お相撲さんが取組後に息を切ってるじゃない? 今まさにそういう状態」。

判定が厳しいパラ・パワーリフティング。バーベルを持ち上げ胸まで下ろし再び上げるまで、傾いたり途中で止まってしまうと失敗となる。

車いすは、ハードな競技に耐え得る専用の車いすを使用している。とはいえ、激しくぶつかると車いすごと転んでしまうことも。だが、そんなタックルをかいくぐり、見事な車いすさばきでトライを決めていく選手のかっこよさ!


BEYOND STADIUMとは?
パラスポーツをテレビやインターネットで見ても、選手たちに生の応援の声は届けられない。そこで作られた、パラスポーツの応援の楽しさを体感できる観戦イベント。パラスポーツの魅力を直接目の前で感じながら、競技の特徴に合わせて"最高の応援"を観客全員でつくり上げる。パラスポーツを通じみんなが個性を発揮できる未来を目指す「TEAM BEYOND」では、アーティストやアスリート、タレントなどあらゆるジャンルを超え多くの著名人が活動。

取材・文/今泉 撮影/野本佳子

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