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「逃げ恥」が「東京ドラマアウォード2017」で5冠を達成! MCの石坂浩二は星野源の“手”を絶賛!?2017/10/27

「逃げ恥」が「東京ドラマアウォード2017」で5冠を達成! MCの石坂浩二は星野源の“手”を絶賛!?

 日本のテレビドラマをはじめとする放送コンテンツを世界中にPRし、海外展開を進めることを主旨とする「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2017」のメインイベント「東京ドラマアウォード2017」の授賞式が都内で開催された。同イベントは今年で10周年を迎え、作品の質だけではなく“市場性”“商業性”にスポットを当て、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもとに、世界水準で海外に売れる可能性が高いテレビドラマが表彰される。

 作品賞それぞれのグランプリは、連続ドラマ部門「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)、単発ドラマ部門「破獄」(テレビ東京)、衛星・配信系ドラマ部門の優秀賞「弱虫ペダル」(スカパーJSAT)、「深夜食堂」(Netflix)が受賞。新垣結衣が主演女優賞を、歌手で俳優の星野源が「恋」で主題歌賞を、さらに金子文紀氏が演出賞と那須田淳氏がプロデュース賞を受賞し、社会現象を巻き起こした「逃げ恥」は、なんと今回5冠に輝いた。主人公の森山みくりを演じた新垣は、「ただただうれしいです。このドラマから新しい考え方を教えてもらいました」と感謝の気持ちを語った。また、MCを務めた石坂浩二は、「お芝居で書類を出すところとか、ダンスの時の手が良いなと思いました」と星野の手を絶賛。意外な褒め言葉に、星野も「じゃあこれからは手をもっと……!」と笑顔で答え、会場を沸かせていた。

 さらに、今年から新設された海外特別賞にはタイ、トルコ、ベトナムから作品が取り上げられ、それぞれドラマというジャンルを新たに広げる名作が紹介された。特に注目を集めたのは、日本で放送されたドラマをリメークしたトルコの「Anne」(原作は日本テレビ系で2010年に放送された「Mother」)。舞台をトルコに置き換えて描かれた現代社会をたくましく生きる女性たちの重厚な物語は、本国で最高視聴率25%を記録した。配信などさまざまな形でより世界へと広がっていく“ドラマ”というコンテンツ。今後も話題作から目が離せない。


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